今回は、タナカ・ペガサス・ガスガン
の
「シリンダー回転不良」
の修理のやり方のひとつを、
①調整するパーツ(箇所)
②確認することと、直し方
③原因
に分けて、紹介します。
あくまで、一例なので、
「これから説明する事が原因の場合」
については、誰でも簡単に、自分で修理できるので、チェックしてみて下さい。
今回は、
「タナカ・チーフスペシャル」
で例を挙げて紹介しますが、基本的に、
どの銃でも同じです。
Contents
①調整する箇所
「シリンダー・ギャップ・Oリング」
というパーツがあります。
この部分です。↓

別に外す必要はありません。
わかりやすくしただけです。
②修理のやり方、直し方
横から見て、飛び出ていると、シリンダーの回転を邪魔します。
こんな感じです。↓

歪んで、少し飛び出ていますね。
これを、指等で
「押し込むだけ」
です。
こうなります。↓
まだ、少しだけ出ているかもしれませんが、かなり回転しやすくなりました。
もっと丁寧にやれば尚良いです。
③シリンダー回転不良の原因
新品を買ってから、そのまま使っている人は、ほとんどこうなりません。
ある程度、自分で分解できる人が、再度組み上げたときに、この、
「シリンダー・ギャップ・Oリング」
の組み込みが甘いと、こうなります。
(私もよく、やってしまっていました。)
組み立てのときに、しっかりはめ込みましょう。
また、一度分解した物とは知らずに、中古で購入したときに、「回転しない」等と気づくこともあります。
実際に、某オークションサイトで、
「シリンダーが回りません」
と、ジャンク品扱いにして売っている方もいて、買ってみると、これが原因の事もありました。
もったいないですよね、これが原因でゴミやジャンク品扱いになるの。
(原因は色々あるので、パーツの摩耗や、破損などが原因の場合には、今の方法では対応できません!!)
お金を掛けなくても、自分で簡単に修理出来るところは、直せたら、お金も無駄にならないですもんね。