こんにちは。
ぱちこです。
今回は、タナカのペガサス式ガスリボルバー専用のカスタムパーツ、
「FIREFLY・ゲボスケ」
を装着したいと思います。
Contents
ゲボスケのメリット(良いところ)
ゲボスケを付けると、純正では強の保持力が適度に弱められ、余計な力や回転が抑えられて、安定した弾道になります。
FIREFLY・ゲボスケの金額は、2100円(定価)です。
FIREFLY <タナカ製>ガスリボルバー用チャンバーパッキン - ゲボスケ –
ゲボスケのデメリット(悪いところ)
「ゲボスケ」を装着して、良いことばかりではありませんので、それはお伝えしなければいけません。
3点ほど挙げます。
①シリンダーのマガジンが、使えなくなります。
弾の保持力が弱まるので、シリンダー内のマガジンのスプリングに負けて、弾が飛び出してしまいます。
6発、モデルによっては、5発、8発等の、穴の数だけの装弾数になります。
当たりにくい10数発よりも、「当たる6発」にすると考えれば、良いかもしれませんが(笑)
②機種によっては、シリンダーの回転が悪くなる可能性があります。
ゲボスケは、「ゴムリング3個1組」から構成されており、「厚み」が出てしまいます。
厚みが出る分、シリンダーの回転はわるくなります。
※2020年現在は、「ゲボスケ」もリニューアルされており、「プラスチックリング1個、ゴムリング個で1組」になっており、摩擦も少なく、厚みも少しだけ減ったので、回転は、スムーズになっています。
③パーツ構成が増える分、ガス圧で、ゲボスケのゴムパッキンが飛んでいって、紛失することがある。
私は、このような事になったことはありませんが、ネット上では、「発射したときに飛んでいってしまった」等という人もいるようです。
これも、現在のリニューアルしたゲボスケだと、パーツ数も減り、プラスチックリングとなった事から、変形しにくく、飛んでいく事故も大幅に減るように感じます。
ゲボスケの付け方(タナカ・SAA分解方法)
パーツ名称等を確認するため、「説明書」を見ながら、やっていきましょう。
「タナカ・SAA」(ペガサス式ガスリボルバー)です。↓
まず、シリンダーを外します。
この銃のハンマーを、ハーフコック(半起し)と言って、半分起こします。
「カチッ」といって、止まるので、わかりやすいと思います。↓
ここまでハンマーを起こすと、シリンダーが「カチカチ」と音を出しながら手で回せるようになります。
次に、ベース・ピン・スクリューというネジを押しながらベース・ピンを引っ張って下さい。
写真は、ビフォア・アフターです↓
その後、ゲートを開きます。↓
ここまでやると、ようやくシリンダーが抜き取れるようになります。↓
一応、説明書を載せます。↓
シリンダーを分解します。
シリンダー後ろ側は、小さいネジで止められているので、外します。↓
外すと、こんな感じです。↓
ネジを外した事で、シリンダーを分解することができます。↓
シリンダー内にある、ラバー・チャンバー(シリンダーパッキン)を取り外して、
「FIREFLY・ゲボスケ」
と交換します。
付け方自体は簡単です。
パッキンを入れ替えるだけですので。
ただ、説明書の通りに、入れる「向き」や「順番」は守りましょう。↓
これで1組です。↓
これが、純正のラバー・チャンバーです。
1個1個、硬いです。
確かに、これだと、弾に結構力が加わりますので、変な回転が掛かるのも頷けます。↓
その後は、手順を逆にして、組み立てれば、完成です。
ゲボスケ装着後の実射感想、まとめ
ゲボスケ装着により、弾に余計な回転が掛からなくなった事で、素直な弾道になりました。
先程、ゲボスケを装置することによるデメリットを2つ挙げました。
「マガジンが使えなくなる」事については、SAAには影響は無いようです。
それは、SAAのマガジンは、「エジェクターチューブ」にあるからです。
影響が無いのは当然ですね。
次に、「シリンダーの回転が悪くなる」事については、SAAシリーズには影響無いようです。
SAA何丁かにゲボスケを付けましたが、どれも影響無かったため、SAAのシリンダーの回転が悪くなることは無いようです。