タナカ・ルガー命中精度、飛距離アップカスタム

 タナカ・ルガーの命中精度と、飛距離を上げたいと思います。

 既に、他のブログでも書いてある方法なのですが、一部オリジナルのものもあるので、詳しく書きたいと思います。

カスタム方法

 ルガー純正のインナーバレル、ホップパッキンを

 WA(ウエスタンアームズ)のver3(固定ホップ)

と交換します。↓

 純正のインナーバレルとホップパッキン、これは、下からイモネジで突き上げてホップが掛かるようにしているようですが、なかなか凄い仕組みなんですね。

 WA(ウエスタンアームズ)の固定ホップは、上部がでっぱっており、しっかり弾に摩擦が掛かるので、バックスピンがしっかりと掛かります。↓

 パッキン周りにある出っ張りは切っておきましょう。

 そのままホップチャンバーに組み込もうとすると、ガタガタになってしまうので、私がカスタムでよく使う、

  マスキングテープ

をインナーバレル外周に巻いてかさ増しして、ホップチャンバーに差し込みます。(このやり方は、私のオリジナルです) ↓ 

 これで、ガタガタはなくなるはずです。

 このとき、インナーバレルと、ホップパッキンの位置も、マスキングテープで固定したほうが、インナーバレルとホップパッキンの位置がズレにくいです。↓

 (インナーバレル半周巻く程度でいいと思います。)

 マスキングテープを巻いたインナーバレルをホップチャンバーに差し込んだら、ホップチャンバーを床と垂直にしたうえで、中に刺さっているインナーバレルとホップパッキンのでっぱりが、床と平行になるように調整します。

 もし斜めになっていたら、ホップも斜めに掛かってしまいます。

 もともとあったイモネジも、しっかり締めることで、インナーバレルがしっかり固定されます。

 このイモネジを強く締めれば、ホップパッキンも上からガッチリ押されることになるので、ホップは強めに掛りますし、もう少し弱めたい場合には、イモネジも少しだけ緩めます。

 (イモネジを緩めすぎると、インナーバレルがクルクル回ってしまったり、インナーバレルが銃口から抜けてしまうので、程々にしてください)

ルガーカスタム後の実射性能

 結論としては、非常に飛距離も精度も上がりました。

 固定ホップであるうえ、

   0.25g以上の重さ

の弾を使うことが前提ですが、左右のブレは無く、まっすぐ、若しくは若干ホップが強めに上の方に飛びます。

 そこは、弾の重さで調節してください。

 目測ですが、40mはゆうに超えていきました。

 サバゲーでも使いましたが、ノーマルのルガーでは弾が届かないような位置にいる相手からもヒットもたくさん取れて、充分にハンドガンとしての役割を果たせたと思います。

欠点

 欠点は、ホップが、固定ホップになるのでホップの強さを調整できません。

 また、BB弾の重さは、0.25g以上の重さでないと、上に飛んでしまうので、まともに狙えません。

 タナカのルガーは、マグナブローバックを採用していて、ノズル先端で弾押し出してしまうため、マルイ等のメーカーのようなホップパッキンでは、銃口から弾ポロしてしまいます。

 そうならないために、強めのパッキンで弾を保持しているので、どうしても弾に強い回転が掛かります。

 そうなると、0.25g以上の重い弾を使わないと、発射した弾が浮力に負けて、かなり上の方に飛んでいってしまいます。

 0.2g等の軽い弾は、非常に使いづらいでしょう。

 例えば、0.2g以外の重さの弾の使用が禁止されている屋内フィールドなどでは、少し離れた位置の相手を狙うのは大変かもしれません。

 

WA(ウエスタンアームズ)M1911・コルトガバメント・プレ70・リアルスチールレビュー

 WA(ウエスタンアームズ)の

  M1911・コルトガバメント

  (プレ70・リアルスチール)

を、中古で購入しました。

 今回、中古ということもあり、グリップについては、おそらく

  「アルタモント製」

の物と交換されています。

 メーカー純正の物は、プラスチック?ベークライト?でできた、コルトのマークが入ったチェッカリンググリップです。

エアガンのデータ

全長:216mm

銃身長:114mm

重量:887g

装弾数:21+1発

初速:70m/s

発射方式:ガスブローバック

外観チェック

 外観を見ていきます。

 材質は、

  「HW(ヘビーウェイト)」

で出来ており、全体的に、非常にきれいに仕上がっています。

 あえて少し擦れたように仕上げてあるようで、ビンテージ感が漂っています。↓

 反対側からです。↓

 スライドオープンの状態にしてみると、きれいなアウターバレルが見えます。

 このアウターバレルは、金属で出来ており、上からメッキがされています。

 当然、バリなどもなく、非常に美しく仕上がっています。

 この状態でも、反対側から見てみました。↓

 銃口正面から見てみました。

 サイトも少し高めです。

 昔のWAのコルトガバメントと違って、左右の厚みが薄く、スリムになっています。↓

 スライドのノッチ削れ防止対策がされています。

 少しぼやけていますが、スライドストップさせる凹みに、鉄板が入っています。↓

 刻印です。

 シリーズ70とは違い、シンプルな刻印です。↓

木製グリップカスタム

 グリップを、別のメーカーの木製グリップと交換してみました。

 このグリップ、8000円ほどして高かったのですが、大満足です。

 個人的に、ガバメントは、茶色い木製グリップが一番合うように思います。↓

 スライドオープンした状態で、左側から撮影しました。

 グリップも握りやすいように最初から加工さらているのが、これまたお洒落です。

 ボブチャウ用でしょうか。↓

 スライドオープン状態で、右側から撮影です。↓

実射性能レビュー

 ウエスタンアームズのver3タイプということで、非常に命中精度が上っています。

 固定ホップということで、ホップの調整はできないため、弾の重さで調整するようです。

 個体差もあるそうですが、0.25gあたりなら、問題なくきれいな弾道で射撃することができるでしょう。

 私が所持している個体は、0.25gの弾を使用して、40mは水平に飛んでいきました。

 弾道も非常素直で、狙った的にしっかり当たります。

 更に、ウエスタンアームズのマグナブローバックにより、かなりの強さの反動があるので、撃っていてとても楽しくなります。

 他のモデルをサバゲーで一度使ったことがありますが、充分にヒットは取れるガスガンです。

まとめ

 ウエスタンアームズのM1911・コルトガバメント、凄く良かったです。

 見た目の仕上げはもちろん、言うまでもなく素晴らしいうえ、実射性能も昔と比べて大幅に上がっています。

 飾っても良いし、使ってもいい、素晴らしい商品だと思いました。

 今まで、金額的に、ウエスタンアームズの商品に手を出すことは無かったのですが、一度買ってしまうと、やみつきになっていまいます。

 私も、すっかりファンになってしまいました。

 他のメーカーのガスガンでも、メタルアウターバレルなどのカスタムパーツをどんどん組み込んでいけば、それなりの値段になってしまうことから、外観の出来栄えなどを考えると、そう高くもないような気もします。

