タナカ・ルガー命中精度、飛距離アップカスタム

 タナカ・ルガーの命中精度と、飛距離を上げたいと思います。

 既に、他のブログでも書いてある方法なのですが、一部オリジナルのものもあるので、詳しく書きたいと思います。

カスタム方法

 ルガー純正のインナーバレル、ホップパッキンを

 WA(ウエスタンアームズ)のver3(固定ホップ)

と交換します。↓

 純正のインナーバレルとホップパッキン、これは、下からイモネジで突き上げてホップが掛かるようにしているようですが、なかなか凄い仕組みなんですね。

 WA(ウエスタンアームズ)の固定ホップは、上部がでっぱっており、しっかり弾に摩擦が掛かるので、バックスピンがしっかりと掛かります。↓

 パッキン周りにある出っ張りは切っておきましょう。

 そのままホップチャンバーに組み込もうとすると、ガタガタになってしまうので、私がカスタムでよく使う、

  マスキングテープ

をインナーバレル外周に巻いてかさ増しして、ホップチャンバーに差し込みます。(このやり方が、オリジナルです) ↓ 

 これで、ガタガタはなくなるはずです。

 このとき、インナーバレルと、ホップパッキンの位置も、マスキングテープで固定したほうが、インナーバレルとホップパッキンの位置がズレにくいです。↓

 (インナーバレル半周巻く程度でいいと思います。)

 マスキングテープを巻いたインナーバレルをホップチャンバーに差し込んだら、ホップチャンバーを床と垂直にしたうえで、中に刺さっているインナーバレルとホップパッキンのでっぱりが、床と平行になるように調整します。

 もし斜めになっていたら、ホップも斜めに掛かってしまいます。

 もともとあったイモネジも、しっかり締めることで、インナーバレルがしっかり固定されます。

 このイモネジを強く締めれば、ホップパッキンも上からガッチリ押されることになるので、ホップは強めに掛りますし、もう少し弱めたい場合には、イモネジも少しだけ緩めます。

 (イモネジを緩めすぎると、インナーバレルがクルクル回ってしまったり、インナーバレルが銃口から抜けてしまうので、程々にしてください)

ルガーカスタム後の実射性能

 結論としては、非常に飛距離も精度も上がりました。

 個体差もありますが、

   0.25g以上の重さ

と弾を使うことが前提ですが、左右のブレは無く、まっすぐ、若しくは若干ホップが強めに上の方に飛びます。

 そこは、弾の重さで調節してください。

 目測ですが、40mはゆうに超えていきました。

 サバゲーでも使いましたが、ノーマルのルガーでは弾が届かないような位置にいる相手からもヒットもたくさん取れて、充分にハンドガンとしての役割を果たせたと思います。

欠点

 欠点は、ホップが、固定ホップになるところです。

 タナカのルガーは、マグナブローバックを採用していて、ノズル先端で弾押し出してしまうため、マルイ等のメーカーのようなホップパッキンでは、銃口から弾ポロしてしまいます。

 そうならないために、強めのパッキンで弾を保持しているので、どうしても弾に強い回転が掛かります。

 そうすると、0.25g以上の重い弾を使わないと、発射した弾が浮力に負けて、かなり上の方に飛んでいってしまいます。

 0.2g等の軽い弾は、非常に使いづらいでしょう。

 例えば、0.2g以外の重さの弾の使用が禁止されている屋内フィールドなどでは、少し離れた位置の相手を狙うのは大変かもしれません。

 

WA(ウエスタンアームズ)M1911・コルトガバメント・プレ70・リアルスチールレビュー

 WA(ウエスタンアームズ)の

  M1911・コルトガバメント

  (プレ70・リアルスチール)

