タナカのペガサス・ガスガン、
「SAA・ケースハードゥン」
(シビリアン)
を紹介します。
Contents
タナカ・ペガサス・SAAレビュー(良いところ・悪いところ)
タナカ・ペガサス・SAAは、他のメーカーとは全く違った、タナカ独自の構造を持ったガスガンです。
タナカのガスガンは、ガスタンクが、シリンダー内に収まっています。
他のメーカーだと、ガスタンクは「グリップ内」にあるのが普通ですが、タナカは、「シリンダー内」にガスタンクがあります。
【良いところ】
グリップ内にガスタンクが無いため、グリップが太くなくなり、細身のグリップのモデルを再現したり、実銃のグリップを付けたりすることが出来ます。
また、シリンダー内にガスタンクがあるため、ガスのロスが少なく、高い初速が出ます。
更に、トリガーの構造等が、実銃と同じように再現出来るようになったため、「コルト」「スタームルガー」「S&W」等、会社による構造の違いを再現することができ、会社ごとに違うリアルなトリガーフィーリングを楽しめます。
【悪いところ】
シリンダー内にガスタンクが入ったことにより、「薬莢」が使えなくなったため、薬莢を使って「弾を一発一発込める」というリアルな動作が、出来ません。
ケースハードゥンとは
簡単に説明します。
ケースハードゥンとは、「焼き入れ処理」の事です。
昔は、銃のパーツが鉄で出来ており、強度を上げるために、「焼き入れ処理」をしていました。
その際にできる独特の「模様」が出来ます。
現在は、その模様に、芸術的な価値があるとされています。
タナカのSAAのケースハードゥンは、材質上、実際に焼き入れ加工をすることが出来ませんので、「塗装」で再現しています。
実際に、ただの銃器とは思えなくなるくらいに美しいです。
自作の箱(ガンケース)作り方
箱は、自分で作りました。
銃が入るサイズの木箱を購入し、タナカのSAAが入っていた発泡スチロールの箱を木箱に入るサイズにカットして入れました。
発泡スチロールの上から、好きな色(私は青色にしました)の布を緩めに被せて、外れないように裏面をボンドで固定しました。
※接着剤だと、発泡スチロールが溶けます。
外側は本物の木箱で雰囲気があり、中は、発泡スチロールのケースがあるので、中で銃がズレたりしません。
やってみて下さい。↓
銃本体の外装等
まずは、全体の外観です。
左面から見ていきます。↓
全体の右面です。↓
ケースハードゥンのフレーム左側です。
塗装とは思えないほど美しいですね。
わかりづらいと思いますが、ツヤも強いです。↓
ケースハードゥンのフレーム右側です。↓
フレームを上から見たところです。↓
アウターバレルと、エジェクターは、スチールフィニッシュです。↓
ツヤがあって、きれいですね。
エジェクターは、マガジンの役割をしていて、ここに弾が入ります。↓
グリップ左側です。↓
実は、このグリップは、「実銃用」に変えてあります。
元々のグリップより色が濃い、焦げ茶色で、少し厚みがあります。
タナカのペガサスは、ガスタンクがシリンダー内にあるため、このように、実銃用のグリップも装着出来ます。↓
グリップ右側です。↓
コルトのメダルです。
元々の物よりも刻印がかなりハッキリしています。↓
ハンマーです。↓
このハンマーも、「スチールフィニッシュ」のハンマーと変えてあります。
元々、ケースハードゥンのハンマーだったのですが、黒色の方が好みだったので、変えました。↓
タナカのSAAのガスガンは、「ゲート」を開けて、ガスを注入します。↓
レビューまとめ
タナカ・SAA・ケースハードゥンは、ガスガンとして、しっかりと使えます。
しかし、見た目の出来が良過ぎて、普通に使う気にはなれません。
お座敷で撃つにしても、シリンダーには「作動痕」が残りますし、絶対に傷が付きます。
観賞用として、時折箱から出して眺めるようになるのかなあ、と思います。
本当に、良い出来です。