マルシンの固定ガスガン、
「南部十四年式MAXI」
をレビューします。
こちらは、固定ガスガンで、
「8mmBB弾」
を使用します。
Contents
南部14年式MAXI・基本データ
○金額:14800円
○全長:205mm
○重さ:700g
○装弾数:700g
○初速:9発
○口径:8mm
南部十四年式MAXI・外観等レビュー
箱の開封をしていきます。
この箱は、写真などでカラフルに印刷されています。
最近のマルシンのガスガンは、シンプルにダンボールの箱で包装されている物が多いですが、結構古い物は、このような箱のものもあります。
ダンボールのシンプルな箱の方が、渋くていいかなあーと個人的には思います。↓
中古品ですが、説明もしっかり付属しています。↓
本体です。
かなり細身です。↓
この南部14年式は、
「前期型」
のタイプを再現しているようです。
後で部分部分拡大して写真撮影しますが、
「コッキングノブ」
と
「トリガーガード」
の形状に特徴があります。↓
「十四年式」と刻印されています。↓
「火」が発射、「安」が安全装置(セーフティ)です。
右手で銃を持った状態ですので、左手で操作する必要があります。
片手で操作するのは難しそうです。↓
「前期型」のコッキングノブです。
このコッキングノブには、「前期型」と「後期型」で違いがあります。
下の写真の「前期型」は、縦に2本の溝があります。
「後期型」は、溝が無く、滑り止のチェッカリングだけと、シンプルになっています。
後期型で溝が採用されなくなったのは、製造の手間とコストを下げる関係なんですかね?↓
赤い棒で示した物がトリガーです。
トリガー自体は、大きめに作られています。
「トリガーガード」にも、「前期型」と「後期型」で違いがあります。
下の写真の「前期型」は、丸い形状のトリガーガードです。
「後期型」は、これが前方に拡大して、より大きな形状になります。
手袋を着用した状態でも射撃できるように、配慮されているようです。↓
「マガジンキャッチボタン」です。↓
マガジンです。
よく作られています。
他のエアガンとは違い、「8mm」のBB弾を使用するので、9発と、少なめになってしまいます。↓
反対側です。
弾を入れるために下げるレバーは、右側にあります。↓
マガジンを正面から見ました、↓
赤い棒で示した部分が、レバーで、これを下に下げて、弾を入れます。↓
ガス注入口です。↓
サイトは、こんな感じに見えます。
リアサイトが独特の形状なので、小さい割には意外と見やすいです。↓
感想
外観は、バーディングラインもきれいに処理され、時代による形状も再現されており、非常に出来が良いと思いました。
実射ですが、固定ガスガンというだけあり、燃費が良かったです。
MAXIのガスガンは初速が高く、パワーで弾をまっすぐ飛ばす印象です。
実際、8mmの弾で、空気抵抗もそこそこあるはずなのですが、30mくらいはフラットに飛んでいきました。
また、8mmの大きな弾が飛んでいくのは、非常に迫力があります。
実銃と同じ8mmですし。
ホップチャンバーに問題があるのか、命中精度はさほど良くなく、精密射撃は少し難しいように思いました。
ただ、これだけの外観で、弾がしっかり出る南部十四年式のエアガンは、他にはないと思います。
使うというよりは、飾ったりするほうが良い銃なのかもしれません。