を、中古で購入しました。

 今回、中古ということもあり、グリップについては、おそらく

  「アルタモント製」

の物と交換されています。

 メーカー純正の物は、プラスチック?ベークライト?でできた、コルトのマークが入ったチェッカリンググリップです。

エアガンのデータ

全長:216mm

銃身長:114mm

重量:887g

装弾数:21+1発

初速:70m/s

発射方式:ガスブローバック

外観チェック

 外観を見ていきます。

 材質は、

  「HW(ヘビーウェイト)」

で出来ており、全体的に、非常にきれいに仕上がっています。

 あえて少し擦れたように仕上げてあるようで、ビンテージ感が漂っています。↓

 反対側からです。↓

 スライドオープンの状態にしてみると、きれいなアウターバレルが見えます。

 このアウターバレルは、金属で出来ており、上からメッキがされています。

 当然、バリなどもなく、非常に美しく仕上がっています。

 この状態でも、反対側から見てみました。↓

 銃口正面から見てみました。

 サイトも少し高めです。

 昔のWAのコルトガバメントと違って、スリムになっています。↓

 スライドのノッチ削れ防止対策がされています。

 少しぼやけていますが、スライドストップさせる凹みに、鉄板が入っています。↓

 刻印です。

 シリーズ70とは違い、シンプルな刻印です。↓

木製グリップカスタム

 グリップを、別のメーカーの木製グリップと交換してみました。

 このグリップ、8000円ほどして高かったのですが、大満足です。

 個人的に、ガバメントは、茶色い木製グリップが一番合うように思います。↓

 スライドオープンした状態で、左側から撮影しました。

 グリップも握りやすいように最初から加工さらているのが、これまたお洒落です。↓

 スライドオープン状態で、右側から撮影です。↓

実射性能レビュー

 ウエスタンアームズのver3タイプということで、非常に命中精度が上っています。

 固定ホップということなので、ホップの調整はできないため、弾の重さで調整するようです。

 個体差もあるそうですが、0.25gあたりなら、問題なく発射することができるでしょう。

 私が所持している個体は、0.25gの弾を使用して、40mは水平に飛んでいきました。

 弾道も非常素直で、狙った的にしっかり当たります。

 更に、ウエスタンアームズのマグナブローバックにより、かなりの強さの反動があるので、撃っていてとても楽しくなります。

 他のモデルをサバゲーで一度使ったことがありますが、充分にヒットは取れるガスガンです。

まとめ

 ウエスタンアームズのM1911・コルトガバメント、凄く良かったです。

 見た目の仕上げはもちろん、言うまでもなく素晴らしいうえ、実射性能も昔と比べて大幅に上がっています。

 飾っても良いし、使ってもいい、素晴らしい商品だと思いました。

 今まで、金額的に、ウエスタンアームズの商品に手を出すことは無かったのですが、一度買ってしまうと、やみつきになっていまいます。

 私も、すっかりファンになってしまいました。

 他のメーカーのガスガンでも、メタルアウターバレルなどのカスタムパーツをどんどん組み込んでいけば、それなりの値段になってしまうことから、外観の出来栄えなどを考えると、そう高くもないような気もします。

