MK1、カッコいいですよね。
ノーマルやブルバレルもカッコいいですが、個人的には、「サプレッサーありきの銃」という感じです。
今回は、S.O.Gサイレンサーやサイオニックスサイレンサー等の
「サプレッサー装着時」
における、
・発射音軽減
・飛距離アップ
・弾道安定
させるための
「インナーバレルカスタム方法」
について、
①インナーバレルの長さ
②インナーバレルの形状
③インナーバレルの内径
の3つに分けてお話します。
あくまで、私個人の考えですが。
①インナーバレルの長さについて(短いインナーバレルによる減音方法)
まず、インナーバレルの長さについて、
せっかくサプレッサーがあるのだから、まず、
インナーバレルをカット
して、サプレッサー本来の減音効果を出してあげたほうがいいと思っています。
長さについては、アサシンズ用のインナーバレルが、丁度良い長さです。
下の写真は、アサシンズ用のTNバレルを、サイオニックスサイレンサーを装着したMK1に組み込んだものです。↓
写真のとおり、一見、インナーバレルが長く見えるのです。
MK1は、トリガーを引くと、インナーバレルが後退して、弾を発射します。
このトリガーを引くと、インナーバレルは、下の写真のように動きます。↓
インナーバレルが後退することを前提として、少しだけ長めの、この長さが丁度良いのです。
この長さで、「サプレッサーの効果を最大限発揮できる」のです。
S.O.Gサイレンサーも、アサシンズ用と同じ長さで問題ありません。
たしか、スターム・ルガーMK1専用のサプレッサーアダプターも、同じくらいの長さで良かったような気がします。
②インナーバレルの外形の形状について(ガタツキ防止による弾道安定方法)
次に、インナーバレルの外形の形状についてお話します。
アサシンズ用の長さが丁度良いとお話ししましたが、形状については、アサシンズ用のインナーバレルよりも、ノーマルのインナーバレルをカットしたもののほうが、良いのかなあ、と考えます。
下の写真は、アサシンズ用のインナーバレル(TNバレルではありません)と、ノーマルのインナーバレルをカットした物です。↓
上:アサシンズ用
下:ノーマルをカットした物
アサシンズ用のインナーバレルは、先端が細くなっています。
細いことで、バレルがガタつくのです。(本当にわずかですが)
下の写真のように、サプレッサーのマウントとインナーバレルの間に、隙間が見えます。
アサシンズ用のインナーバレル↓
ノーマルのインナーバレルをカットした物には、隙間はほとんどありません↓
微々たる変化ですが、少しでも命中制度を上げるなら、ガタツキは無くしたほうが良いのかなあと。
若しくは、アサシンズ用のインナーバレル先端に、テープ等を巻いて、厚さを増やすのも良いと思います。
③インナーバレルの内径について(ホップの摩擦軽減による飛距離アップ方法)
最後に、インナーバレルの内径についてです。
これは、私もまだまだ勉強中なのですが、内径は
・広め(ルーズバレル)
のほうが良いのかなあと考えます。
色々と説はあると思います。
色々とネットの海を探索して調べた結果、【私個人の解釈】では、インナーバレルの内径が広いほうが、ホップの回転が失われにくいと思いました。
市販で、特殊なコーティングにより摩擦が軽減されつつ、内径が狭いことにより初速も上がるインナーバレルも売られています。
しかし、発射されて回転した弾がバレル内部に触れないほうが、回転を殺さないで済むように思いました。
いくら摩擦が少なくても、触れているより触れていないほうが摩擦は圧倒的に少ないはずです。
ルーズバレルなんかがあれば良いのですが、スターム・ルガーMK1用のルーズバレルという物は、おそらく現行では販売されていないと思います。(あったらすみません。)
ですので、
ノーマルのインナーバレル
を、
よーく磨いて
使用するのが、一番ホップの回転を殺さないのかと考えました。
インナーバレルカスタムして性能をアップさせる方法のまとめ
結論としては、
「ノーマルのインナーバレルをアサシンズ用のインナーバレルと同じ長さにカットして使う」
のが、一番精度が上がると考えました。
もちろん、タイトバレルは、初速が上がりますし、何もしていない(磨いていない)ノーマルインナーバレルよりも格段に精度が上がりますし、私も実際に使っています。
何を優先するかで、使うバレルも変わってくると思います。
以上が、S.O.Gサイレンサー、サイオニックスサイレンサー等のサプレッサー装着時におけるMK1インナーバレルカスタム方法です。