今回は、
「タナカ・ガスガン・SAA」(ペガサス)
の
「ガス漏れ修理のやり方」
を紹介します。
シリンダーパッキンが劣化して、ガスが漏れることもありますし、ただ単に初期不良で元々の組み込みが悪い場合もあります。
メーカーに修理に出すと、時間が掛かるので、自分で交換出来たら、すぐできるし、掛かるお金も最低限で済むと思います。
「説明書」を見ながら、ブログも観てください。
Contents
※分解する際の注意事項
自分で分解したら、店舗やメーカーで修理を受け付けてくれないこともあります。
自己責任で、出来なそうな人は、自分でやらずに、最初からメーカーに修理依頼をしましょう!!
ガス漏れ箇所の確認のやり方
錆びるので、あまりオススメ出来ませんが、「ガス」を入れてから、
「水」
に浸けると、ガス漏れ箇所から、ブクブクと泡がでるので、分かります。
(ガス漏れ箇所だけではなく、ガスタンクのパッキン全て交換しても良いかもしれません。)
タナカ・SAAのシリンダー分解と修理の方法
シリンダーを分解します。
ネジが3本あります。↓


「ベース・ピン・プッシュ」
というパーツを外します。
ドライバーで、ネジのように外せます。↓


「ベース・ピン・プッシュ・Oリング」
というパッキンです。↓

薄いマイナスドライバーを差し込んで、開けます。
ちょっと傷つくと思います。↓

ここにもパッキンがありますが、名前はわかりません。
「内側に」くっついています。↓


「ガス・チャンバー・Oリング」
というパッキンです。↓

「バルブ・Oリング」
というパッキンです。↓

これらのパッキンを、
「新品と交換」
すれば、修理完了です。
私は、交換で取り寄せるのが面倒くさいので、このパッキン部分に、粘度の高いグリス等を塗り付けて、ガス漏れ対策をしています。
組立て
下の写真の、「ガス・チャンバー」の凸と、「バルブ・ハウジング」の凹を合わせて、はめ込みます。
見にくいですが、「ガス・チャンバー」の凸です↓

「バレル・ハウジング」の凹↓

「ベース・ピン・プッシュ」をドライバーで締めます。↓

最後に、ガスを入れてみて、「シュー」という、ガス漏れの音がしなければ、完了です。↓