 とにかく、今後は新品で、違うモデルを購入しようと思います。

タナカ・ルガーP06・レビュー

 タナカ・ルガーP06を中古で購入することができました。

 実物のルガーP06の詳細はわかりませんが、ルガーP08と違うのは、グリップセーフティが着いていることと、刻印に違いがあることくらいだと思います。

 購入したトイガンのルガーP06について、レビューしたいと思います。

ルガーP06の外観チェック

 とても状態がいい物を購入することができました。

 エアガンの左側から観てみます。

 パット見はルガーP08とそんなに変わりませんが、グリップに握り込むことで解除できるセーフティが付いています。

 まるで、コルトガバメントみたいですね↓

 本体の右側からです。↓

 グリップセーフティを少し大きめに撮影してみました。

 これを握り込むことで、トリガーを引いて発射することができます。

 とても繊細で、機械みたいで!美しいですね。↓

 反対側からから観てみたところです。↓

 ルガーP08とは、刻印も違います。

 鷲の刻印がされています。↓

 リアサイトです。

 左側から観たところです。

 こちら、可動するので、調整ができます。↓

 右側からです。

 右側に見えるボタンを押しながら、サイトを前後に調整します。

 (単位はわかりませんが)距離が100メートル(?)、200メートル(?)を狙う場合と変えられるようです。

 エアガンでは100メートルも飛びませんが、当たりやすいように調整するのには役に立つと思います。↓

 サイトを上から観たところです。

 100と書いてあります。

 なんの調整もしていない状態です。↓

 サイトを後ろにスライドさせたところです。

 200と書いてあり、より遠くを狙うときに使えます。↓

 トグル部分の刻印です。↓

 フロントサイトを左側から観たところです。

 サイトは、別パーツではありません。

 アウターバレルと一体になった金型で造られています。

 しかし、よくできています。↓

 フロントサイトを右側から観てみました。↓

 フロントサイト後ろ側です。

 反射防止のための横線の溝が、入っており、狙いやすくなっています。↓

 正面から観たところです。

 マズルフェイスも、こんなふうになっています。

 パーティングラインがあるのが、少しだけ残念です。↓

 本体の後ろから観たところです。↓

実射性能

 ホップパッキンとホップ調節機能に癖があり、遠くを狙う場合には弾が散ったり、下にドロップしたりするので、屋外等の広い場所で遠くを狙うことは非常に難しいでしょう。

 しかし、5m程度の的を狙う場合など、比較的短い距離の的を狙う場合には、非常に精度がいいと思いました。

 今回、ルガーP06は、限定品のようですので、サバゲーでガンガン使う予定はありませんが、屋内フィールドやCQB等の狭い場所では、狙いやすいはずです。

ガスコキU.S.M9初速アップカスタム〜Laylaxワイルドユースパッキン装着〜

 今回は、ガスコキ化した

  「U.S.M9」

の初速を上げて、少しでも飛距離アップさせたいと思います。

 (微々たる向上ですので、法に触れる速度にはなりません。)

初速アップの方法

 初速を上げるために、

  「気密を上げる」

方法を取ります。

 気密を上げることで、隙間からガスが漏れる事を防いで、ロスを無くします。

 今回は、Laylaxから出ている、

  「ワイルドユースパッキン」(ハード)

を使用して、エネルギーロスをなるべく無くすことで、初速を上げます。

Laylaxワイルドユースパッキン・ハード

 Laylaxのワイルドユースパッキンの赤色を購入しました。

 「紫色」

と、

 「赤色」

の2種類があるのですが、赤色のほうがゴムが硬く、強い回転が掛かるそうです。

 ゴムが硬い代償として、ホップレバーが曲がるなどの弊害があるという意見もあるようですが、私は、強めのホップを掛けたいので、構いません。

 開封してみました。

 色もきれいな赤色です。

 他の方が書いたレビューにも書いたある通り、硬めのゴムでできています。↓

東京マルイ・U.S.M9分解とワイルドユースパッキンの付け方

 M9を分解していきます。↓

 テイクダウンボタンを押しながら・・・↓

 テイクダウンレバーを降ろします。↓

 写真のように、テイクダウンレバーを降ろした状態で・・・↓

 スライドを前にずらすと、スルッと外れます。↓

 リコイルスプリングを外します。↓

 アウターバレルも外します。

 下から引き抜くようにすると、抜けます。↓

 アウターバレルです。↓

 指で押し広げるようにして、中のインナーバレルを抜き出します。↓

 このように抜けます。↓

 ネジを外します。↓

 ネジを外したあと、チャンバーカバーを外します。↓

 パッキンの装着は、以上です。

 組み立てについては、分解と逆の手順でやれば問題ありません。

実射の感想

 実際に、弾を発射してみました。

 使用した弾は、

   「0.25g」

です。

 ホップ自体は、結構強めに掛かるようで、0.25gの弾を使っても、浮き上がります。

 回転はかなり掛かるようです。

 初速については、数字は覚えていませんが、ノーマルよりわずかに上がっていました。

WA・ウエスタンアームズ・M1911・コルトガバメント・Series70ビンテージ

 WA(ウエスタンアームズ)の

 「M1911・コルトガバメント・ビンテージ」

を購入しました。

 映画の「ハンター」に出てくるモデルをエアガンとして再現したもののようです。

 M1911・series70にビンテージ加工を施した、非常に美しい出来上がりです。

エアガンのデータ

全長:216mm

銃身長:114mm

重量:約880g

装弾数:21+1発

初速:70m/s

材質:HW(ヘビーウェイト)

発射方式:ガスブローバック・シングルアクション

外観チェック

 外観を見ていきます。

 HW(ヘビーウェイト)でできているのですが、あえて擦れた加工をしており、ビンテージ感を出しています。

 グリップも、

  「ココボロ製」

のしっかりとした木製で出来ており、非常に美しいです。

 この色が濃い金色のコルトのメダルが輝いていて、目立ちます。↓

 反対側から撮影しました。↓

 スライドを引いた状態です、

 アウターバレルは、金属でできていて、黒いメッキが施されています。↓

 スライドオープンの状態で、反対側からも撮影しました。↓

 マズルフェイス(銃口正面)の写真です。

 大口径のアウターバレルです。

 正面も、擦れたビンテージ加工が施されています。

 金色のインナーバレルも、なんとなく合うような気がします。

 フロントサイトも、民間用ガバメントということもあり、高めに作られています。↓

 スライド側面の刻印です。

 「COLTS MKIV SERIES70 GOVERMENT MODEL 45 AUTMATIC CALIBBR」と掘られています。 

 見づらいかもしれませんが、スライドストップ用の溝に、金属板が埋め込まれており、摩耗を防ぐ役割を果たしています。↓

 チャンバーカバーにも、刻印が掘られています。

 「COLT 45AUTO MK IV SERIES70」と掘られています。

 M1911A1などは、掘られていないと思いますが、民間用のseries70には、しっかりと刻印がされています。↓

 スライドストップの摩耗を防ぐための金属板が埋め込まれています。↓

 サイトを覗いたところです。

 写真だと小さいですが、かなり見やすいサイトです。↓

実射性能のレビュー

 撃った感想です。

○反動について

 ウエスタンアームズのマグナブローバック、かなり強い反動があります。

 手にガツンと来ます。

 連射すると、照準を合わせ直すのが大変なくらいです。

 他の会社のガスブローバックとは、ひと味もふた味も違いますね。

 とにかく爽快です。

○弾道について

 結論から言えば、すーっと、かなり素直な弾道で、性能も素晴らしいものでした。

 最新のウエスタンアームズのガスガンは、SCW3と言って、内部構造が新しくなっています。

 ホップ機能は、今までの可変ホップとは変わり、固定ホップとなっていますが、弾道はかなり素直になっています。

 固定ホップなので、弾の重さで調整することになります。

 0.25gだと適正なのではないでしょうか。

 0.2gだと、かなり上にすっ飛んでいきました。

 0.28gだと、まっすぐ精密に射撃できますが、個人的にはもう少し飛距離を出したかったので、0.25gがいいと感じました。

 

