タナカワークスのペガサス式ガスガン、
「コルトパイソン・スネークアイズ」
をレビューします。
Contents
スネークアイズの基本データ
○発射方式:ガス、シングルアクション、ダブルアクション
○装弾数:12発
○初速:57〜58m/s
○重さ:638g
○金額:29800円
スネークアイズの外観レビュー
スネークアイズの、外観から見ていきます。
スチールフィニッシュのメッキで、黒くピカピカ光っています。
バーディングラインもしっかり消されていて、非常に美しく仕上がっています。

反対側からも撮影してみました。↓

グリップはプラスチック製だと思います。
黒色のスチールフィニッシュのコルトパイソンに、白色のグリップがよく似合っています。
本体の左側です。↓

本体の右側です。↓

グリップも非常にきれいに出来ています。
サイコロの目が描かれています。

グリップ右側は、トランプの絵が描かれています。
ギャンブルの事はよく分かりませんが、強いカードなんですかねえ。
エアガンとして、きれいなグリップです。

本体のグリップ下部に、「EYES144」と刻印されています。
グリップだけでなく、本体もスネークアイズオリジナルのようです。
手が込んでいますね。↓

サイドプレートには、コルトの刻印がされています。
タナカのスネークアイズは、コルトパイソンRモデルなので、サイドプレートが金属製になっています。↓

アウターバレルには、
「SNAKE EYES」
と刻印されています。

フロントサイトは、オレンジ色になっていて、見た目もきれいですし、素早く狙いやすいです。

実際に狙ってみると、こんな感じに見えます。↓

タナカのペガサスシステムの良いところ、悪いところ
タナカのガスリボルバー、
「ペガサスシステム」
についてです。
タナカのガスリボルバーは、ガスタンクがシリンダー内部に入っています。
他のメーカーのガスリボルバーは、グリップ内部にガスタンクが入っています。
タナカのこのような構造について、
○良いところ
○悪いところ
を挙げたいと思います。
【良いところ】
①ガスタンクをシリンダー内部に入れることによって、ガスの効率が非常に良くなります。
シリンダーに入っている弾を、シリンダー内部のガスタンクから、ほぼ直接ガスを吹き付けて発射するので、無駄なガスを使いません。
ですから、初速が高くなる傾向があり、安定した発射につながります。
最近のタナカの製品は、パワーが高くなりすぎないように抑えられているようです。
②ガスタンクがシリンダー内部にあることで、銃本体の構造を、限りなく実銃に近い構造にすることができます。
それにより、スミス&ウエッソン、コルト、スタームルガー等のメーカーによるトリガーフィーリングのリアルな違いを楽しむことができます。
③グリップ内部にガスタンクが無いため、細身のグリップや、実銃用のグリップを付けることができます。
【悪いところ】
①シリンダー内部にガスタンクがあるため、薬莢を使ったリアルなアクションが出来ません。
②初速が高くなりすぎる事です。
昔のタナカのペガサスは、初速が非常に高く、1J(ジュール)を超えるものもあり、危険でした。
しかし、現在は、かなり初速を抑えているようです。
スネークアイズの使い方
スネークアイズの使い方を説明します。
シリンダーを開けます。
黄色い棒で示した、「ラッチ」という部分を、後ろに下げます。↓

ラッチを後ろに下げながら、シリンダーを左側(写真だと手前方向)に押し出します。↓

シリンダーを開いた状態です。
これで、弾とガスを入れます。↓

ガス注入口は、シリンダーの後ろにあります。
薬莢を模した部分に、一つだけ「GAS」と書いてある穴があります。
ここに、
「付属品のガス注入ノズル」
を差し込み、更にそこにガス缶を差し込んで、ガスを入れます。↓

ガス注入口は、ここですね。↓

弾は、前から入れます。
弾を入れるローダーも付属品で付いていますが、手で1つずつ穴に入れても良いと思います。↓

あとは、撃つだけです。
ダブルアクションなら、トリガーを引けば、そのまま弾が発射されます。
シングルアクションなら、ハンマーを起こして、トリガーを引きます。
どちらも、シリンダーがカチッとしっかり回っています。
シリンダーが回らなかったり、トリガーが引けなかった旧式のコルトパイソンとは全然違い、確実に作動します。
信頼性がすごく高くなりました。
感想
非常に出来が良くて、美しい製品だと思いました。
バーディングラインも無いですし、メッキもきれいですし、細かな場所にも刻印がされていますし。
作動の方も、しっかり作動して、弾が出る、素晴らしい出来だと思いました。
見た目がきれいなのと、限定品という事で、外でサバゲー等で使うのは、少しもったいないですね。
観賞用に飾ることにします。