 とにかく、今後は新品で、違うモデルを購入しようと思います。

タナカ・ルガーP06・レビュー

 タナカ・ルガーP06を中古で購入することができました。

 実銃のルガーP06の詳細はわかりませんが、ルガーP08と違うのは、グリップセーフティが着いていることと、刻印に違いがあることくらいだと思います。

 購入したルガーP06について、レビューしたいと思います。

ルガーP06の外観チェック

 とても状態がいい物を購入することができました。

 銃の左側から観てみます。

 パット見はルガーP08とそんなに変わりませんが、グリップに握り込むことで解除できるセーフティが付いています。

 まるで、コルトガバメントみたいですね↓

 銃の右側からです。↓

 グリップセーフティを少し大きめに撮影してみました。

 これを握り込むことで、トリガーを引いて発射することができます。

 とても繊細で、機械みたいで!美しいですね。↓

 反対側からから観てみたところです。↓

 ルガーP08とは、刻印も違います。

 鷲の刻印がされています。↓

 リアサイトです。

 左側から観たところです。

 こちら、可動するので、調整ができます。↓

 右側からです。

 右側に見えるボタンを押しながら、サイトを前後に調整します。

 (単位はわかりませんが)距離が100メートル(?)、200メートル(?)を狙う場合と変えられるようです。

 エアガンでは100メートルも飛びませんが、当たりやすいように調整するのには役に立つと思います。↓

 サイトを上から観たところです。

 100と書いてあります。

 なんの調整もしていない状態です。↓

 サイトを後ろにスライドさせたところです。

 200と書いてあり、より遠くを狙うときに使えます。↓

 トグル部分の刻印です。↓

 フロントサイトを左側から観たところです。

 サイトは、別パーツではありません。

 アウターバレルと一体になった金型で造られています。

 しかし、よくできています。↓

 フロントサイトを右側から観てみました。↓

 フロントサイト後ろ側です。

 反射防止のための横線の溝が、入っており、狙いやすくなっています。↓

 正面から観たところです。

 マズルフェイスも、こんなふうになっています。

 パーティングラインがあるのが、少しだけ残念です。↓

 銃を後ろから観たところです。↓

実射性能

 ホップパッキンとホップ調節機能に癖があり、遠くを狙う場合には弾が散ったり、下にドロップしたりするので、屋外等の広い場所で遠くを狙うことは非常に難しいでしょう。

 しかし、5m程度の的を狙う場合など、比較的短い距離の的を狙う場合には、非常に精度がいいと思いました。

 今回、ルガーP06は、限定品のようですので、サバゲーでガンガン使う予定はありませんが、屋内フィールドやCQB等の狭い場所では、狙いやすいはずです。

マルゼン・ワルサーP38・飛距離アップカスタム

 マルゼンのガスブローバックハンドガン、

  「ワルサーP38」

を購入しました。

 このワルサーP38ですが、実銃をリアルに再現しており、非常に仕上げも良いと評判が良いので、気になっていました。   

 エアガンとしても、非常に人気があり、すぐに売り切れてしまううえ、中々再販しないので、新品を手に入れることが難しいようです。

 今回、再販されたということで、新品の最新ロット(2021年現在)を手に入れる事が出来たので、さっとレビューして、カスタムしたいと思います。

マルゼン・ワルサーP38の基本データ

全長:215mm

重量:720g

材質:ABS、ジンクダイキャスト等

発射方式:ガスブローバック(アドバンスシュートシステム) 

使用弾:6mmBB弾

装弾数:12発プラス1発(本体チャンバー内)

初速:79m/秒

エネルギー:0.63J

ワルサーP38・外観チェック

 ワルサーP38の外観を観ていきます。

 ABSでできていると思いますが、つや消しがされていて、オモチャっぽさが無くていいですね。↓

 