 

 

マルゼン・ワルサーP38・飛距離アップカスタム

 マルゼンのガスブローバックハンドガン、

  「ワルサーP38」

を購入しました。

 このワルサーP38ですが、実物をリアルに再現しており、非常に仕上げも良いと評判が良いので、気になっていました。   

 エアガンとしても、非常に人気があり、すぐに売り切れてしまううえ、中々再販しないので、新品を手に入れることが難しいようです。

 今回、再販されたということで、新品の最新ロット(2021年現在)を手に入れる事が出来たので、さっとレビューして、カスタムしたいと思います。

マルゼン・ワルサーP38の基本データ

全長:215mm

重量:720g

材質:ABS、ジンクダイキャスト等

発射方式:ガスブローバック(アドバンスシュートシステム) 

使用弾:6mmBB弾

装弾数:12発プラス1発(本体チャンバー内)

初速:79m/秒

エネルギー:0.63J

ワルサーP38・外観チェック

 ワルサーP38の外観を観ていきます。

 ABSでできていると思いますが、つや消しがされていて、オモチャっぽさが無くていいですね。↓

 

 箱です。

 これが、2021年現在で、最新ロットです。 

 買うときの目安に↓

 外観、左側から↓

 外観、右側から↓

 セーフティ(安全装置)です。  

 写真のように、「F」→「ファイア」で発射できます。

 レバーを下に下げると、ロックが掛かります。↓

 「S 」で「セーフティ」、ロックが掛かります。↓

マガジンキャッチボタンです。

これを後ろに下げると、マガジンが抜きだせます。↓

 マガジンを抜くときは、こんな感じです。↓

 マガジンを抜いたところです。↓

 マガジンは、シングルカラムなので、薄めにできていて、弾がきれいに1列に入ります。

 1列にしか弾がはいらないので、入る弾が12発と少なめです。↓

 反対側からです。↓

 正面からです。↓

 マガジン後ろ側です。↓

 マガジンのガス注入口です。↓

 スライドオープン状態です。

 スライドオープンとメカっぽくてかなりカッコイイですね↓

 反対側からです。↓

 スライドオープン状態で、上から観てみました。↓

 ホップ調整用の穴です。

 六角レンチで、右回しで、回転が強く掛かります。↓

 フロントサイトです。

 フロントサイトは、金属製で、別パーツになっています。

 かなりきれいな仕上がりです。

 他のサイトを見ると、実物よりもフロントサイトが低く造られているという意見もあります。

 実物のフロントサイトの形はよくわかりませんが、マルゼンの物は、エアガンとして少しでも当たるように設計されているかもしれません。↓

 反対側からです。↓

 マズルフェイスです。

 ライフリングもしっかりと再現されています。↓

 正面から観た状況です。↓

 サイトを使うと、こんなふうに見えます。↓

 銃の左側です。

 刻印もしっかりしていて、これも実銃の設計とおりだそうです。↓

 本体の右側です。

 こちらの細かい刻印も、しっかりとされています。↓

ワルサーP38・命中精度・飛距離アップカスタム方法

  「戦民思想」

から、カスタムパーツとして販売されている、

  「サーベルタイガー」

を組み込みます。

 こちらは、マルゼン社のエアガン、ガスガン専用のホップアップパッキンで、飛距離が伸び、弾道も安定します。

 材質は、シリコンでできていて、ゴムとは違い、低温に強いため、寒い時期でも、パッキンが寒さの影響を受けにくいそうです。

(ゴムは、寒いと硬くなってしまい、ホップの回転にも影響が出てしまいます。)

マルゼン・ワルサーP38・分解方法(ホップチャンバー周り)

 説明を見ながら、ここまではできると思いますので、ここから記載します。

 下の写真は、アウターバレルユニットです。↓

バレルユニットのピンを抜きます。

細いドライバーなどの棒を当てて、ハンマー等で軽く叩けば抜けます。

抜いたあとです。↓

 銀色の重りと、板バネを外します。

 簡単に手で外せます。

 向きがわからなくならないようにしましょう。

ネジも外します。↓

このパーツも外します。

向きも覚えておきましょう。

銃口が左側だと、この向きです。↓

 

インナーバレルを抜く事ができます。↓

インナーバレルのCリングを外します。↓

インナーバレルの、ホップ関係が収まっている部分です。 

スライドさせれば外れます。↓

ホップ周りが見えました。

すみません、写真だと、透明のパッキンが付いていますが、本当は黒色のホップパッキンが付いています。

透明のパッキンは、戦民思想のサーベルタイガーです。↓

黒色の棒をはめ込みます。↓

 スプリングと、写真のパーツを、ホップパッキン周辺に被せます。↓

先程外した黒いパーツをアウターバレルに被せます。↓

 忘れずに、Cリングをはめ込んで、あとは逆の手順で、元に戻して、作業完了です。

ワルサーP38実射の感想

 結論から言えば、飛距離と精度は、大幅に上がったと思います。

 ホップの調整も悪かったかもしれませんが、若干ホップが強く、0.25gの弾でも、浮き上がっていました。

 しかし、2点保持のホップパッキンの効果で、左右のブレは全然ありません。

 マンターゲットなら、40mでもかなり当たりやすいと思います。

 マルゼンのワルサーP38は、燃費が悪く、冷えやすいという弱点もありますが、カスタムした物なら、飛距離、精度等の性能的にはサバゲーでも使えるエアガンだと思います。

タナカ・ルガーP08・レビュー・カスタム方法

 今回は、

「タナカワークスのルガーP08」

を紹介します。

 バレルの長さ等にバリエーションはありますが、今回は、

  ○6インチ・マリーネ

  ○8インチ・アーティラリー(ランゲラウフ)

を紹介します。

WE ルガー LUGER P08 6インチ ネイビー NAVY ガスブローバック ハンドガン フルメタルパーツセット.BK.

