ガスコキU.S.M9初速アップカスタム〜Laylaxワイルドユースパッキン装着〜

 今回は、ガスコキ化した

  「U.S.M9」

の初速を上げて、少しでも飛距離アップさせたいと思います。

 (微々たる向上ですので、法に触れる速度にはなりません。)

初速アップの方法

 初速を上げるために、

  「気密を上げる」

方法を取ります。

 気密を上げることで、隙間からガスが漏れる事を防いで、ロスを無くします。

 今回は、Laylaxから出ている、

  「ワイルドユースパッキン」(ハード)

を使用して、エネルギーロスをなるべく無くすことで、初速を上げます。

Laylaxワイルドユースパッキン・ハード

 Laylaxのワイルドユースパッキンの赤色を購入しました。

 「紫色」

と、

 「赤色」

の2種類があるのですが、赤色のほうがゴムが硬く、強い回転が掛かるそうです。

 ゴムが硬い代償として、ホップレバーが曲がるなどの弊害があるという意見もあるようですが、私は、強めのホップを掛けたいので、構いません。

 開封してみました。

 色もきれいな赤色です。

 他の方が書いたレビューにも書いたある通り、硬めのゴムでできています。↓

東京マルイ・U.S.M9分解とワイルドユースパッキンの付け方

 M9を分解していきます。↓

 テイクダウンボタンを押しながら・・・↓

 テイクダウンレバーを降ろします。↓

 写真のように、テイクダウンレバーを降ろした状態で・・・↓

 スライドを前にずらすと、スルッと外れます。↓

 リコイルスプリングを外します。↓

 アウターバレルも外します。

 下から引き抜くようにすると、抜けます。↓

 アウターバレルです。↓

 指で押し広げるようにして、中のインナーバレルを抜き出します。↓

 このように抜けます。↓

 ネジを外します。↓

 ネジを外したあと、チャンバーカバーを外します。↓

 パッキンの装着は、以上です。

 組み立てについては、分解と逆の手順でやれば問題ありません。

実射の感想

 実際に、弾を発射してみました。

 使用した弾は、

   「0.25g」

です。

 ホップ自体は、結構強めに掛かるようで、0.25gの弾を使っても、浮き上がります。

 回転はかなり掛かるようです。

 初速については、数字は覚えていませんが、ノーマルよりわずかに上がっていました。

東京マルイ・M1911コルトガバメント〜メイプルリーフ飛距離アップカスタム〜

 電動ガンに撃ち負けないハンドガンを作ろうと思います。

 東京マルイの

  「M1911・コルトガバメント」

に、メイプルリーフから出ているカスタムパーツを組み込んで、飛距離をアップさせます。

メイプルリーフ・クレイジージェットバレル

 クレイジージェットバレルは、バレルの先端が二重構造になっており、発射された弾の周りからエアーが吹き出て、バレルから出た直後の初速の落ち込みを防ぐ効果があるそうです。

 クレイジージェットバレルの外観です。

 バレルの出口が二重になっているのがわかります。

 この隙間から、エアーが吹き出て、弾がバレルから出ていく瞬間の空気抵抗を減らす(?)とか。

 バレルから出て、ほんの数センチの世界でしょうが、軽い弾にはその数センチのスタートが大切なのかもしれませんね。↓

 正面からです。↓

メイプルリーフ・MRホップパッキンの付け方

 飛距離を上げるためには、ホップのバッグスピンをより強く掛けて、弾の浮力を上げる必要があります。

 メイプルリーフのホップアップパッキンは、ゴムの硬度ごとに色に分けられて、摩擦の強さが選べます。

 今回は、比較的強めの回転が掛かる、硬めの

   「MRパッキン」(青)

を使用します。↓

 純正の黒色のホップアップパッキンを外して、このMRパッキンをインナーバレルにはめ込むだけですが、こんな感じになります。↓

 拡大して撮影しました。↓

メイプルリーフ・M1911用ホップチャンバーの付け方

 ホップアップチャンバーも、メイプルリーフの物と交換します。

 対応メーカーは、

  ・東京マルイ

  ・WE

  ・KJ

です。

 今回は、

   M1911用

を使用します。

 純正よりも精度があるそうですし、メイプルリーフのインナーバレルやホップアップパッキンを使うなら、併せて使いたいところです。↓

 色も派手目です。

 気分的にも、「カスタムした」という気持ちになります。

 塗装されていますが、金属製でカッチリとしています。

 ホップパッキンを硬めのものと交換すると、純正のホップチャンバーだと、しっかり締まらずに、隙間が空いてしまうことがあります。

 カスタムホップチャンバーを使用して、カッチリと締まることを期待します。↓

 ネジ2つ締まっているので、外します。↓

 ネジを外したら、左右にパカッと分解することができます。↓

 カスタムしたホップパッキンと、インナーバレルを組み込みます。

 写真で撮りづらかったので撮っていませんが、ホップパッキンとインナーバレルを組み込む際、溝があるので、ホップパッキンの突起部分が溝にキッチリハマるように入れてください。

 まあ、これはやってみればわかります。↓

メイプルリーフ・ホップレバーの付け方

 ホップレバーも、メイプルリーフののもと交換します。

 純正のものとどう違いがあるかというと、ホップパッキンを上から抑える部分の面積が広いので、より強く摩擦を掛けることができます。

 それにより、弾に対して強い回転を掛けることができます。

 左側が、メイプルリーフのホップレバーです。

 右側が、純正のホップレバーです。

 U時に曲がっている部分が、メイプルリーフの物の方が広いですね。↓

 ホップレバーの突起を、ホップ調整ダイヤルに引っ掛けます。

 これをやらないと、ホップの強さを調整出来ませんし、まともに回転も掛かりません。↓

 すみません、写真を撮り忘れたので、違う銃の内部とパッキンの写真になってしまいますが、同じ構造なのでこちらの写真を参考にして下さい。

 ホップレバーを組み込むと、こんなふうになります。↓

 あとは、分解と逆の手順で組み立てれば、作業完了です。

飛距離アップカスタム実射の感想

 サバゲーで使ってみました。

 飛距離は明らかに上がりました。

 試射した時は、夏場でガスが気化しやすい状況でしたので、秋や冬の季節ではまた変わってくると思います。

 0.25gの使いました。

 撃ってみると、ノーマルでは、水平で飛距離は3、40mくらい飛び、落ちていきました。

 カスタム後は、50m水平に飛び、その後弾が浮き上がるような弾道になりました。

 ハンドガンで、そこまでの距離で相手に当てることができるかといえば、かなり難しそうですが、弾数に余裕があれば、セミオート戦の場合なら、電動ガン相手にも撃ち合う事は十分できると思います。

M1911ガスブローバック・寒さ対策

 寒くなってきた時期でも、ガスブローバックを使いたい時に役に立ちそうなカスタムパーツを見つけました。

  「KEMUSHI」(約1300 円)