 箱です。

 これが、2021年現在で、最新ロットです。 

 買うときの目安に↓

 外観、左側から↓

 外観、右側から↓

 セーフティ(安全装置)です。  

 写真のように、「F」→「ファイア」で発射できます。

 レバーを下に下げると、ロックが掛かります。↓

 「S 」で「セーフティ」、ロックが掛かります。↓

マガジンキャッチボタンです。

これを後ろに下げると、マガジンが抜きだせます。↓

 マガジンを抜くときは、こんな感じです。↓

 マガジンを抜いたところです。↓

 マガジンは、シングルカラムなので、薄めにできていて、弾がきれいに1列に入ります。

 1列にしか弾がはいらないので、入る弾が12発と少なめです。↓

 反対側からです。↓

 正面からです。↓

 マガジン後ろ側です。↓

 マガジンのガス注入口です。↓

 スライドオープン状態です。

 スライドオープンとメカっぽくてかなりカッコイイですね↓

 反対側からです。↓

 スライドオープン状態で、上から観てみました。↓

 ホップ調整用の穴です。

 六角レンチで、右回しで、回転が強く掛かります。↓

 フロントサイトです。

 フロントサイトは、金属製で、別パーツになっています。

 かなりきれいな仕上がりです。

 他のサイトを見ると、実銃よりもフロントサイトが低く造られているという意見もあります。

 実銃のフロントサイトの形はよくわかりませんが、マルゼンの物は、エアガンとして少しでも当たるように設計されているかもしれません。↓

 反対側からです。↓

 マズルフェイスです。

 ライフリングもしっかりと再現されています。↓

 正面から観た状況です。↓

 サイトを使うと、こんなふうに見えます。↓

 銃の左側です。

 刻印もしっかりしていて、これも実銃の設計とおりだそうです。↓

 銃の右側です。

 こちらの細かい刻印も、しっかりとされています。↓

ワルサーP38・命中精度・飛距離アップカスタム方法

  「戦民思想」

から、カスタムパーツとして販売されている、

  「サーベルタイガー」

を組み込みます。

 こちらは、マルゼン社のエアガン、ガスガン専用のホップアップパッキンで、飛距離が伸び、弾道も安定します。

 材質は、シリコンでできていて、ゴムとは違い、低温に強いため、寒い時期でも、パッキンが寒さの影響を受けにくいそうです。

(ゴムは、寒いと硬くなってしまい、ホップの回転にも影響が出てしまいます。)

マルゼン・ワルサーP38・分解方法(ホップチャンバー周り)

 説明を見ながら、ここまではできると思いますので、ここから記載します。

 下の写真は、アウターバレルユニットです。↓

バレルユニットのピンを抜きます。

細いドライバーなどの棒を当てて、ハンマー等で軽く叩けば抜けます。

抜いたあとです。↓

 銀色の重りと、板バネを外します。

 普通に手で外せます。

 向きがわからなくならないようにしましょう。

ネジも外します。↓

このパーツも外します。

向きも覚えておきましょう。

銃口が左側だと、この向きです。↓

 

インナーバレルを抜く事ができます。↓

インナーバレルのCリングを外します。↓

インナーバレルの、ホップ関係が収まっている部分です。 

スライドさせれば外れます。↓

ホップ周りが見えました。

すみません、写真だと、透明のパッキンが付いていますが、本当は黒色のホップパッキンが付いています。

透明のパッキンは、戦民思想のサーベルタイガーです。↓

黒色の棒をはめ込みます。↓

 スプリングと、写真のパーツを、ホップパッキン周辺に被せます。↓

先程外した黒いパーツをアウターバレルに被せます。↓

 忘れずに、Cリングをはめ込んで、あとは逆の手順で、元に戻して、作業完了です。

ワルサーP38実射の感想

 結論から言えば、飛距離と精度は、大幅に上がったと思います。

 ホップの調整も悪かったかもしれませんが、若干ホップが強く、0.25gの弾でも、浮き上がっていました。

 しかし、2点保持のホップパッキンの効果で、左右のブレは全然ありません。

 マンターゲットなら、40mでもかなり当たりやすいと思います。

 マルゼンのワルサーP38は、燃費が悪く、冷えやすいという弱点もありますが、カスタムした物なら、飛距離、精度等の性能的にはサバゲーでも使えるエアガンだと思います。

東京マルイ・コルトガバメント・飛距離アップカスタム

 東京マルイのガスブローバックハンドガン、

  「コルトガバメント」

の飛距離をアップさせます。

 飛距離を上げるために、ホップパッキンを交換して、回転力を上げて飛距離を上げます。

 今回は、「メイプルリーフ」の、

  「ワンダーホップアップパッキン」

を組み込みます。

メイプルリーフ・ワンダーホップアップパッキンの硬度

 こちらが、メイプルリーフの

  「ワンダーホップアップパッキン」

です。  

 このパッキンは、

  「面ホップ」(長掛けホップ)

というタイプで、BB弾に対して長く摩擦を掛けます。

 これにより、発射される弾に強く回転が掛かります。

 通常の純正ホップアップパッキンは、出っ張りがあり、それに発射された弾がつまづいて、回転が掛かります。

 これだと、弾に対して摩擦が掛かるのがほんの一瞬だけなので、強く回転が掛かりにくいです。

 メイプルリーフのパッキンは、弾に摩擦を掛ける時間を長くして、強い回転を掛けます。

 このパッキンには硬度があります。

  ○50°(緑色)

