マルゼン・ワルサーP38・飛距離アップカスタム

 マルゼンのガスブローバックハンドガン、

  「ワルサーP38」

を購入しました。

 このワルサーP38ですが、実物をリアルに再現しており、非常に仕上げも良いと評判が良いので、気になっていました。   

 エアガンとしても、非常に人気があり、すぐに売り切れてしまううえ、中々再販しないので、新品を手に入れることが難しいようです。

 今回、再販されたということで、新品の最新ロット(2021年現在)を手に入れる事が出来たので、さっとレビューして、カスタムしたいと思います。

マルゼン・ワルサーP38の基本データ

全長:215mm

重量:720g

材質:ABS、ジンクダイキャスト等

発射方式:ガスブローバック(アドバンスシュートシステム) 

使用弾:6mmBB弾

装弾数:12発プラス1発(本体チャンバー内)

初速:79m/秒

エネルギー:0.63J

ワルサーP38・外観チェック

 ワルサーP38の外観を観ていきます。

 ABSでできていると思いますが、つや消しがされていて、オモチャっぽさが無くていいですね。↓

 

 箱です。

 これが、2021年現在で、最新ロットです。 

 買うときの目安に↓

 外観、左側から↓

 外観、右側から↓

 セーフティ(安全装置)です。  

 写真のように、「F」→「ファイア」で発射できます。

 レバーを下に下げると、ロックが掛かります。↓

 「S 」で「セーフティ」、ロックが掛かります。↓

マガジンキャッチボタンです。

これを後ろに下げると、マガジンが抜きだせます。↓

 マガジンを抜くときは、こんな感じです。↓

 マガジンを抜いたところです。↓

 マガジンは、シングルカラムなので、薄めにできていて、弾がきれいに1列に入ります。

 1列にしか弾がはいらないので、入る弾が12発と少なめです。↓

 反対側からです。↓

 正面からです。↓

 マガジン後ろ側です。↓

 マガジンのガス注入口です。↓

 スライドオープン状態です。

 スライドオープンとメカっぽくてかなりカッコイイですね↓

 反対側からです。↓

 スライドオープン状態で、上から観てみました。↓

 ホップ調整用の穴です。

 六角レンチで、右回しで、回転が強く掛かります。↓

 フロントサイトです。

 フロントサイトは、金属製で、別パーツになっています。

 かなりきれいな仕上がりです。

 他のサイトを見ると、実物よりもフロントサイトが低く造られているという意見もあります。

 実物のフロントサイトの形はよくわかりませんが、マルゼンの物は、エアガンとして少しでも当たるように設計されているかもしれません。↓

 反対側からです。↓

 マズルフェイスです。

 ライフリングもしっかりと再現されています。↓

 正面から観た状況です。↓

 サイトを使うと、こんなふうに見えます。↓

 銃の左側です。

 刻印もしっかりしていて、これも実銃の設計とおりだそうです。↓

 本体の右側です。

 こちらの細かい刻印も、しっかりとされています。↓

ワルサーP38・命中精度・飛距離アップカスタム方法

  「戦民思想」

から、カスタムパーツとして販売されている、

  「サーベルタイガー」

を組み込みます。

 こちらは、マルゼン社のエアガン、ガスガン専用のホップアップパッキンで、飛距離が伸び、弾道も安定します。

 材質は、シリコンでできていて、ゴムとは違い、低温に強いため、寒い時期でも、パッキンが寒さの影響を受けにくいそうです。

(ゴムは、寒いと硬くなってしまい、ホップの回転にも影響が出てしまいます。)

マルゼン・ワルサーP38・分解方法(ホップチャンバー周り)

 説明を見ながら、ここまではできると思いますので、ここから記載します。

 下の写真は、アウターバレルユニットです。↓

バレルユニットのピンを抜きます。

細いドライバーなどの棒を当てて、ハンマー等で軽く叩けば抜けます。

抜いたあとです。↓

 銀色の重りと、板バネを外します。

 簡単に手で外せます。

 向きがわからなくならないようにしましょう。

ネジも外します。↓

このパーツも外します。

向きも覚えておきましょう。

銃口が左側だと、この向きです。↓

 

インナーバレルを抜く事ができます。↓

インナーバレルのCリングを外します。↓

インナーバレルの、ホップ関係が収まっている部分です。 

スライドさせれば外れます。↓

ホップ周りが見えました。

すみません、写真だと、透明のパッキンが付いていますが、本当は黒色のホップパッキンが付いています。

透明のパッキンは、戦民思想のサーベルタイガーです。↓

黒色の棒をはめ込みます。↓

 スプリングと、写真のパーツを、ホップパッキン周辺に被せます。↓

先程外した黒いパーツをアウターバレルに被せます。↓

 忘れずに、Cリングをはめ込んで、あとは逆の手順で、元に戻して、作業完了です。

ワルサーP38実射の感想

 結論から言えば、飛距離と精度は、大幅に上がったと思います。

 ホップの調整も悪かったかもしれませんが、若干ホップが強く、0.25gの弾でも、浮き上がっていました。

 しかし、2点保持のホップパッキンの効果で、左右のブレは全然ありません。

 マンターゲットなら、40mでもかなり当たりやすいと思います。

 マルゼンのワルサーP38は、燃費が悪く、冷えやすいという弱点もありますが、カスタムした物なら、飛距離、精度等の性能的にはサバゲーでも使えるエアガンだと思います。