というパーツで、文字通り「毛虫」みたいな見た目をしています。

 これをガスブローバックのマガジンの中に入れることで、

  ○低温時の作動安定

  ○ガス圧の安定

  ○初速の維持

ができるようです。↓

 開封してみると、金属の棒に、台所スポンジのようなもの、リングとバネが一つになったパーツが入っています。

 早速、カスタムパーツを組み込んでみたいと思います。↓

ガバメント系のマガジンに組み込むやり方

 M1911のマガジンにカスタムパーツを組み込みます。↓

 マガジン下部に、六角ネジがあるので、外します。

 外すと、これだけで分解出来るので、全て外します。↓

 左の棒が、マガジン内部に入っている「純正の棒」で、右側がカスタムパーツです。↓

 これは、このままでは組み込むことができないので、一度分解します。↓

 4つのパーツでできています。↓

 まずは、金属製の棒を、マガジン下部のパーツに差し込みます。

 この金属製の棒は、私のマガジンの場合は、純正の棒の方が組み合わせが良かったので、純正の棒を使いました。↓

 金属製の棒を差し込んだあとに、上からスポンジ?を差し込みます。↓

 スポンジの上から、金属製のリングを入れます。↓

 更にその上から、付属のバネを入れます。↓

 あとは、マガジンを元通りに組み立てれば完了です。

 マガジンを組み立て終わったら、ガスを注入して、ガス漏れの有無を確認しましょう。

 これで、寒い時期でも少しはガスブローバックが使いやすくなるはずです。

タナカ・パイソン(旧ペガサス)飛距離アップカスタム(うましか)

 タナカワークスの

   「コルトパイソン 8インチ」

   (旧ペガサスガスガン)

のホップパッキンをカスタムして、飛距離を上げて、弾道を安定させたいと思います。

 今回使うのは、これです。 

 タナカ・コルトパイソン・8インチ↓

コルトパイソンのアウターバレル分解方法

 コルトパイソンのアウターバレルを分解します。

 まず、フロントサイトに、ピンが2本刺さっているので、抜きます。

 ピンの部分に、細い棒を当てて、ハンマーなどで軽く叩きます。

 ピンが飛び出てきたら、それをペンチで挟んで抜くと、抜きやすいです。↓

 二本、前後にあります。↓

 こんな感じです。↓

 フロントサイトは、小さくてつまみにくいので、前に押し込んでずらすと、抜きやすいです。↓

 フロントサイトを外しました。↓

 下の写真は見づらい、というか見えませんが、ここに六角ネジがありますので、外します。

 肉眼なら見えます。↓

 結構長めのネジが入っています。

 このネジが、インナーバレルを固定しているため、これを取らないと、アウターバレルの分解は出来ません。↓

 アウターバレルを引っこ抜きます。

 硬い個体もあるので、フレーム等を割らないように抜いて下さい。

 私は、以前、コルトパイソンのミッドナイトゴールドのアウターバレルが抜けなくて、力任せに抜こうとしたら、フレームをバキッと割ってしまいました。

 これで抜けなければ、分解は諦めたほうがいい子もしれません。

 とりあえず、今回抜けたので、続けます。↓

 「バレルスリーブ」というパーツを外します。

 ネジのように回せば外れます。

 固く締まっているときは、布で巻いて傷が付かないようにしてから、ペンチで挟んで回すと、抜きやすいです。↓

 「バレルハウジングスクリュー」(六角ネジ)を外します。↓

 「バレルストッパー」という、銀色のストッパーを外します。↓

 「バレルハウジング」を前にずらすと、ホップアップパッキンが見えます。↓

 これが、純正の「ホップアップパッキン」です。↓

 下の写真は、既に加工済ですが、FIREFLYの「うましか・超辛口」を切って、コルトパイソンのインナーバレルのホップ窓に合うようにした物です。↓

 うましか超辛口を、インナーバレルのホップ窓に合わせて、はめ込みます。↓

 上から、テープをまいて、固定しました。↓

 これで、逆の手順で組み立てれば、完了です。

 一応発射はできました。

(すみません、屋外での実射は、まだしておりません。)