実銃のルガーP08について

 ・口径:9mm

 ・全長:220mm

 ・銃身長:102mm

 ・重量:870グラム

 ・使用弾薬:9✕19mmパラベラム弾

 ・装弾数:8発

 ・シングルアクション

 実銃は、元々、「ボーチャードピストル」を、「ゲオルグ・ルガー」という人が改良した物です。

 自動拳銃としては極めて古いものです。

 ルガーの製造には、熟練した者が手作業で各パーツを調整しながら、一丁ずつ組み立てており、違う個体のルガー同士ではパーツの互換性が無いそうです。

 また、部品数も多いため、戦場での砂ホコリや泥に弱く、分解にも専用の道具やネジ回しが必要なため、軍用として屋外で使用するには問題が多かったようです。

 ルガーの原型となる銃は、1983年に完成し、1904年に改良された物がドイツ海軍に、1908年にドイツ陸軍に正式採用されています。

 1938年には、ワルサーP38に軍の正式採用の座を譲っています。

 ルガーは、独特のメカニズムや、造形美等から、第二次世界大戦で戦ったアメリカ兵の間で、非常に人気がある戦利品でした。

 現在でも、コレクターの間では高値で取り引きされています。

タナカ・ルガー箱の開封と、マガジン保管方法

 箱です。↓

 箱は、シンプルですが、カラフルなパッケージよりも、この古い感じが逆に高級感があるように感じます。

 箱を開けたところです。

 通常は、箱の中にマガジンを収納する場所が無く、銃本体に収めていないと、箱に入りません。

 マガジンを銃本体に入れるには、一度スライドをコッキングをして、内部のハンマーを上げないと、マガジンが入りません。 

 つまり、マガジンが銃本体に収まっている時は、常にハンマーが上がって、スプリングが縮まった状態になります。

 私は、銃内部のハンマーが上がったままなのが嫌なので、発泡スチロールをくり抜いてマガジン収納スペースを確保して保管しています。

タナカ・ガスガン・ルガーP08・6インチ(マリーネ)レビュー

 ・値段:29500円(税抜)

 ・装弾数:15発

 ・初速:約85m/s

です。

 箱から出しました。

 全体的に、スリムです。

 ヘビーウエイトバージョンなのですが、重さは軽いです。

 このロングバレルが、カッコイイですね。↓

 動く「トグル」部分です。↓

 このトグルが、折れ曲がって、上に跳ね上がります。

 まるで、「尺取虫」のようです。

 「DWM」製の刻印がされています。

 実銃だと、DWM社で作られた物に刻印されているのですが、それがしっかりと再現されています。↓

 マズルフェイスです。↓

 しっかりとライフリングが再現されおり、リアルです。

 フロントサイトも高めで、カッコいいです。↓

 ホールドオープンしたところです。↓

 トグルが動き、次弾を装填します。

 弾切れしたときには、自動でこの状態になります。

 他のブローバックには無い動きですね。

 この動きが、「シャクトリム虫」と言われる由縁です。↓

 トグルをオープンして、上から見たところです。↓

タナカ・ガスガン・ルガーP08・8インチ(アーティラリー/ランゲラウフ)レビュー

 ・全長:320mm

 ・全高:140mm

 ・重量:700g

 ・装弾数:15発

 ・金額:34100円

 外観です。

 8インチのバレルは、約20cmもあり、ハンドガンとしては、かなり長い部類だと思います。

 バレルに、「タンジェントサイト」が付いており、実際に動かして調節することができます。

 距離によってサイトを調節して、遠距離でも狙うことができます。

 実銃では、「砲兵用」として使われ、これで遠距離の敵軍とも戦っていました。

 反対側からです。↓

 ホールドオープンした状態です。↓

 こちらも、トグル部分には、しっかりと「DWM」社で作られた刻印が再現されています。↓

 タンジェントサイトです。

 元々、カービンやライフルを持たない「砲兵用」なので、ハンドガンでも遠距離に対応できるような装備です。

 距離に応じて、サイトを調節することができます。↓

 タンジェントサイトには、数字でメモリが付いています。

 どの距離でどのメモリにするかは詳しくわかりませんが、調節ができます。↓

 実際にサイトを覗いて狙ってみると、このように見えます。↓

 サイトが小さく、精密に狙えそうですが、とっさに狙って撃つのは少し難しそうです。

 実際は、遠距離ようなので、十分でしょう。↓

 銃自体が細身でスラッとしているので、長さがありHW(ヘビーーウエイト)製のわりには、重さは軽めです。

 しかし、HW(ヘビーウエイト)の質感といい、銃の出来栄えといい、非常にクオリティの高い商品だと思います。

 コレクションとして飾るには十分な出来栄えです。

タナカ純正ルガーP08用木製グリップ装着カスタム

 タナカワークス純正の木製グリップを付けてみました。

 値段は、

    ・8500円+税

です。↓

 開封しました。

 ウォルナットの木製でしょうか。

 しっかりとチェッカリングしてあります。↓

 実際に装着してみると、本物の木で出来たグリップと交換することで、更に高級感が増します。(実際に、グリップは8500円と高かったのですが)

 チェッカリングもしてあり、滑らず、非常に握りやすくもなりました。

 木で出来ているから、全然滑らなくて、しっかり握ることができます。↓

 ホールドオープンした状態です。↓

タナルガーP08・ROBIN FOOD(ロビンフッド)のスチール製トリガーカスタム

 タナカ・ルガーP08は、全体的に、かなりいい出来なのですが、トリガーにバーディングラインがあって、ちょっと残念です。

 きれいな、別売りのパーツを組み込む事とします。

 ROBIN FOOD(ロビンフッド)製のスチール製トリガーを組み込んでみました。↓

 写真が分かりづらくてすみません。

 青みがかった色になっていて、きれいなんです。

 バーディングラインもありませんし。↓

 反対側から↓

 タナカ・ルガーP08の説明書通りに、ここまで分解します。↓

 トリガーを外す方法ですが、横から引っ張ってスライドさせれば、バネと一緒に外れます。

 外れた純正トリガーとロビンフッド製のトリガーを交換して、バネを付けた状態で横からはめ込めば、完了です。↓

 実際に、ルガーに付けてみると、ぱっと見は分かりづらいのですが、青みがかって、ピカピカしており、非常にきれいです。↓

 ルガーを全体的に映すと、こんな感じです。↓

ロビンフッドからは、ステンレスバージョンや、他にも、細かいパーツが出ているので、色々組み込んでみると、更に高級感が増すと思います。

タナカルガーP08・ROBIN FOOD(ロビンフッド)のスチール製ロッキングボルト・カスタム

 ロビンフッドから出ている、ルガーP08用の外装カスタムパーツの

   「ロッキングボルト」

を組み込みました。↓

 青みがかった、ブルースチールの色で、すごくきれいに仕上がっています。

 これを、ルガーP08に組み込んで、外装を少し美しくしたいと思います。

 ここまでは、説明書にも書いてあるので、ここまで分解します。

 ロッキングボルトは、このままの位置で、抜き出します。↓

 銃の右側から、ロッキングボルトを押し出せば、少し硬めですが、抜けます。

 細いピンも一緒に抜けてしまいますが、無くさないようにして下さい。

 ロビンフッドのロッキングボルトを、銃の左側からはめ込めば、完了です。

 こんな感じなります。

 少しわかりづらいですが、よく見ると、青みがかって、非常にきれいです。

 細かいパーツですが、美しい銃には、少しお金掛けても、更に美しくなってもらえたらと、個人的には感じます。↓

バリエーション・まとめ

 これだけリアルなのに、ギシギシいわずカッチリとしているので、サバゲーで使ってもよし!飾ってもよし!です。

 タナカワークスが販売しているルガーにはバリエーションがあり、他に、

・4インチバージョン

・8インチバージョン

・スチールフィニッシュバージョン

・スチールジュピターフィニッシュバージョン

・ルガーP06

などがあります。(他にもあるかも)

 更に、海外製ですが、「WE 製」でもルガーのガスガンがあります。

 タナカの商品は限定品が多く、通常バージョンの商品も一度売り切れると、なかなか再販しないので、新品が出たら購入することをオススメします。

 タナカのルガーは、HWバージョンの

「4インチ」や「8インチ」は、現在でも色々なお店で、新品を販売しているのを見かけますが、特に「6インチ(マリーネ)」は、なぜか数が少なく、新品をなかなか見ないので、欲しい方は、新品があれば、購入することをオススメします。

(ヤフオクなどで中古品を見ることは多いので、中古でも良い方は、それでも良いかと)

WE ルガー LUGER P08 6インチ ネイビー NAVY ガスブローバック ハンドガン フルメタルパーツセット.BK.

