旧式ペガサスに、
「FIREFLY」
の、
「新型ゲボスケ」
を組込んでみます。↓
Contents
ケボスケの効果(メリット)
タナカのガスガン(シリンダー)に付いている純正のパッキンは、弾の保持力が強すぎて、弾に不規則な回転が掛かってしまいます。
その影響で、弾道が乱れ、命中精度が悪化するそうです。
「ゲボスケ」
を組み込むことで、弾の保持力が弱まり、余計な回転が抑えられ、命中精度が向上するそうです。↓
ゲボスケのデメリット
命中精度が上がりますが、いいことばかりではありません。
デメリットを挙げます。
シリンダーマガジンが使えなくなります。
純正のシリンダーパッキン(チャンバーパッキン)は、強い保持力で、内部のマガジンから、弾が飛び出さないように保持しています。
ゲボスケを組み込むと、弾の保持力が、マガジンのスプリングに負けて、弾が飛び出してしまします。
リボルバーに6発分の穴があれば、6発までしか弾が入らなくなります。
実銃と同じ装弾数で使用するロマンと、不安定な弾道10数発よりも、「当たる6発」を選ぶと思えば、良いことだと思えば、デメリットではなくなりますが。
旧型ゲボスケと新型ゲボスケの比較
ゲボスケは、リニューアルしています。
旧タイプは、ゴムリングが、3つで1組でした。↓
新型は、プラスチックリングが1つと、ゴムリングが1つで、1組です。↓
数が減り、プラスチックのおかげで、摩擦が少なく、シリンダーが回転しやすくなっています。
また、パーツ数も減ったため、機密も少しだけ良くなり、ガス圧により、すっ飛んでいく事による紛失の虞も減りました。
ゲボスケの付け方(SAA1stジェネレーション分解方法)
今回は、SAA旧式ペガサス代表として、タナカワークスと、ランパントクラシックのコラボ商品である、
ランパントクラシック(ガスガン)
を使います。
旧ペガサスの非デタッチャブルSAAと基本的に手順は同じです。
グリップを外します。↓
グリップを外しました。↓
バックストラップを外します。↓
バックストラップの、ここの部分のネジ2本も外します。↓
ハンマースプリング(板バネ)を、ハンマーから外します。↓
トリガーガードのネジ(フロント・ガード・スクリュー)も外します。↓
こちらも外します。(ストラップ・ガード・スクリュー)
トリガーを間に挟んで、左右に1本ずつあります。↓
通常だと、このネジを取れば、バックストラップとトリガーについては、分解出来るのですが、このランパントクラシックは、赤いテープが巻いてあるので、ちぎれないようにしたいところです。
一度、ハンマーを起こして、テープをずらします。↓
ハンマーからずらします。↓
外れました。↓
ここのネジ(トリガー・スプリング・スクリュー)を外します。↓
ネジが外しました。↓
金属の板(トリガー・スプリング)を外します。↓
ハンマー・スクリュー(フレームのネジ)を外します。↓
トリガー・スクリュー2本も外します。↓
ハンマーと、トリガーが、外せます。
下から抜けます。↓
ベース・ピンを抜きます。
ベース・ピンスクリューを押しながら、前に(銃口方向)に引くと、抜けます。↓
ここにある、シリンダー・スクリューを外します。
付属の専用ドライバーで外します。↓
このように差し込んで、回します。↓
シリンダー・スクリューや、シリンダー・キー等が外れます。↓
ゲートを開けると、シリンダーか右から取り出せます。↓
ラチェットを外します。
今回はネジはありませんが、あれば外してください。↓
ガスタンクも外します。↓
ラバー・チャンバーが見えます。
これを、
「ゲボスケ」
と交換します。↓
説明書とおりに組込んで下さい。↓
長くなりましたので、組み立て編は、次回載せます。
ありがとうございました。