 ただ、ノーマルのパッキンよりも強い回転が掛かることは間違いないので、飛距離には期待しています。

 後日、追記したいと思います。

(参考・失敗)うましか蓮根(辛口)を組んでみた

 うましか蓮根(辛口)を組み込んでみました。

 結論から言うと、

    「失敗」 

です。

 この「うましか」は、

    「面ホップタイプ」

のためのカスタムパーツであり、「旧ペガサス」の物には合いません。

 弾詰まりをしてしまいました。

 こんなことやる人はいないかもしれませんが、一応、失敗したものも載せておきます。

 うましか蓮根(辛口)↓

 対応機種や使用方法が書いてあります。↓

 FIREFLYのこういう「絵」も独特なので、載せておきます。↓

 「うましか(蓮根)」は、こんな感じです。

 完全に、面ホップです。↓

 旧ペガサスのコルトパイソンのホップアップパッキンと比べると、全然違いますね。↓

 もちろん、インナーバレルのホップ窓も

適応していません。↓

 そこで、私は、

   「うましか蓮根を加工しよう」

と考え、切って、ホップ窓に合うようにしてみました。

 雑ですが、ハサミでカットしました。↓

ホップ窓に入れてみると、少しだけ飛び出ていたので、この飛び出た部分もカットします。↓

 外側を削って、元の状態まで組み立て、発射してみたところ、完全に弾詰まりを起こして、発射できませんでした。

 もしかしたら、パッキンの裏側を削るなどして、薄くしていれば、発射はできたのかもしれませんが、調整にかなりの手間が掛かると思い、やめました。

 うましか蓮根は、現行の面ホップの物には有効でしょうが、旧式の物に無理して加工して組み込むことで、今回は失敗しました。

FIREFLY・スタームルガーMk1・パワーバルブの付け方

 FIREFLYから、マルシンの固定ガスガン、

  「スタームルガーMK1」

のマガジンのガス吐出量を上げる、

  「パワーバルブ」

というパーツが出ていたようです。

 多分、昔のものだと思います。

MK1の初速について

 今は、そんなにパワーあるとダメですからね。

 マルシンのMAXIは、ハイパワーが売りでしたが、今はかなり落とされています。

 まあ、個人的には、

  「法定初速内」

であれば、パワーがあったほうが、サバゲーでも草むらに弾を弾かれなくて済むかなぁと思いますが。

 でも、至近距離での撃ち合いになったときの事を考えると、パワーを落としたほうがいいような気もします・・・

 人によって考え方は分かれますかね。

 ノーマルのハンマースプリングままで、昔のマガジンに、このバルブを組めば、初速の問題で、おそらく

  「違法」

なパワーになります。

 そうならないために、このパーツを組むことで使いやすくするために、

①ハンマースプリングを変えて、トリガープルを軽くする

②できれば、インナーバレルカット

この点(2点)のカスタムをすることで、

○トリガープルが軽い

○初速は、変わらない

「かなり」使いやすい銃になります。

 ですから、今回は、トリガープルを軽くする等のカスタムをすること前提で、この

   「パワーバルブ」

を紹介します。↓

 純正のマガジンのバルブと、このバルブを交換して組むことで、マガジンからのガス吐出量が増えて、初速が上がるそうです。

作業の注意事項

 マガジン自体は、単純な構造なので、作業も簡単ですが、

 「注意事項 3つ」

ほど。

①分解、改造に当たるので、修理などについて、メーカーの保証を受けられなくなると思います。

 改造した銃の修理は、やってくれません。

 自己責任でお願い致します。

②バネなど、小さいパーツがあるので、無くさないようにしましょう。

 バルブのバネが飛んでいく場合があります。

③マガジンにガスが残っていないことを確認してから、作業してください。

 ガスが残っていると、吹き出したりして非常に危険です。

パワーバルブの付け方

 作業に入ります。

 これがマガジンです。

 この中にあるバルブを交換するので、まずは分解します。↓

 マガジンの後ろに、ネジがあります。

 これを外しましょう。↓

 こんな感じです。↓

 ドライバーで示した部分に、ピンが刺さっているので、抜きます。

 細い棒等を当てて、ハンマーで軽く叩くと、抜けます。↓

 こんな感じです。↓

 先程のネジとピンを外して、バルブ部分のパーツ一式を外します。

 ペンチで挟んで、後ろにずらすと、抜けます。↓

 バルブが見えました。

 この純正のバルブと、カスタムバルブを交換します。

 これですね。↓

 改めて説明書を見ながら、バルブの向きやパーツの位置を間違えないようにして、組み立てれば、完了です。↓

FIREFLY・スタームルガーMK1用のチタンバルブ

 「パワーバルブ」

と同じく、マルシンのMK1用のパーツで、

  「チタンバルブ」

というものも出ていたようです。

 カスタム内容や効果は同じような感じですが、値段が少しだけ高いみたいです。

 現在も販売しているかは分かりませんが。

 付け方は同じですね。

 参考です。

まとめ

 単純にパワーだけを求めて組み込むことは、私も反対です。

 しかし、スタームルガーMK1をカスタム前と同じくらいの初速で、使いやすくしたいのであれば、

 ・トリガープル軽減

 ・インナーバレルカット

して、初速をかなり落としたうえでこのパーツを組めば、トリガープルも軽く、使いやすくなります。

 ハンマースプリングが軽くなることで、「パチン」という作動音も減ります。

 当然トリガープルも、軽くなります。

 ガスの吐出量が増えて、作動音よりも、発射音の方が大きくなり、サプレッサーの効果も出やすくなります。

 インナーバレルが短ければ、尚更サプレッサーが効きます。

 他のカスタムと併せてやるのであれば、すごく良いカスタムパーツだと思います。

MK1・アサシンズ外装カスタム方法(スモーキーズガンファクトリー金属製リアサイト、マガジンボトムカスタム)

