東京マルイのガスブローバックハンドガン、
「コルトガバメント」
の飛距離をアップさせます。
飛距離を上げるために、ホップパッキンを交換して、回転力を上げて飛距離を上げます。
今回は、「メイプルリーフ」の、
「ワンダーホップアップパッキン」
を組み込みます。

Contents
メイプルリーフ・ワンダーホップアップパッキンの硬度
こちらが、メイプルリーフの
「ワンダーホップアップパッキン」
です。
このパッキンは、
「面ホップ」(長掛けホップ)
というタイプで、BB弾に対して長く摩擦を掛けます。
これにより、発射される弾に強く回転が掛かります。
通常の純正ホップアップパッキンは、出っ張りがあり、それに発射された弾がつまづいて、回転が掛かります。
これだと、弾に対して摩擦が掛かるのがほんの一瞬だけなので、強く回転が掛かりにくいです。
メイプルリーフのパッキンは、弾に摩擦を掛ける時間を長くして、強い回転を掛けます。
このパッキンには硬度があります。
○50°(緑色)
○60°(黄色)
○70°(青色)
○75°(赤色)
○80°(黒色)
と種類があります。
ゴムが硬ければ硬いほど、強い摩擦が起きて、強い回転が掛かります。
使う弾によって、組み込むパッキンを変える必要があります。
まあ、多少パッキンと適正重量の弾が違っても、ホップの強さは調整出来るので、さほど問題はないと思います。
今回は、強めに回転を掛けたいので、
70°(青色)
を使用します。

分解方法と、パッキンの付け方
バレルアッセンブルを取り出すのは、説明書を見ながらできると思うので、取り出したあとから始めます。

ネジを2本外します。↓

前後にあるので、両方外します。↓

外しました。↓

ネジを外したら、ホップチャンバーを2つに割ります。↓

ホップレバー等も外します。↓

この黒色のゴムが、純正のホップアップパッキンです。
これをメイプルリーフのホップアップパッキンと交換します。↓

メイプルリーフのホップアップパッキンを組み込んだあと、Cリングも忘れずに組み込みます。↓

下の写真のように、純正ホップアップパッキンには、パッキンの位置を固定する出っ張りがありますが、メイプルリーフのホップアップパッキンには、それがありません。
この出っ張りが無いため、ホップアップパッキンの位置を決めて固定するのに少し苦労するかもしれません。
もしホップアップパッキンが斜めに付いてしまえば、回転も斜めに掛かるので、弾が変な方向に飛んでいきます。
しっかりと銃を構えたときに、地面と水平に弾が飛ぶようにしなければなりません。↓

メイプルリーフのホップアップパッキンを組み込んだあとは、逆の手順で組み立てます。
ホップアップレバーも忘れずに組み込みます。↓

先程外したホップアップチャンバーをはめ込みます。↓

ネジも締めます。↓

ワンダーホップアップパッキンのレビュー
某サバゲーフィールドのシューティレンジで、概ねの飛距離を測定しました。
0.25gの弾を使用して、ホップの加減を調整した上で測定しました。
50mあたりから少しだけ弾が浮き上がり、60mで落ちる状況でした。
飛距離は60m、有効射程距離は、50mといったところでしょうか。
ハンドガンで50m先の的を狙うのは腕が良くないと難しいですが、うまい方なら当てられるでしょう。
1マガジン打ち切りましたが、発射した弾全て、安定して回転が掛かり、変な方向に飛んでいくような弾はありませんでした。
サバゲーでも使用してみましたが、遠距離でも電動ガンに撃ち負けないくらいに飛距離は出ていました。
ホップの位置を固定する特記が無いので、自分でしっかり位置取りをした上で、しっかり組み込むことができれば、非常に良いパッキンだと思いました。