東京マルイ・M1911コルトガバメント〜メイプルリーフ飛距離アップカスタム〜

 電動ガンに撃ち負けないハンドガンを作ろうと思います。

 東京マルイの

  「M1911・コルトガバメント」

に、メイプルリーフから出ているカスタムパーツを組み込んで、飛距離をアップさせます。

メイプルリーフ・クレイジージェットバレル

 クレイジージェットバレルは、バレルの先端が二重構造になっており、発射された弾の周りからエアーが吹き出て、バレルから出た直後の初速の落ち込みを防ぐ効果があるそうです。

 クレイジージェットバレルの外観です。

 バレルの出口が二重になっているのがわかります。

 この隙間から、エアーが吹き出て、弾がバレルから出ていく瞬間の空気抵抗を減らす(?)とか。

 バレルから出て、ほんの数センチの世界でしょうが、軽い弾にはその数センチのスタートが大切なのかもしれませんね。↓

 正面からです。↓

メイプルリーフ・MRホップパッキンの付け方

 飛距離を上げるためには、ホップのバッグスピンをより強く掛けて、弾の浮力を上げる必要があります。

 メイプルリーフのホップアップパッキンは、ゴムの硬度ごとに色に分けられて、摩擦の強さが選べます。

 今回は、比較的強めの回転が掛かる、硬めの

   「MRパッキン」(青)

を使用します。↓

 純正の黒色のホップアップパッキンを外して、このMRパッキンをインナーバレルにはめ込むだけですが、こんな感じになります。↓

 拡大して撮影しました。↓

メイプルリーフ・M1911用ホップチャンバーの付け方

 ホップアップチャンバーも、メイプルリーフの物と交換します。

 対応メーカーは、

  ・東京マルイ

  ・WE

  ・KJ

です。

 今回は、

   M1911用

を使用します。

 純正よりも精度があるそうですし、メイプルリーフのインナーバレルやホップアップパッキンを使うなら、併せて使いたいところです。↓

 色も派手目です。

 気分的にも、「カスタムした」という気持ちになります。

 塗装されていますが、金属製でカッチリとしています。

 ホップパッキンを硬めのものと交換すると、純正のホップチャンバーだと、しっかり締まらずに、隙間が空いてしまうことがあります。

 カスタムホップチャンバーを使用して、カッチリと締まることを期待します。↓

 ネジ2つ締まっているので、外します。↓

 ネジを外したら、左右にパカッと分解することができます。↓

 カスタムしたホップパッキンと、インナーバレルを組み込みます。

 写真で撮りづらかったので撮っていませんが、ホップパッキンとインナーバレルを組み込む際、溝があるので、ホップパッキンの突起部分が溝にキッチリハマるように入れてください。

 まあ、これはやってみればわかります。↓

メイプルリーフ・ホップレバーの付け方

 ホップレバーも、メイプルリーフののもと交換します。

 純正のものとどう違いがあるかというと、ホップパッキンを上から抑える部分の面積が広いので、より強く摩擦を掛けることができます。

 それにより、弾に対して強い回転を掛けることができます。

 左側が、メイプルリーフのホップレバーです。

 右側が、純正のホップレバーです。

 U時に曲がっている部分が、メイプルリーフの物の方が広いですね。↓

 ホップレバーの突起を、ホップ調整ダイヤルに引っ掛けます。

 これをやらないと、ホップの強さを調整出来ませんし、まともに回転も掛かりません。↓

 すみません、写真を撮り忘れたので、違う銃の内部とパッキンの写真になってしまいますが、同じ構造なのでこちらの写真を参考にして下さい。

 ホップレバーを組み込むと、こんなふうになります。↓

 あとは、分解と逆の手順で組み立てれば、作業完了です。

飛距離アップカスタム実射の感想

 サバゲーで使ってみました。

 飛距離は明らかに上がりました。

 試射した時は、夏場でガスが気化しやすい状況でしたので、秋や冬の季節ではまた変わってくると思います。

 0.25gの使いました。

 撃ってみると、ノーマルでは、水平で飛距離は3、40mくらい飛び、落ちていきました。

 カスタム後は、50m水平に飛び、その後弾が浮き上がるような弾道になりました。

 ハンドガンで、そこまでの距離で相手に当てることができるかといえば、かなり難しそうですが、弾数に余裕があれば、セミオート戦の場合なら、電動ガン相手にも撃ち合う事は十分できると思います。

M1911ガスブローバック・寒さ対策

 寒くなってきた時期でも、ガスブローバックを使いたい時に役に立ちそうなカスタムパーツを見つけました。

  「KEMUSHI」(約1300 円)