 サプレッサー付のスターム・ルガーMK1、本当にカッコいいですね。

 アッパーと同径のサプレッサーが付いてるのが一番好きなんですけども、

   「アサシンズ」

のように、サプレッサーが太くなっているのも良いですね。

 しかも、マルシンのアサシンズは、サプレッサーの銃口部分の内径が、すごく狭いので、いかにも音を閉じ込めそうです。

 今回は、マルシンの人気商品?の、固定ガスガン、

   「MK1アサシンズ」

を、外装カスタムしました。

MK1・アサシンズのリアサイトカスタム

 写真は、サイト等を既にカスタムパーツと交換済なのですが、説明します。

   「リアサイト」

は、スモーキーズガンファクトリーの、

   「金属製リアサイト」

と交換しています。

 金属製で、メッキもしてあるようで、ギラギラしていると思います。↓

 角度を変えて↓

 リアサイトは、純正だとABS で出来ています。

 それでも良いのですが、このスモーキーズガンファクトリー製のは、

   「金属製」

です。 

 MK1のパーツってあんまり多くないですからね。

アサシンズ・マガジンボトムカスタム

 ついでに、

   「マガジンボトム」

も変えました。

 こちらも、

   「スモーキーズガンファクトリー」

   「指掛け付マガジンボトム」

です。

 これも、金属製です。

 両面テープで着けるようですが、取れそうなので、接着剤で着けました。

 左側のマガジンがそれです。

 マガジン下部に、接着しました。↓

 左右からそれぞれ見てみました。

 拡大してみると、こんな感じです。↓

 反対側からです。↓

まとめ

 部分的にでも、カスタムパーツでカスタムすると、他の個体とは違った、オリジナリティが出て、更に自分の銃に愛着がわきますね。

 今回私が行ったカスタムは、外装だけですが、カスタムパーツ自体が限定品のようなものなので、サバゲーなどでガシガシ使うのは勿体ない気がします。

 枕元に置いておく中として、大事にしようかと思います。

 MK1専用のカスタムパーツ、もっともっと色んなメーカーが出してくれると嬉しいですよね。

タナカ・コルトパイソン(旧ペガサス)シリンダー回転不良の直し方

 タナカのコルトパイソン(旧ペガサス)の

    「シリンダー回転不良」

を直します。

 タナカのコルトパイソン(旧ペガサス)は、トリガーを引いても、シリンダーが回転せず、発射できないことがあります。

 コルトパイソンRモデルは、しっかりスムーズに回転するんですけどね。

 今回は、これ↓

 タナカ・コルトパイソン8インチ(旧ペガサス)を修理します。

 中古で購入しましたが、既にトリガーを引いても動きませんでした。

 直してあげましょう。

シリンダー回転不良の原因

 まず、シリンダーが回転しない原因を見ていきましょう。

 下の写真のように、ピンクの矢印で示した部分が、 

   「シリンダーストップ」

と言って、シリンダーの回転をストップさせるパーツです。

 本来は、シリンダーが回転する際に、このパーツが下に下がって、シリンダーが回転します。

 しかし、今回は、このパーツが下に下がらないので、シリンダーの回転をストップさせてしまっているのです。

 下の写真、トリガーを引いても、

   「シリンダーストップ」

が、下に降りきっていません。

 少しは降りているのですが、 

   ・降りるのが遅い

若しくは、

   ・降りる量が少ない

ため、回転させたいはずのシリンダーを「強制的にストップ」させてしまっています。

 このせいで、シリンダーが回転しないことがわかりました。

 下の写真の、多分「ハンド」というパーツだったと思いますが、シリンダーを回転させるためのパーツです。

 トリガーを引くと、このパーツが上に上り、シリンダーを回転させます。 

 それと同時に、シリンダーストップが降りて、回転を邪魔しないようにする「はず」なんですけどねえ。

 今回は、「シリンダーストップ」が降りてくれません。

シリンダー回転不良の修理方法

 今回の修理は、かなり簡単です。

 分解しませんので。

 この「シリンダーストップ」に、少しだけ手を加えます。

 ほんの少しだけ低くなってもらえたら、回転するような気がします。

 削ってみましょう。↓

 そのまま、ヤスリで、ほんの少しだけ削りました。

 本当に少しだけです。

   「1mm」

くらいだと思います。

 削り過ぎは厳禁です。

 これで、シリンダーストップの高さが低くなったので、シリンダーストップが降りるのも少しだけ早くなると思います。

 写真は、削りカスで汚いですけど、後できれいにします。

 「削った」ことが、わかりやすいようにしました。↓

修理後

 修理後、シングルアクション、ダブルアクション共に、快調です。

 しっかりと作動しました。

 旧ペガサスのコルトパイソン、シリンダー回転不良は良くあります。

 たったこれだけで、使えるようになるのなら、中古で安く買って、直して使うのも良いですよ。

マルゼン・ワルサーP99FS・消音性能アップカスタム

 マルゼンのワルサーP99FS(フィクスドガスガン)の消音性能をアップさせるためのカスタムをします。

ライバル・SOCOM MK23との比較

 東京マルイのSOCOM MK23(ソーコム)と比べられる事が多いマルゼンのワルサーP99ですが、

  ・消音性能

  ・命中精度

いずれもSOCOM MK23(ソーコム)の方が上だと思います。

 私は、両方持っていますが、やっぱりソーコムの性能はすごいです。

 発射音は静かですし、命中精度もありますし、装弾数もあります。

 ハントガン最強クラスなのではないでしょうか。

 「消音性能」については、東京マルイのソーコムは、サプレッサーは大きいですし、長さも長く、消音用のウレタンスポンジも多いです。

 マルゼンのワルサーP99のサプレッサーと比べると、サプレッサーの大きさが違いますし、消音性能が違うのは仕方がないです。

マルゼン・ワルサーP99の良いところ

 音が静かなことから、東京マルイのソーコムとライバル扱いされていますが、命中精度や静音性については、正直にソーコムの方が上だと思います。

 しかし、マルゼンP99の方は、

   ・小型なので携行しやすい

   ・トリガープルが軽い

   ・外観上、全体的に出来が良い

という部分は、ソーコムには無い良いところだと思います。

 だから、私はマルゼンよワルサーP99FSが大好きです。

 今回は、現在のマルゼンの消音性能より減音させて、東京マルイ・ソーコムに少しでも負けないようにしたいと思います。

ワルサーP99消音カスタムの方法

 サプレッサーは、内径が狭いほうが、音を閉じ込めて小さくするので、付属品のサプレッサーの内径を狭くしたいと思います。

 下の写真は、現行のマルゼンのサプレッサーです。↓

 これでもかなり減音するのですが、さらに減音させたいと思います。↓

 マルゼンのワルサーP99FSのサプレッサーは、ネジロック剤により、分解できません。

 今回、私が購入した物は、たまたまネジロック剤が取れていたので、ネジのように回したところ、取れました。

 KM企画のサプレッサーは、加熱するとネジロック剤の効果が無くなり、ネジのように外せるようになるので、会社は違えど、マルゼンの物も同じように加熱すると、ネジロック剤の効果が切れて、外せるようになると思います。

 分解したところ、ウレタンスポンジが2つ入っています。

 今回は、このウレタンスポンジの消音材については、このまま使います。↓

 マルゼン・ワルサーP99FSサプレッサーの内径です。

 内径が広いのですね。

 発射された弾が当たる心配は少ないものの、減音効果は下がります。↓

 Gemtechのoutbackサプレッサー(の蓋)を使います。↓

 マルゼンのサプレッサーの蓋と、Gemtechのサプレッサーの蓋の内径を比べてみました。

 Gemtechのoutbackサプレッサーの蓋の内径は狭く、外形もマルゼンの物と同じなので、いい感じです。

 これを蓋にします。↓

 単純にはめ込むと、ユルユルガタガタで、コロッと抜け落ちてしまいます。↓

 布を巻きつけて、ガタガタつきが無くなるようにします。↓

 切った布を、Gemtechのoutbackサプレッサーの蓋に巻きつけます。

 1周だけで大丈夫です。↓

 これではめ込むと、サイズが丁度いいです。

 私は、接着剤をうまく内部に付けて、固めました。

 接着剤は、「一発勝負」ですので、失敗しないようにしましょう。

 これで、分解は出来なくなりますが、しっかりと固定されます。

 これで、サプレッサーの内径が狭くなったので、減音されます。↓

爆音銃を減音(消音)カスタムする(MK1・S.O.Gサイレンサーカスタム)

はじめに(サプレッサーの効果を楽しむ)

 私は、サプレッサーが大好きです。

 「サプレッサーを付ける」ことによって、銃声が低く、小さくなるのって、たまらないです。

 分かってくれる人、いますかね(笑)。

 また、付けると、見た目もすごくかっこよくなりますし。

 今回は、あえて、

   「爆音」

にしたガスガンをサプレッサーにより、

   「消音」(減音)

することで、サプレッサーの効果を感じて、楽しみたいと思います。

 サプレッサーを付けることで、音が変わるのを実感して、サプレッサーの効果を楽しんで、自己満足したいと思います。

S.O.Gサイレンサーの性能

 某オークションサイトで、非常に状態が良い、

   「MK1専用 S.O.Gサイレンサー」

を手に入れることができました。

 S.O.Gサイレンサーについてのレビューは、私自身が他の記事で書いたり、他の人がブログで書いたりしているので、詳しいことは省略します。

 簡単ですが、

   ・筒の厚みがある

   ・内径が狭いバッフルが入っている

   ・フェルトで減音している

ので、減音性能が非常に高いサプレッサーです。

 ただ、このサプレッサーを作っている、

  「スモーキーズガンファクトリー」

という会社は、現在活動していないため、新品を購入することはできません。

 今回、MK1専用のS.O.Gサイレンサーを手に入れることができたので、

   「爆音仕様MK1」

にサプレッサーを付けて、減音効果を楽しむことにします。

MK1を爆音カスタムする方法

 MK1を、あえて爆音にします。

①まず、インナーバレルを短くカットします。

 後でマガジンを調整して、ガス放出量を増やすのですが、最初にインナーバレルをカットしておかないと、初速が法定速度を超えます。

 インナーバレルは、

   「MK1・アサシンズ」

くらいの長さにカットすれば、問題ありません。

 また、短いインナーバレルのおかげで、バレルから弾が発射される際、あり余ったガスが銃口から一気に出て、大きな破裂音が出ます

 アサシンズ用のインナーバレルを使うか、KM企画から出ている「アサシンズ用TNバレル」をそのまま使っても良いですね。

②次に、ガスの放出量を上げます。

 旧タイプのマガジンを使うか、マガジンのガス放出口の穴を広げます。

 これで、多量のガスを放出させて、破裂音を出します。

 当然の話ですが、ガスを大量に放出させるので、燃費は悪くなります。

 それでも、固定ガスガンなので、ガスブローバックガスガンよりは、燃費は悪くないとは思います、多分。

ついでに弾道調整とトリガープル軽減するやり方

 今回は、「爆音カスタムをして、サプレッサーにより減音させる」記事なので、話がズレてしまいますが、せっかくのカスタムの機会なので、

   「弾道調整」

と 

   「トリガープル軽減」

カスタムもします。

①弾道調整については、ホップパッキンを面タイプに変更します。

 マルシンのホップパッキンであれば、そのままのパッキンを使用します。

 KJのものは、マルシンのものと交換するか、ホップパッキンの突起を平らに削ります。

 ホップパッキンの裏面に、

   「マスキングテープ」(がお勧め)