  ○60°(黄色)

  ○70°(青色)

  ○75°(赤色)

  ○80°(黒色)

と種類があります。

 ゴムが硬ければ硬いほど、強い摩擦が起きて、強い回転が掛かります。

 使う弾によって、組み込むパッキンを変える必要があります。 

 まあ、多少パッキンと適正重量の弾が違っても、ホップの強さは調整出来るので、さほど問題はないと思います。

 今回は、強めに回転を掛けたいので、

   70°(青色)

を使用します。

分解方法と、パッキンの付け方

 バレルアッセンブルを取り出すのは、説明書を見ながらできると思うので、取り出したあとから始めます。

 ネジを2本外します。↓

 前後にあるので、両方外します。↓

 外しました。↓

 ネジを外したら、ホップチャンバーを2つに割ります。↓

 ホップレバー等も外します。↓

 この黒色のゴムが、純正のホップアップパッキンです。

 これをメイプルリーフのホップアップパッキンと交換します。↓

 メイプルリーフのホップアップパッキンを組み込んだあと、Cリングも忘れずに組み込みます。↓

 下の写真のように、純正ホップアップパッキンには、パッキンの位置を固定する出っ張りがありますが、メイプルリーフのホップアップパッキンには、それがありません。

 この出っ張りが無いため、ホップアップパッキンの位置を決めて固定するのに少し苦労するかもしれません。

 もしホップアップパッキンが斜めに付いてしまえば、回転も斜めに掛かるので、弾が変な方向に飛んでいきます。

 しっかりと銃を構えたときに、地面と水平に弾が飛ぶようにしなければなりません。↓

 メイプルリーフのホップアップパッキンを組み込んだあとは、逆の手順で組み立てます。

 ホップアップレバーも忘れずに組み込みます。↓

 先程外したホップアップチャンバーをはめ込みます。↓

 ネジも締めます。↓

ワンダーホップアップパッキンのレビュー

 某サバゲーフィールドのシューティレンジで、概ねの飛距離を測定しました。

 0.25gの弾を使用して、ホップの加減を調整した上で測定しました。

 50mあたりから少しだけ弾が浮き上がり、60mで落ちる状況でした。

 飛距離は60m、有効射程距離は、50mといったところでしょうか。

 ハンドガンで50m先の的を狙うのは腕が良くないと難しいですが、うまい方なら当てられるでしょう。

 1マガジン打ち切りましたが、発射した弾全て、安定して回転が掛かり、変な方向に飛んでいくような弾はありませんでした。

 サバゲーでも使用してみましたが、遠距離でも電動ガンに撃ち負けないくらいに飛距離は出ていました。

 ホップの位置を固定する特記が無いので、自分でしっかり位置取りをした上で、しっかり組み込むことができれば、非常に良いパッキンだと思いました。

東京マルイ・M45A1・BLACK初速アップカスタム

 東京マルイの

  「M45A1」

の初速を上げたいと思います。

 初速を上げるには、出力を上げたり、バレルをタイトにしたり、伸ばしたり、色々ありますが、今回は、

  「気密を上げる」

方法を取ります。

 シールテープを巻くやり方もありますが、今回は、LAYLAXから出ている、

  「ワイルドユースパッキン」

を組み込み、気密を上げたいと思います。

LAYLAX・ワイルドユースパッキン組込み(M45A1分解方法)