というパーツで、文字通り「毛虫」みたいな見た目をしています。

 これをガスブローバックのマガジンの中に入れることで、

  ○低温時の作動安定

  ○ガス圧の安定

  ○初速の維持

ができるようです。↓

 開封してみると、金属の棒に、台所スポンジのようなもの、リングとバネが一つになったパーツが入っています。

 早速、カスタムパーツを組み込んでみたいと思います。↓

ガバメント系のマガジンに組み込むやり方

 M1911のマガジンにカスタムパーツを組み込みます。↓

 マガジン下部に、六角ネジがあるので、外します。

 外すと、これだけで分解出来るので、全て外します。↓

 左の棒が、マガジン内部に入っている「純正の棒」で、右側がカスタムパーツです。↓

 これは、このままでは組み込むことができないので、一度分解します。↓

 4つのパーツでできています。↓

 まずは、金属製の棒を、マガジン下部のパーツに差し込みます。

 この金属製の棒は、私のマガジンの場合は、純正の棒の方が組み合わせが良かったので、純正の棒を使いました。↓

 金属製の棒を差し込んだあとに、上からスポンジ?を差し込みます。↓

 スポンジの上から、金属製のリングを入れます。↓

 更にその上から、付属のバネを入れます。↓

 あとは、マガジンを元通りに組み立てれば完了です。

 マガジンを組み立て終わったら、ガスを注入して、ガス漏れの有無を確認しましょう。

 これで、寒い時期でも少しはガスブローバックが使いやすくなるはずです。

タナカ・ルガーP08・エルフルト刻印

 タナカワークスの

  「ルガーP08・エルフルト刻印」

を入手しました。

 今回入手した物は、2019年に発売されたエルフルト刻印タイプよりも古い物で、限定品として販売されていた物のようです。

 今回は、こちらを中古品として購入しました。

 しかし、ブローバックエンジン等は、現行の物と同じタイプです。

タナカ・ルガーP08の基本データ

○全長:219mm

○高さ:138mm

○幅:39mm

○重量:530g

○装弾数:12発

○初速:70m/s

エルフルトについて

 エルフルトとは、1911年から第一次世界大戦終結までP08を生産していたプロイセン政府所有の兵器工場です。

 ここで生産されたP08は粗々しいグレーカラーが特徴です。

 レシーバー右の最終検査を示すアドラー(鷲)は、プロイセン王国の国旗に登場し、ヴァイマール、ナチスを経て、現在のドイツにも引き継がれ描かれています。

 第一次大戦後、エルフルトは解体されてしまいます。

 レシーバーに刻印されている「1918」は、西部戦線における熾烈きわめた運命の年であり、同時に敗戦となったドイツにとっての終わりの始まりの年でもあります。

ルガーP08の外観等

 ルガーP08の外観等を観ていきます。

 一般的に銃の顔と言われる、左側です。

 パーツは全てABS(プラスチック)でできています。

 トリガー、セーフティ、スライドロックがシルバーに塗装されています。

 グリップもABSでできており、木製風に茶色く塗装されています。↓

 

 

 右側です。

 角度を変えて、斜め前から撮影してみました。↓

 反対側からも↓

 トグル部分です。

 ルガーの一番の特徴で、発射の度にこれがぴょこぴょこと動く様子から、「尺取り虫」等と呼ばれています。

 このルガーのトグルには、「エルフルト刻印」といって、王冠のマークが刻印されています。

 エアガンとしては、記事を書いている2021年10月現在では、HW(ヘビーウエイト)タイプのエルフルトモデルのルガーがタナカから販売られているので、エアガンショップの店頭に普通に並んでいます。

 ですから、さほど貴重でもありませんが、このルガーは、それ以前に限定的に発売された物のようで、当時は貴重な物だったと思われます。↓

 赤い棒で示した、シルバーのレバーが、セーフティです。

 上に上げると、安全装置が掛かり、発射できなくなります。↓

 下に降ろすと、安全装置が解除されて、発射することができます。

 赤い棒で示したところが、マガジンキャッチです。

 古いガスガンですが、現行の物と変わらず、マガジンにガスを入れるタイプなので、このマガジンキャッチボタンを押せば、グリップの下からマガジンが落ちてきます。↓

 赤い棒で示したところが、トリガーです。

 この三日月のような形が独特で、多分他にはないと思います。

 美しさも感じます。↓

 フロントサイトです。↓

 反対側からも見てみます。↓

 フロントサイトには、溝が刻まれており、光の反射で見づらくなりにくいように配慮されています。↓

 フロントサイト、リアサイト共に小さく、少し見づらいです。

 実際にサイトを見てみると、こんな感じです。↓

 マズルフェイス(銃口)です。

 インナーバレルが奥まった位置にあり、ライフリングがきざまれていて、リアルです。

 フロントサイトの中心線(バーディングライン)が気になります。

 線が無くなるように、きれいに処理されていれば、もっと良かったです。↓

 トグルが上がったところです。

 弾切れすると、トグルが上がった状態で止まります。↓

 反対側から見た状況です。↓

ルガーP08の実射性能について

 銃の形のおかげか、銃を手に持って前に向ければ、銃口が自然とまっすぐ向きます。

 5mとか、そのくらいの近い距離であれば、問題なくまっすぐ飛びます。

 ブローバックがマグナ方式で、ホップの構造も独特であるため、中距離〜遠距離だと、弾に不安定な回転が掛かるせいか、弾が散ります。

 精密射撃は少し難しいですね。

 観賞用としての要素のほうが大きいかもしれません。

東京マルイ・コルトガバメント・飛距離アップカスタム

 東京マルイのガスブローバックハンドガン、

  「コルトガバメント」

の飛距離をアップさせます。

 飛距離を上げるために、ホップパッキンを交換して、回転力を上げて飛距離を上げます。

 今回は、「メイプルリーフ」の、

  「ワンダーホップアップパッキン」

を組み込みます。

メイプルリーフ・ワンダーホップアップパッキンの硬度

 こちらが、メイプルリーフの

  「ワンダーホップアップパッキン」

です。  

 このパッキンは、

  「面ホップ」(長掛けホップ)

というタイプで、BB弾に対して長く摩擦を掛けます。

 これにより、発射される弾に強く回転が掛かります。

 通常の純正ホップアップパッキンは、出っ張りがあり、それに発射された弾がつまづいて、回転が掛かります。

 これだと、弾に対して摩擦が掛かるのがほんの一瞬だけなので、強く回転が掛かりにくいです。

 メイプルリーフのパッキンは、弾に摩擦を掛ける時間を長くして、強い回転を掛けます。

 このパッキンには硬度があります。

  ○50°(緑色)

  ○60°(黄色)

  ○70°(青色)

  ○75°(赤色)

  ○80°(黒色)

と種類があります。

 ゴムが硬ければ硬いほど、強い摩擦が起きて、強い回転が掛かります。

 使う弾によって、組み込むパッキンを変える必要があります。 

 まあ、多少パッキンと適正重量の弾が違っても、ホップの強さは調整出来るので、さほど問題はないと思います。

 今回は、強めに回転を掛けたいので、

   70°(青色)