を貼り、厚さを増します。

 私は、5〜8枚くらい重ねて貼っています。

 これにより、ホップパッキン全体の厚さが増すので、「面」で摩擦をかけられます。

②トリガープル改善については、他のメーカーから、

   「ソフトスプリング」

や、

   「ライトトリガースプリング」

等の名称で販売されているので、購入して組み込めば完了です。

 詳しい組み込み方などは、他の記事に記載してあるので、必要であれば、確認しながら組み込んでみて下さい。

爆音MK1を減音する方法

 各種調整、カスタムによって「爆音」になったMK1に、サプレッサーを付けることで、減音します。

 今回爆音にした銃は、銃口のガスの破裂音が主な音になるので、サプレッサーは有効です。

 性能が良い、S.O.Gサイレンサーを付けることで、発射音の軽減をします。

 サプレッサー無しでの発射音は、

   「バチンッ!!」

と、大きな音がしました。

 サバゲーでは、嫌がられるか、フィールドによっては、使用を断られる?くらいだと思います。

 実際にサプレッサー付けてみたところ、

   「ボフンッ」

と、低い音になりました。

 音は小さいかと言われれば、そこまで小さくはありません。

 それは、

 ・元々のガスの放出量が多いので、サプレッサーの容量が負けていること 

 ・元々の音が非常に大きい事

により、サプレッサーを付けても、普通に聞こえる音になっています。

 しかし、「サプレッサー装着前より」も、格段に音は小さくなっていますし、低くなっています。

 今回は、「無音に近づける」のではなく、「爆音銃を、サプレッサーによって減音する」ことにより、サプレッサーの効果を体感して、自己満足することが目的だったので、個人的には大満足です。

 サプレッサーにより、これだけ音が小さくなったと。

 今回の私がやったカスタムのように、無駄に爆音にすることさえしなければ、サプレッサーで、かなりの減音カスタムをすることもできます。

ついでに、飛距離アップと弾道の安定性について

 弾道調整の際、ホップパッキンを面タイプに調整しました。

 ガスの放出量を増やし、インナーバレルを短くしたことにより、

  「重量弾」

を使用した際に、遠くまで届くようにもなります。

 ガスの放出量を増やすことで、トップスピードでホップパッキンを通過し、面ホップにより、強い回転が掛かるためです。

 短くカットしたインナーバレルにより、初速は、問題ありません。

 これにより、重い弾を使って、遠くまで弾を飛ばすことができます。

 (今回のサプレッサーの話とはあまり関係ありませんが、せっかくカスタムしたので)

スターム・ルガーMK1 ・アサシンズ・カスタム方法

 マルシンの

  「MK1・アサシンズ」

を使いやすいように、実射性能、消音性能、使いやすさ、外観など、フルカスタムします。

 下の写真は、購入時のMK1アサシンズ(HW )です。↓

マルシン・MK1の問題点

①マルシンのMK1 全体に言えることですが、とにかく 

   「トリガープルが重すぎる」

事です。

 固定ガスガンだから仕方がない部分もありますが、マルゼンの固定スライドガスガンのように、初速を保ちつつもトリガープルが軽くなるように研究されているものもあるので、改善しなければいけない部分だと思います。

②「弾道が不安定」です。

 ホップチャンバー周りは、昔よりもだいぶ改善されていますが、トリガープルが重いこともあり、精密射撃は難しそうです。

③トリガーを引いて発射すると、発射音以外に、「パチン」という、内部でハンマーがプラスチックに当たる音がします。

 無駄に重すぎるハンマースプリングのせいで、無駄な音をたてています。

 サプレッサーが付いている今回のようなモデルは、銃口からの発射音以外の無駄な音は抑えたいところです。

 これらの問題点も、今回のカスタムで改善していきたいと考えています。

カスタム①(ボルトの変更により外観カスタムする方法)

 外装を変えます。

 純正だと、ボルトがブラックに、一部分だけシルバーに塗られています。

 ニッケルのシルバータイプと交換して、ボルトを完全にシルバーにします。

 下の写真は、純正のボルトで、一部分だけがシルバーに塗られています。↓

 ニッケルのシルバーと交換しました。

 個人的には、一部分だけしるに塗るよりも、思い切って全部シルバーにしたほうがカッコいいと思います。↓

カスタム②(リアサイトの交換する方法)

 純正のリアサイトです。

 シンプルに、ちょこっと乗っていて、これも好きなのですが、高さ調整等はできません。

 実戦向きに、調整できるタイプに交換したいと思います。↓

 Mk1のブルバレルタイプのリアサイトと交換しました。

 横に押し込んでずらせば、交換できます。↓

 狙ってみると、こんな感じです。

 高さ調整ができます。↓

カスタム③(サプレッサー内部カスタムにより消音性能を上げる方法)

 サプレッサー内部のカスタムをします。

 分解は、六角レンチでネジを回して、サプレッサーを抜き出せば、簡単に外れます。↓

 分解してみると、プラスチック製のバッフルと、スポンジが配列されています。

 形状は、いかにも減音しそうな造りです。

 良いですね、本当、こういう構造、好きです(笑)。

 プラスチック製のバッフル一式を抜き出してみました。

 欲を言えば、このバッフルが金属製だともっと嬉しいですが、まあ、すごくいい構造なので、構いませんが)↓

 斜めから見てみました。↓

 惚れ惚れします。(笑)

 定番のカスタムですが、これに、ウレタンスポンジを追加して、隙間を埋めます。↓

 こんな感じです。↓

 KM企画の、フェザーウエイトサイレンサー用の特殊吸音材をハサミで切って加工して入れました。↓

 スポンジがびっしりです。

 元々あるバッフルと合わさって、良い音になるはずです。↓

 逆の手順で組み込めば、サプレッサーのカスタムは完了です。↓

カスタム④(インナーバレルの交換により初速を上げる方法)

 インナーバレルを交換します。

 短いインナーバレルのタイプなので、少しでも初速を上げるために、KM企画から出ているタイトバレル、

  「TNバレル」 

と交換します。

 バレルがタイトなので、発射ガスが効率よく弾を後ろから押すことで、初速を上げます。

 後で紹介するカスタム方法の一つで、ハンマースプリングを交換する予定なのですが、これによりどうしても初速が下がってしまいます。

 アサシンズ用の短いインナーバレルなら、尚更です。

 初速を維持するために、タイトバレルを使います。

カスタム⑤(ホップパッキンカスタムにより飛距離アップする方法)