 こちらが、今回組み込む、

  「ワイルドユースパッキン」

です。

 ノーマルのパッキンとの見た目の違いは、色が紫色なくらいでしょうか。↓

 「スライドストップ」を抜き出します。 

 スライドを、写真の位置まで後ろに下げて、固定します。

 銃の右側から、スライドストップが刺さっている部分を押し出すか、スライドストップをうまくつまんで、銃の左側から抜きます。↓

 スライドストップを外したあとは、スライドを前方に引き出します。↓

 「リコイルスプリングガイド」を外します。

 少しだけずらせば、外れます。↓

 あとは、引っ張り出せば簡単に外れます。↓

 「リコイルプラグ」を外します。

 赤い棒で示した側から、押し出します。↓

 こんなふうに抜けるので、取り出します。↓

 「バレルブッシング」を外します。

 付属の専用工具で外します。↓

 「バレルブッシング」を外すための専用工具、「ブッシングレンチ」です。↓

 このように、「バレルブッシング」に、「ブッシングレンチ」をはめ込みます。↓

 写真のとおりに、反時計回りに回せるだけ回します。↓

 回しきったあと、前方に抜き出すことができるので、抜き出します。

 少し硬いので、抜き出すのに苦労すると思いますが、抜けるとこんなふうになります。↓

 「アウターバレル」も前方から抜けるようになるので、抜き出します。↓

 アウターバレル一式です。

 更にこれを分解します。↓

 「アウターバレル」は、ABS(プラスチック)なので、割れないようにうまく広げると、中の金属パーツが抜けます。↓

 アウターバレルから出てきたこちらを分解します。

「+ネジ」を外します。↓

 「六角穴付ネジ」を外します。

 六角レンチで外します。↓

 こんな感じです。↓

 「チャンバーカバー」を外します。

 パカッと外れます。↓

 あとは簡単に手で分解できるので、分解します。↓

 いよいよ今回メインとなる、「Gポップチャンバー」というパーツを交換します。

 この黒色のゴムがそれです。

 これを、カスタムパーツ(ワイルドユースパッキン)と交換します。↓

 元々組み込まれていたパッキンと交換して組み込みました。↓

 「HOPレバー」を組み込み、インナーバレル等を組み立てていきます。↓

 「チャンバーカバー」をはめ込みます。↓

 先程分解するときに外した「六角穴付ネジ」を締めます。↓

 先程外した「+ネジ」も締めます。↓

 あとの組み立ては省略しますが、分解と逆の手順で組み立てれば、完成します。

 問題なく作動(発射)すれば、完了です。

東京マルイ・デザートウォーリアー・レビュー

 今回入手したのは、東京マルイのガスブローバックハンドガン、

  「デザートウォーリアー」

です。

 こちらは、「中古品」であるため、純正とは違い、サイト等を一部カスタムがされています。

 まあ、概ね大きな変化は無いので、レビューします。

デザートウォーリアーの基本データ

全長:203mm

銃身長:95mm

重量:850g(空マガジン装着)

装弾数:28+1発

初速:約72m/s

金額:15800円(税別)

外観等レビュー

 スライドストップです。

 全体が茶色のところ、黒色のパーツはアクセントになっています。

 このスライドストップ、最近のモデルでは大体がそうなのですが、内側に金属パーツが入っており、摩耗しにくい構造になっています。↓

 

 弾切れして、スライドオープン状態になると、このようになります。↓

(黒いアウターバレル、かっこいいですね。)