を使用します。

分解方法と、パッキンの付け方

 バレルアッセンブルを取り出すのは、説明書を見ながらできると思うので、取り出したあとから始めます。

 ネジを2本外します。↓

 前後にあるので、両方外します。↓

 外しました。↓

 ネジを外したら、ホップチャンバーを2つに割ります。↓

 ホップレバー等も外します。↓

 この黒色のゴムが、純正のホップアップパッキンです。

 これをメイプルリーフのホップアップパッキンと交換します。↓

 メイプルリーフのホップアップパッキンを組み込んだあと、Cリングも忘れずに組み込みます。↓

 下の写真のように、純正ホップアップパッキンには、パッキンの位置を固定する出っ張りがありますが、メイプルリーフのホップアップパッキンには、それがありません。

 この出っ張りが無いため、ホップアップパッキンの位置を決めて固定するのに少し苦労するかもしれません。

 もしホップアップパッキンが斜めに付いてしまえば、回転も斜めに掛かるので、弾が変な方向に飛んでいきます。

 しっかりと銃を構えたときに、地面と水平に弾が飛ぶようにしなければなりません。↓

 メイプルリーフのホップアップパッキンを組み込んだあとは、逆の手順で組み立てます。

 ホップアップレバーも忘れずに組み込みます。↓

 先程外したホップアップチャンバーをはめ込みます。↓

 ネジも締めます。↓

ワンダーホップアップパッキンのレビュー

 某サバゲーフィールドのシューティレンジで、概ねの飛距離を測定しました。

 0.25gの弾を使用して、ホップの加減を調整した上で測定しました。

 50mあたりから少しだけ弾が浮き上がり、60mで落ちる状況でした。

 飛距離は60m、有効射程距離は、50mといったところでしょうか。

 ハンドガンで50m先の的を狙うのは腕が良くないと難しいですが、うまい方なら当てられるでしょう。

 1マガジン打ち切りましたが、発射した弾全て、安定して回転が掛かり、変な方向に飛んでいくような弾はありませんでした。

 サバゲーでも使用してみましたが、遠距離でも電動ガンに撃ち負けないくらいに飛距離は出ていました。

 ホップの位置を固定する特記が無いので、自分でしっかり位置取りをした上で、しっかり組み込むことができれば、非常に良いパッキンだと思いました。

東京マルイ・M45A1・BLACK初速アップカスタム

 東京マルイの

  「M45A1」

の初速を上げたいと思います。

 初速を上げるには、出力を上げたり、バレルをタイトにしたり、伸ばしたり、色々ありますが、今回は、

  「気密を上げる」

方法を取ります。

 シールテープを巻くやり方もありますが、今回は、LAYLAXから出ている、

  「ワイルドユースパッキン」

を組み込み、気密を上げたいと思います。

LAYLAX・ワイルドユースパッキン組込み(M45A1分解方法)

 こちらが、今回組み込む、

  「ワイルドユースパッキン」

です。

 ノーマルのパッキンとの見た目の違いは、色が紫色なくらいでしょうか。↓

 「スライドストップ」を抜き出します。 

 スライドを、写真の位置まで後ろに下げて、固定します。

 銃の右側から、スライドストップが刺さっている部分を押し出すか、スライドストップをうまくつまんで、銃の左側から抜きます。↓

 スライドストップを外したあとは、スライドを前方に引き出します。↓

 「リコイルスプリングガイド」を外します。

 少しだけずらせば、外れます。↓

 あとは、引っ張り出せば簡単に外れます。↓

 「リコイルプラグ」を外します。

 赤い棒で示した側から、押し出します。↓

 こんなふうに抜けるので、取り出します。↓

 「バレルブッシング」を外します。

 付属の専用工具で外します。↓

 「バレルブッシング」を外すための専用工具、「ブッシングレンチ」です。↓

 このように、「バレルブッシング」に、「ブッシングレンチ」をはめ込みます。↓

 写真のとおりに、反時計回りに回せるだけ回します。↓

 回しきったあと、前方に抜き出すことができるので、抜き出します。

 少し硬いので、抜き出すのに苦労すると思いますが、抜けるとこんなふうになります。↓

 「アウターバレル」も前方から抜けるようになるので、抜き出します。↓

 アウターバレル一式です。

 更にこれを分解します。↓

 「アウターバレル」は、ABS(プラスチック)なので、割れないようにうまく広げると、中の金属パーツが抜けます。↓

 アウターバレルから出てきたこちらを分解します。

「+ネジ」を外します。↓

 「六角穴付ネジ」を外します。

 六角レンチで外します。↓

 こんな感じです。↓

 「チャンバーカバー」を外します。

 パカッと外れます。↓

 あとは簡単に手で分解できるので、分解します。↓

 いよいよ今回メインとなる、「Gポップチャンバー」というパーツを交換します。

 この黒色のゴムがそれです。

 これを、カスタムパーツ(ワイルドユースパッキン)と交換します。↓

 元々組み込まれていたパッキンと交換して組み込みました。↓

 「HOPレバー」を組み込み、インナーバレル等を組み立てていきます。↓

 「チャンバーカバー」をはめ込みます。↓

 先程分解するときに外した「六角穴付ネジ」を締めます。↓

 先程外した「+ネジ」も締めます。↓

 あとの組み立ては省略しますが、分解と逆の手順で組み立てれば、完成します。

 問題なく作動(発射)すれば、完了です。

東京マルイ・デザートウォーリアー・レビュー

 今回入手したのは、東京マルイのガスブローバックハンドガン、

  「デザートウォーリアー」

です。

 こちらは、「中古品」であるため、純正とは違い、サイト等を一部カスタムがされています。

 まあ、概ね大きな変化は無いので、レビューします。

デザートウォーリアーの基本データ

全長:203mm

銃身長:95mm

重量:850g(空マガジン装着)

装弾数:28+1発

初速:約72m/s

金額:15800円(税別)

外観等レビュー

 スライドストップです。

 全体が茶色のところ、黒色のパーツはアクセントになっています。

 このスライドストップ、最近のモデルでは大体がそうなのですが、内側に金属パーツが入っており、摩耗しにくい構造になっています。↓

 

 弾切れして、スライドオープン状態になると、このようになります。↓

(黒いアウターバレル、かっこいいですね。)

 サムセーフティです。

 ハンマーが起きているときに、これを上に上げると、安全装置の役割を果たします。↓

 このようになります。↓

 銃の右側にもサムセーフティがあるため、両手どちらでも操作できます。↓

 グリップセーフティで、これを握りながらでないと、トリガーを引くことはできません。

 ガバメント系の銃は、大体このセーフティがついています。↓

 トリガーです。

 穴が空いたデザインです。

 穴により、軽量化されています。↓

 ハンマーです。

 肉抜き加工でしょうか、見た目も良いですし、重さもこの分軽くなります。↓

 アンダーレイルです。

 長さが銃口と同じ位置まであります。

 ライトやレーザーサイト等を装着できます。

 アンダーレイルが標準装備のため、カスタムする前提です。↓

 銃の左側から撮影です。↓

 銃の右側から撮影です。↓

 前から見て見ました。

 銃口は、大きめの銃口と、サプレッサー用のねじ切りがされています。

 アンダーレイルは、前から見ると、「バリ」があるので、そこは少しだけ残念です。

 機能的には全く問題なく使えると思いますが。↓

 銃口正面(マズルフェイス)からです。

 アウターバレルが黒色、本体が茶色で、かなり特徴がある見た目です。

 フロントサイトも集光サイトにカスタムされており、なかなか見やすいと思います。↓

 リアサイトも集光サイトです。

 ここも、中古品と言う事で、前の持ち主がカスタムしたものと思われます。

 これのおかげで、非常に見やすく、素早く狙えます。↓

 フロントサイトです。

 こちらも、かなり見やすいカスタムがされています。↓

 実際に狙ってみると、こんな感じに見えます。

 これでもかなり見やすいですが、屋外の、もっと陽の光が当たる場所なら、更に見やすくなるでしょう。↓

まとめ

 砂漠での戦闘をイメージしてこのカラーになったそうです。

 砂漠(デザート)では、この色なら目立ちにくそうですし、このように戦闘用に特化したのも理に適っているような気がします。

 実射の性能ですが、東京マルイのガスブローバックなので、非常に弾道が安定しており、精度はかなり良いと思いました。

 アンダーレイルも付いているし、実際にサバゲーで使用するのにも、非常に頼もしい相棒になると思います。

 ブローバックのエンジンも、結構新しいのでしょうか、マガジン最後までしっかりガス切れすることなく打ち切れますし、作動もキレがあります。

 見た目は、アンダーレイルにバーディングラインがある事だけが残念ですが、他はきれいに仕上がっています。

 