 ホップパッキンをカスタムします。

 ノーマルだと、ホップの掛かりが弱いです。

 ホップの掛かりを強くするために、ホップ調節ネジを回しても、「点」で上から抑え込むため、安定しません。

 ホップを安定させるためには、「面ホップ」(長掛けホップ)にします。

 最近のマルシンのMK1は、元々付いているホップパッキン自体が、面になっているはずなので、ホップパッキンを交換する必要はありません。

 上からマスキングテープ5〜8枚を切って重ねて、ホップパッキンの上に入れます。

 これにより、ホップパッキンを面で押すことができます。

 ホップパッキンを面で押すことにより、弾に安定した強い回転を掛ける事ができます。

 マスキングテープを厚く入れすぎると、弾詰まりの原因になるので、調整して下さい。

カスタム⑥(ハンマースプリング交換によりトリガープル軽減方法)

 一番の問題点である、ハンマースプリングを交換します。

 「ソフトスプリング」や「ライトトリガースプリング」等、様々な名称で、店頭や、ネットで販売しています。

 これに交換することで、トリガープルがかなり軽くなり、トリガーフィーリングが良くなります。

カスタム⑦(落ちすぎた初速をマガジン調整により上げる方法)

 ハンマースプリングをソフトスプリングと交換することで、ハンマーがガスのバルブを叩く力が弱くなります。

 これにより、初速が落ちます。

 これを防ぐために、マガジンのガス放出口を、旧タイプの大きな穴のものと変えるなり、放出口のリング(筒)を大きなものに変える事で、ガスの放出量が大幅に上がります。

 ただし、強いハンマースプリングのままのカスタムや、インナーバレルが長い状態でのマガジン加工は、確実に法定初速を超すので、絶対にやめてください。

 今回については、

   ・インナーバレル(ショートタイプ)

   ・ソフトスプリングに交換

を併せてやるので、法定初速を超すことはありません。

 他のカスタムと併せてすること前提でお願いします。

カスタム完了後のレビュー

 カスタム完了しました。

 実射したところ、トリガープルは、かなり軽くなり、使いやすくなりました。

 トリガープルが軽いので、今までの重いトリガーを引くことによるガク引きが、ほとんどなくなりました。

 発射音については、ハンマーの打撃音はかなり小さくなり、ガスの放出音のみですが、これは、サプレッサーにより減音できています。

 ただ、バッフルがプラスチック出てきているせいか、発射音は小さいものの、少し高い音がします。

 金属製のバッフルだったら、もう少し低い音になりそうな気がします。

 弾道については、素直にまっすぐ飛んでいます。

【XM-9サプレッサー消音カスタム】(M9サプレッサーカスタム)

 今回は、M9専用のサプレッサー、

    「XM-9サプレッサー」

の消音効果を向上させます。

 このサプレッサーは、太めのサプレッサー で、装着すると、銃のサイトが使えなくなってしまうため(前が見えなくなる)、サプレッサー自体にサイトが付いていることと、ワンタッチで取り付けられるのが特徴です。

 前回は、このサプレッサーの先端にあるケースにだけウレタンスポンジを詰めたのですが、更に消音効果を上げたいと思います。↓

前回のカスタム方法

 このサプレッサーは、ガスコッキング化したM9に使用しています。

 前回は、下の写真の通り、サプレッサー内部に収納されているこのケースにウレタンスポンジを詰めました。

 サプレッサー自体は大きめで、先端以外のスペースは、スポンジを詰めず、発射ガスの拡散スペースとしていました。

 これだと、中で音が反響しているような状況でしたので、このスペースも有効に使いたいと考えました。

 まあ、それでも、かなりの消音効果かありましたが。↓

今回やるカスタム方法

 今回は、先端のウレタンスポンジはそのままにしておいて、他のスペースに、「ガス拡散用の空間は残しつつ」も、

   「メラミンスポンジ」

を詰めたいと思います。

 まずは、XM-9サプレッサーの蓋を開けて、で、メラミンスポンジにグリグリと回しながら押し付けて、円形に切り抜きます。

 そのくり抜いたメラミンスポンジに穴を空けるのですが、少し広めに開けたいと思います。

 私は、KM企画のスリムサイレンサーでくり抜きました。

 同じようにグリグリと回しながら、押し込みます。↓

 下の写真のとおり、雑ですが、こんな感じにくり抜けました。

 これを、XM-9サプレッサーの奥の方に詰め込みます。

 XM-9サプレッサーの奥から半分から、3分の2あたりまで詰め込めばいいと思います。

 先端は、ウレタンスポンジを入れたケースを入れないといけないので、先端にはスペースを残しておかないと、蓋を閉められません。↓

 下の写真は、くり抜いたメラミンスポンジを入れた様子です。 

 内径も広めなので、サプレッサー内部でガスを拡散させるスペースも残してあります。↓

 あとは、ウレタンスポンジ入のケースを、サプレッサーに収納すれば、作業完了です。↓

消音カスタムしたXM-9サプレッサー実射の感想

 実際に撃ってみました。

 サプレッサー内部で音がこもるためか、

  「ボン」

と、とても低い、静かな良い音がなりました。

 元々入れていたウレタンスポンジと、後から追加したメラミンスポンジで、更に高音が吸収されたと思います。

 室内で試射しましたが、かなり静かでした。

 サバゲーなど、屋内で撃った場合は、ほとんど気づかないレベルだと思います。

FIREFLY・うましか辛口の付け方(東京マルイ・GLOCK18C(グロック18C)飛距離アップカスタム)

 東京マルイのガスブローバックガスガン、

  「GLOCK18C」(グロック18C)

を、飛距離アップカスタムします。

 連射は申し分ないので、より遠くに弾を飛ばして、サバゲーでは、遠くから弾をばら撒いてしまおうと思います。

カスタム内容「うましか(辛口)」の種類と選び方

 カスタム内容は、FIREFLYから出ている、

  「うましか(辛口)」

を組み込みます。

 うましかは、二点長掛けホップのパッキンです。

 長掛けホップとは、弾がホップパッキンと接して摩擦をかける時間が長いため、非常に安定して、よく回転が掛かります。

 これを、上の左右二箇所で行うため、左右に偏ることなく、安定した回転が掛かります。

 うましかには、バリエーションがあり、

  ・甘口(0.2g以下)

  ・中辛(0.2gから0.25g)

  ・辛口(0.25g以上)

  ・超辛口(0.28g以上の重さの弾)

と、弾の重さによって、使うパッキンを選びます。

 横風に流されたりしにくいように、重い弾を使う仕様にしたいと考えているので、今回は、0.25g以上の重さに合う、「辛口」を使います。

 うましか辛口は、赤色です。

 このパッキンを、ノーマルのパッキンと入れ替えます。↓

 

うましか辛口の付け方(グロック18Cの分解方法)

