タナカ・ルガーの命中精度と、飛距離を上げたいと思います。
既に、他のブログでも書いてある方法なのですが、一部オリジナルのものもあるので、詳しく書きたいと思います。
カスタム方法
ルガー純正のインナーバレル、ホップパッキンを
WA(ウエスタンアームズ)のver3(固定ホップ)
と交換します。↓

純正のインナーバレルとホップパッキン、これは、下からイモネジで突き上げてホップが掛かるようにしているようですが、なかなか凄い仕組みなんですね。
WA(ウエスタンアームズ)の固定ホップは、上部がでっぱっており、しっかり弾に摩擦が掛かるので、バックスピンがしっかりと掛かります。↓

パッキン周りにある出っ張りは切っておきましょう。
そのままホップチャンバーに組み込もうとすると、ガタガタになってしまうので、私がカスタムでよく使う、
マスキングテープ
をインナーバレル外周に巻いてかさ増しして、ホップチャンバーに差し込みます。(このやり方は、私のオリジナルです) ↓

これで、ガタガタはなくなるはずです。
このとき、インナーバレルと、ホップパッキンの位置も、マスキングテープで固定したほうが、インナーバレルとホップパッキンの位置がズレにくいです。↓

(インナーバレル半周巻く程度でいいと思います。)
マスキングテープを巻いたインナーバレルをホップチャンバーに差し込んだら、ホップチャンバーを床と垂直にしたうえで、中に刺さっているインナーバレルとホップパッキンのでっぱりが、床と平行になるように調整します。
もし斜めになっていたら、ホップも斜めに掛かってしまいます。
もともとあったイモネジも、しっかり締めることで、インナーバレルがしっかり固定されます。
このイモネジを強く締めれば、ホップパッキンも上からガッチリ押されることになるので、ホップは強めに掛りますし、もう少し弱めたい場合には、イモネジも少しだけ緩めます。
(イモネジを緩めすぎると、インナーバレルがクルクル回ってしまったり、インナーバレルが銃口から抜けてしまうので、程々にしてください)
ルガーカスタム後の実射性能
結論としては、非常に飛距離も精度も上がりました。
固定ホップであるうえ、
0.25g以上の重さ
の弾を使うことが前提ですが、左右のブレは無く、まっすぐ、若しくは若干ホップが強めに上の方に飛びます。
そこは、弾の重さで調節してください。
目測ですが、40mはゆうに超えていきました。
サバゲーでも使いましたが、ノーマルのルガーでは弾が届かないような位置にいる相手からもヒットもたくさん取れて、充分にハンドガンとしての役割を果たせたと思います。
欠点
欠点は、ホップが、固定ホップになるのでホップの強さを調整できません。
また、BB弾の重さは、0.25g以上の重さでないと、上に飛んでしまうので、まともに狙えません。
タナカのルガーは、マグナブローバックを採用していて、ノズル先端で弾押し出してしまうため、マルイ等のメーカーのようなホップパッキンでは、銃口から弾ポロしてしまいます。
そうならないために、強めのパッキンで弾を保持しているので、どうしても弾に強い回転が掛かります。
そうなると、0.25g以上の重い弾を使わないと、発射した弾が浮力に負けて、かなり上の方に飛んでいってしまいます。
0.2g等の軽い弾は、非常に使いづらいでしょう。
例えば、0.2g以外の重さの弾の使用が禁止されている屋内フィールドなどでは、少し離れた位置の相手を狙うのは大変かもしれません。