東京マルイ・M45A1・BLACKレビュー(カスタム品)

 今回、東京マルイの、

   「M45A1・BLACK」

を購入しました。

 中古品で、サプレッサーアダプターが装着されていますが、その他はノーマルの状態なので、そのままレビューします。

実銃のM45A1について

 45口径のコルトガバメントを特殊部隊向けに製造したものです。

 2012年に、MEUピストルの後継で、アメリカ海兵隊に採用されたそうです。

 ・ステンレス製のスライド

 ・20mmレイルドフレーム

を備えています。

 また、グリップは、「G10材・積層削り出しグリップ」と言い、ナイフや銃のグリップに使われ、オイルで汚れてもグリップがしっかり効くそうです。

 サイトも、高く、見やすくなっています。

 リアサイトは、「ノバック社製」の物を採用しており、非常に精度が高いハンドガンに仕上がっています。

東京マルイ・M45A1・基本データ

全長:222mm

銃身長:112.5mm

重量:823mm(マガジン装着時)

金額:18800円

口径:6mm

装弾数:27発+1発 

初速:約70m/s

外観等レビュー

 外観を観ていきます。

 今回は、サプレッサー用のアダプターが付いているので、純正と比べると見た目の印象がかなり変わりますが、それ以外は同じです。

 ブラックタイプに、積層グリップを塗装で再現したグリップがアクセントになっています。

 銃の左側です。↓

 右側です。↓

「サムセフティ」(左)です。

 これが安全装置です。

 これを上に上げると、弾が暴発しないように安全装置を掛ける事ができます。

 ハンマーが後ろに下がっている時だけ、この安全装置を掛ける事ができます。↓

 このように、ハンマーが後ろに下がっている時に、この「サムセフティ」を上に上げると、安全装置が掛かります。↓

「サムセフティ」(右)です。

 反対側にもあるので、右手でも安全装置を掛けることができます。↓

「グリップセフティ」です。

 これを握りながらでないと、発射することができません。

 これを握らず、グリップセフティを押さないままトリガーを引こうとしても、引けません。↓

「スライドストップ」です。

 弾切れしたときには、このレバーが上に上がり、スライドが開いたまま、止まります。↓

 実際に弾切れすると、このような、スライドがオープンした状態で止まります。

 内側が金属になっているので、擦れたりすることで摩耗する心配は無さそうです。↓

 角度を変えてみてみました。

 カッコいいですね。↓

 反対側からも観てみました。↓

「トリガー」です。

 指で引くと、弾が出ます。↓

「アンダーマウントレイル」です。

 ここに、ライト等を付けられます。

 バリも無く、きれいに仕上げられています。↓

マウントレイルを左側から観てみました。↓

 マウントレイルを右側から観てみました。↓

「マガジンキャッチ」(押すとマガジンが外せます)です。↓

 マガジンは、「コルトガバメント」と同じ物です。↓

 正面から観てみました。

 薄い造りに見えますが、弾は27発入ります。↓

 後ろから観てみました。

 バルブがあります。↓

 ガス注入口です。↓

 サイトには、白色のドットがあり、狙いやすいです。

 実際にサイトを観てみると、このように見えます。↓

実射の感想

 まず、スライドを引くときの感触がすごく良いですね。

 「ジャキン」と音がして、クセになります。

 実射してみたのですが、流石は東京マルイの製品、非常に弾道が安定していて、良く当たります。

 エンジンも新型のようで、キレも良いです。

 初速も悪くないので、サバイバルゲームでは非常に頼もしい相棒になると思います。

 バーディングラインもきれいに処理され、見た目も良く仕上げられているので、飾っても良いでしょう。

東京マルイ M45A1 ブラック IMPULSE[インパルス] エアガン 18歳以上用 ガスガン ガスハンドガン

マルシン・南部14年式MAXI(固定ガスガン・8mm)レビュー

 マルシンの固定ガスガン、

  「南部十四年式MAXI」

をレビューします。

 こちらは、固定ガスガンで、

  「8mmBB弾」

を使用します。

南部14年式MAXI・基本データ

○金額:14800円

○全長:205mm

○重さ:700g

○装弾数:700g

○初速:9発

○口径:8mm

南部十四年式MAXI・外観等レビュー

 箱の開封をしていきます。

 この箱は、写真などでカラフルに印刷されています。

 最近のマルシンのガスガンは、シンプルにダンボールの箱で包装されている物が多いですが、結構古い物は、このような箱のものもあります。

 ダンボールのシンプルな箱の方が、渋くていいかなあーと個人的には思います。↓

 中古品ですが、説明もしっかり付属しています。↓

 本体です。

 かなり細身です。↓

 この南部14年式は、

  「前期型」

のタイプを再現しているようです。

 後で部分部分拡大して写真撮影しますが、

  「コッキングノブ」

  「トリガーガード」

の形状に特徴があります。↓

 「十四年式」と刻印されています。↓

 「火」が発射、「安」が安全装置(セーフティ)です。

 右手で銃を持った状態ですので、左手で操作する必要があります。

 片手で操作するのは難しそうです。↓

 「前期型」のコッキングノブです。

 このコッキングノブには、「前期型」と「後期型」で違いがあります。

 下の写真の「前期型」は、縦に2本の溝があります。

 「後期型」は、溝が無く、滑り止のチェッカリングだけと、シンプルになっています。

 後期型で溝が採用されなくなったのは、製造の手間とコストを下げる関係なんですかね?↓

 赤い棒で示した物がトリガーです。

 トリガー自体は、大きめに作られています。

 「トリガーガード」にも、「前期型」と「後期型」で違いがあります。

 下の写真の「前期型」は、丸い形状のトリガーガードです。

 「後期型」は、これが前方に拡大して、より大きな形状になります。

 手袋を着用した状態でも射撃できるように、配慮されているようです。↓

 「マガジンキャッチボタン」です。↓

 マガジンです。

 よく作られています。

 他のエアガンとは違い、「8mm」のBB弾を使用するので、9発と、少なめになってしまいます。↓

 反対側です。

 弾を入れるために下げるレバーは、右側にあります。↓

 マガジンを正面から見ました、↓

 赤い棒で示した部分が、レバーで、これを下に下げて、弾を入れます。↓

 ガス注入口です。↓

 サイトは、こんな感じに見えます。

 リアサイトが独特の形状なので、小さい割には意外と見やすいです。↓

感想

 外観は、バーディングラインもきれいに処理され、時代による形状も再現されており、非常に出来が良いと思いました。

 実射ですが、固定ガスガンというだけあり、燃費が良かったです。

 MAXIのガスガンは初速が高く、パワーで弾をまっすぐ飛ばす印象です。

 実際、8mmの弾で、空気抵抗もそこそこあるはずなのですが、30mくらいはフラットに飛んでいきました。  

 また、8mmの大きな弾が飛んでいくのは、非常に迫力があります。

 実銃と同じ8mmですし。

 ホップチャンバーに問題があるのか、命中精度はさほど良くなく、精密射撃は少し難しいように思いました。

 ただ、これだけの外観で、弾がしっかり出る南部十四年式のエアガンは、他にはないと思います。

 使うというよりは、飾ったりするほうが良い銃なのかもしれません。