 まずは、スライドを外します。

 説明書にも記載してあるので、省略します。↓

 バレルアッセンブルを外します。↓

 バレルアッセンブルは、ABSでできているので、簡単に外せます。

 割らないように注意しましょう。↓

 「Sタイト皿」というパーツ(ネジのこと)を外します。

 ネジは、2箇所あります。↓

 2箇所外したところです。

 小さいので、無くさないようにしましょう。↓

 「チャンバーカバー」を外します。

 モナカのように、縦にパカッと外れます。↓

 「HOPレバー」等を外します。↓

 「G ホップチャンバー」が出てくるので、これを、「うましか」と交換します。↓

 上の黒色のパッキンが、純正の「Gホップチャンバー」で、下の赤色のパッキンが「うましか辛口」です。↓

 うましか辛口のパッキンに付け替えたところです。↓

 あとは、元通りに組み込み直すだけです。↓

 「HOPレバー」も組み込むのを忘れないようにしましょう。

 私は、以前、このパーツを紛失したので、仕方なく、無しで組み込みましたが、ホップが全く掛かりませんでした。

 ホップを調整するためのパーツですが、これが無いと、回転が掛かりません。↓

 「HOPレバー」を、「HOPダイヤル」に引っ掛けた状態で組み込みます。↓

 組み込んだところです。↓

 「チャンバーカバー」を被せて、ネジ留めします。 

 その後は、逆の手順で組み込み直せば、作業完了です。↓

飛距離アップカスタム・グロック18C実射の感想(ハンドガン最強クラスでは?)

 サバゲーで使った感想ですが、弾道が安定して、飛距離もかなりあると思いました。

 某屋外のフィールドで、シューティングレンジも50m以上ある場所だったので、概ねの距離も測定できました。

 射撃は、ホップレバーによる調整もしましたが、弾が50mのラインを通り越していたので、50m〜60mは飛んでいたと思います。

 フルオートで連射すると、マガジンも冷えるので、全ての弾が50m超えることはなく、後半の方は飛距離は落ちていました。

 しかし、3〜5発などと小分けにして撃てば、遠くまで届いていました。

 シューティングレンジだけでなく、実際のゲームでも、相手の電動ガンに撃ち負けることなく、正面から十分に戦えましたし、個人的には、性能は上がったと思いました。

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FIREFLY・ゲボスケの付け方(タナカ・SAA・1stジェネレーション集弾性能アップカスタム)

 タナカのペガサスガスガン、

  「SAA」

の命中精度を上げるために、

  「ゲボスケ」

を組み込みます。

 今回、タナカのSAA、

  「1stジェネレーション」

を分解するので、少しコツが必要ですので、ご紹介致します。

ファイアフライ FIRE FLY タナカ リボルバー用 チャンバーパッキン ゲボスケ (゜_゜)

ゲボスケの効果(メリット)

 純正だとチャンバーパッキンが硬く、強い力で、弾を保持します。

 このチャンバーパッキンを、「ゲボスケ」と交換することで、弾の保持力が弱まり、余計な回転が掛かりにくくなります。

 これにより、ホップが安定します。

ゲボスケの効果(デメリット)

 チャンバーパッキンをゲボスケに変えることで、弾の保持力が弱まり、シリンダー内のマガジンが使えなくなります。

 弾の保持力が弱まることで、後ろから押される力に耐えきれず、弾が飛び出します。

 説明書にも書いてあります。↓

ゲボスケのパーツ構成

 パーツは、下の写真のように、ゴム製リング1つ、プラスチック製リング1つで、1組です。

 これが、6組入っています。↓

 組み込み方も説明書に書いてあります。↓

ゲボスケ組み込みに必要な道具類

 工具類は、

・ドライバー各種

・六角レンチ

が必要です。

 写真には、「ペンチ」が写っていますが、今回は無くても大丈夫です。↓

 専用のドライバーです。↓

 こちらは、今までのペガサスには付属していたのですが、現行のものには付属していないようです。

 しかし、これが無いと分解出来ないため、某オークション等や、過去のペガサスガスガン商品に付属している物を使うなど、何でもいいので準備しましょう。

ゲボスケの付け方(SAA・1stジェネレーション分解方法)

 

 タナカのSAA、1stジェネレーションを分解します。↓

「フロント・ストラップ・スクリュー」を外します。↓

「1st・ストラップ・ガード・スクリュー」を外します。

 2本あります。↓

「1st・バック・ストラップ」、「1st・トリガー・ガード」、「1st・ワンピースグリップ」をまとめて外します。↓

「ハンマー・スプリング・スクリュー」を外します。↓

「1st・ハンマー・スプリング」を外しました。↓

「フロント・ガード・スクリュー」を外します。↓

「リヤ・ガード・スクリュー」を外します。

 2本あります。↓

「トリガー・スプリング・スクリュー」を外します。↓

「トリガー・スプリング・スクリュー」と「トリガー&ボルト・スプリング」を外します。↓

「ボルト・スクリュー」、「トリガー・スクリュー」を外します。↓

「ハンマー・スクリュー」を外します。↓

「トリガー」、「ボルト」、「1st・ハンマー」を外します。↓

「シリンダー・スクリュー」を外します。

 これは、専用のドライバーが必要です。↓

 専用ドライバーは、こちらです。↓

「シリンダー・スクリュー」を外しました。↓

「1st・ベース・ピン・スクリュー」を外します。↓

「ベース・ピン」を抜きます。↓

「1st・シリンダー」を外します。

 フレーム右側から「コロッ」と取れます。↓

「ラチェット・スクリュー」を外します。

 小さいネジが3本あるので、無くさないように外します。↓

「ラチェット・スクリュー」、「1st・ラチェット」を外しました。↓

「1st・シリンダー」から、「ガス・チャンバー」を抜き出します。↓

「ゲボスケ」を組み込みます。

 純正のチャンバーパッキンと交換します。↓

 説明書の通りに組み込みます。↓

 組み込み後は、逆の手順で組み立てれば、完了です。

FIREFLY・うましか蓮根(タナカ・SAA・集弾精度・飛距離アップカスタムパーツ)

 タナカのペガサス式のガスガン、

  「SAA」

に、

  「うましか蓮根」(辛口)

を組み込みます。

ファイアフライ HOPパッキン うましか蓮根 タナカ リボルバー 用(辛口)

うましか蓮根(辛口)の効果と、ノーマルパッキンとの比較

 「うましか蓮根」は、タナカのペガサス用カスタムパーツです。

 これは、ホップパッキンで、これを組み込むと、ホップの回転が安定して、飛距離、命中精度が上がるそうです。

 今回は、「辛口」を購入しました。↓

 上記説明、しっかり書いてあります。↓

 今回、「辛口」を購入しましたが、他に「甘口」「中辛」「大辛」があり、回転の強度が変わってきます。

 強度は、「甘口」「中辛」「辛口」「大辛」の順に強くなっていきます。

 「辛口」については、下の写真の銃と、適正な弾の重さが書かれています。

 SAAの不安定ジェネレーションについては書かれていません。

 個人的に、重量弾が好きなので、「大辛」が欲しかったのですが、売り切れのため「辛口」にしました。↓

 袋からパッキンを出してみました。

 厚めで、真ん中に溝があります。

「面ホップ」かつ「二点保持」になっています。↓

「標準のホップパッキン」と、「うましか蓮根」です。

 右側が、「標準のホップパッキン」です。

 左側が、「うましか蓮根」です。

必要な道具類

 工具を準備して下さい。

 ・ドライバー各種サイズ

 ・六角レンチ

 ・ペンチ

 下の写真は、タナカ・ペガサスのシリンダー分解用の専用ドライバーです。

 過去のSAAには付属品として同封されていたのですが、現行のものはありません。

 なんとかして(過去の他のペガサス商品に付属している物)入手しないと、作業できません。

 必須ですので、ご準備を。↓

うましか蓮根の付け方(SAA1stジェネレーションの分解方法)

 説明書を見ながらパーツ名称を確認して作業します。

「分解」の手順ですが、組み立てるときは、分解手順と逆に組み立ててください。

「フロント・ストラップ・スクリュー」を外します。↓

「1st・ストラップ・ガード・スクリュー」を外します。

 ネジは2本あります。↓

「1st・バック・ストラップ」と、「1st・トリガー・ガード」と「1st・ワンピースグリップ」をまとめて外します。↓

「ハンマー・スプリング・スクリュー」を外し、「1st・ハンマー・スプリング」を外します。↓

「1st・ハンマー・スプリング」を外します。↓

「フロント・ガード・スクリュー」を外します。↓

「リヤ・ガード・スクリュー」を外します。

 2本あるので、両方とも外します。↓

「トリガー・スプリング・スクリュー」を外します。

「トリガー&ボルト・スプリング」の付き方を覚えておいて下さい。↓

「トリガー・スプリング・スクリュー」と、「トリガー&ボルト・スプリング」を外しました。↓

「ボルト・スクリュー」と「トリガー・スクリュー」を外します。↓

「ハンマー・スクリュー」を外します。↓

「1st・ハンマー」、「ボルト」、「トリガー」を外します。↓

「シリンダー・スクリュー」をはずします。

 このパーツについては、専用のドライバーが必要です。↓

 下の写真が、専用ドライバーです。

 現行のものには、付属していません。

 過去のペガサスガスガンに付属している物や、ネット等で、どうにかして入手して下さい。↓

 専用ドライバーで外しました。↓

「1st・ベース・ピン・スクリュー」を外します。↓

「1st・ベース・ピン・スクリュー」を外すことで、「ベース・ピン」を外します。↓

「1st・シリンダー」を銃本体の右側から外し事が出来ます。↓

「バレル・スリーブ」を外します。

 硬くて中々回らないので、ペンチを使うと良いかもしれません。

 パーツに傷付くのが嫌な人は、布を巻いてからペンチで挟むと良いでしょう。↓

「バレル・スリーブ」を、前方にずらして外します。↓

「インナーバレル」を、「ゲート」を開いて、後ろにから抜き出します。↓

「インナーバレル」や「バレル・ハウジング」が出てきました。

 見辛いかもしれませんが、銀色のリング「バレル・ストッパー」を外します。↓

「バレル・ハウジング」を、写真の向きで左にずらします。 

 すると、「バレル・ストッパー」がよく見えます。↓

「バレル・ストッパー」は、ペンチで押し込むと外しやすいです。↓

「バレル・ハウジング」を、写真の向きで、「右側」にスライドさせます。

 すると、「ホップアップ・パッキン」が見えます。↓

 この、「ホップアップ・パッキン」を外して、「うましか蓮根」を組み込みます。↓

 下の説明書ききさに、「パッキンは穴が前側」と記載してあります。↓

 説明書の通りに

 組み込みました。

 これで、組み込み作業は完了です。

 逆の手順で組み立てれば、終了です。

ファイアフライ HOPパッキン うましか蓮根 タナカ リボルバー 用(甘口)

メイプルリーフ・MR.HOPの付け方(東京マルイ・M9・飛距離アップカスタム)

 東京マルイのM9の飛距離をアップさせるべく、ホップパッキンを交換することにしました。

 メイプルリーフのパッキンで、

  「MR .HOP」

です。

 2021と記載してあり、新作のようです。

パッキンの高度の選び方

 今回は、青色の「70°」を購入しました。

 50°から85°まであり、数字が低いほど柔らかく、数字が高いほど、硬いそうです。

 硬ければ硬いほど、摩擦が強く掛かるので、弾の回転も強くなります。

 この中で70°というと、中間くらいの硬さのようですね。

 パッケージを開封してみました。

 気密保持のリングと、パッキンが入っています。

 パッキンの色がクリアで、きれいです。

 パッキンの弾の接触部分が見えます。

 接触部分の面積が、今までより増えているような気がします。↓

メイプルリーフパッキンの付け方(東京マルイ・M9分解、組立方法)

 今回、「東京マルイ・M9」に組み込みます。

 ちなみに、「ガスコッキング式」にカスタムしています。

 説明書丸々写真に取りましたが、「バレルアッセンブル」を抜き出します。↓

 赤い棒で示した「テイクダウンボタン」を押しながら↓(下に続く)

 「テイクダウンレバー」を時計回りに90°ほど回します。↓

 こんな感じです。↓

 スライドを前に「スッ」とスライドさせると、フレームから外れます。↓

 「リコイルスプリングガイド」の根本をずらします。↓

 こんなふうに、引っかかっている部分を外すと、リコイルスプリングガイドが外れます。↓

 こんな感じです。↓

 アウターバレルを外します。

 前方にずらします。↓

 スライド下方から、ずらして外します。↓

 こんな感じです。↓

 「バレルアッセンブル」が抜けました。↓

 アウターバレルを外します。

 ABS なので、少しだけ強引に広げながら、インナーバレルを抜きます。↓

 2箇所ネジで止まっているので、2箇所ともネジを外します。↓

 ネジを外しました。↓

 蓋を外すように開けます。↓

 純正のホップパッキンが見えました。

 これを、メイプルリーフのパッキンと交換するわけです。↓

 メイプルリーフのパッキンをはめ込みました。

 少しだけ小さめなのでしょうか。↓

 気密保持用のリングをつけます。↓

 パッキンに、凸があるので、下の写真の黒色のチャンバーの穴にハマるように組み込みます。↓

 こんな感じです。↓

 ホップレバーを忘れずに組み込みます。↓

 蓋を被せます。↓

 ネジをしっかりと締めて、ホップチャンバー関係は完了です。↓

 本体の組み立ては、省略します。

 作業は完了です。

メイプルリーフパッキンの実射レビュー

 ガスコキのM9に組み込んでみました。

 これ、かなり回転が掛かります。

 0.3gの弾を使い、目測で、水平に50mくらい飛びました。

 重量弾にもしっかりと回転が掛かり、確実に飛距離が伸びました。

 70°でこれだけ回転が掛かるのであれば、それより上の硬さだと、本当にかなりの回転が掛かると思います。

 多少は、ホップレバー等で、調整出来ますが。

 個人的な感想ですが、飛距離が伸びて「最高」です。