 サムセーフティです。

 ハンマーが起きているときに、これを上に上げると、安全装置の役割を果たします。↓

 このようになります。↓

 銃の右側にもサムセーフティがあるため、両手どちらでも操作できます。↓

 グリップセーフティで、これを握りながらでないと、トリガーを引くことはできません。

 ガバメント系の銃は、大体このセーフティがついています。↓

 トリガーです。

 穴が空いたデザインです。

 穴により、軽量化されています。↓

 ハンマーです。

 肉抜き加工でしょうか、見た目も良いですし、重さもこの分軽くなります。↓

 アンダーレイルです。

 長さが銃口と同じ位置まであります。

 ライトやレーザーサイト等を装着できます。

 アンダーレイルが標準装備のため、カスタムする前提です。↓

 銃の左側から撮影です。↓

 銃の右側から撮影です。↓

 前から見て見ました。

 銃口は、大きめの銃口と、サプレッサー用のねじ切りがされています。

 アンダーレイルは、前から見ると、「バリ」があるので、そこは少しだけ残念です。

 機能的には全く問題なく使えると思いますが。↓

 銃口正面(マズルフェイス)からです。

 アウターバレルが黒色、本体が茶色で、かなり特徴がある見た目です。

 フロントサイトも集光サイトにカスタムされており、なかなか見やすいと思います。↓

 リアサイトも集光サイトです。

 ここも、中古品と言う事で、前の持ち主がカスタムしたものと思われます。

 これのおかげで、非常に見やすく、素早く狙えます。↓

 フロントサイトです。

 こちらも、かなり見やすいカスタムがされています。↓

 実際に狙ってみると、こんな感じに見えます。

 これでもかなり見やすいですが、屋外の、もっと陽の光が当たる場所なら、更に見やすくなるでしょう。↓

まとめ

 砂漠での戦闘をイメージしてこのカラーになったそうです。

 砂漠(デザート)では、この色なら目立ちにくそうですし、このように戦闘用に特化したのも理に適っているような気がします。

 実射の性能ですが、東京マルイのガスブローバックなので、非常に弾道が安定しており、精度はかなり良いと思いました。

 アンダーレイルも付いているし、実際にサバゲーで使用するのにも、非常に頼もしい相棒になると思います。

 ブローバックのエンジンも、結構新しいのでしょうか、マガジン最後までしっかりガス切れすることなく打ち切れますし、作動もキレがあります。

 見た目は、アンダーレイルにバーディングラインがある事だけが残念ですが、他はきれいに仕上がっています。

 

東京マルイ・M45A1・BLACKレビュー(カスタム品)

 今回、東京マルイの、

   「M45A1・BLACK」

を購入しました。

 中古品で、サプレッサーアダプターが装着されていますが、その他はノーマルの状態なので、そのままレビューします。

実銃のM45A1について

 45口径のコルトガバメントを特殊部隊向けに製造したものです。

 2012年に、MEUピストルの後継で、アメリカ海兵隊に採用されたそうです。

 ・ステンレス製のスライド

 ・20mmレイルドフレーム

を備えています。

 また、グリップは、「G10材・積層削り出しグリップ」と言い、ナイフや銃のグリップに使われ、オイルで汚れてもグリップがしっかり効くそうです。

 サイトも、高く、見やすくなっています。

 リアサイトは、「ノバック社製」の物を採用しており、非常に精度が高いハンドガンに仕上がっています。

東京マルイ・M45A1・基本データ

全長:222mm

銃身長:112.5mm

重量:823mm(マガジン装着時)

金額:18800円

口径:6mm

装弾数:27発+1発 

初速:約70m/s

外観等レビュー

 外観を観ていきます。

 今回は、サプレッサー用のアダプターが付いているので、純正と比べると見た目の印象がかなり変わりますが、それ以外は同じです。

 ブラックタイプに、積層グリップを塗装で再現したグリップがアクセントになっています。

 銃の左側です。↓

 右側です。↓

「サムセフティ」(左)です。

 これが安全装置です。

 これを上に上げると、弾が暴発しないように安全装置を掛ける事ができます。

 ハンマーが後ろに下がっている時だけ、この安全装置を掛ける事ができます。↓

 このように、ハンマーが後ろに下がっている時に、この「サムセフティ」を上に上げると、安全装置が掛かります。↓

「サムセフティ」(右)です。

 反対側にもあるので、右手でも安全装置を掛けることができます。↓

「グリップセフティ」です。

 これを握りながらでないと、発射することができません。

 これを握らず、グリップセフティを押さないままトリガーを引こうとしても、引けません。↓

「スライドストップ」です。

 弾切れしたときには、このレバーが上に上がり、スライドが開いたまま、止まります。↓

 実際に弾切れすると、このような、スライドがオープンした状態で止まります。

 内側が金属になっているので、擦れたりすることで摩耗する心配は無さそうです。↓

 角度を変えてみてみました。

 カッコいいですね。↓

 反対側からも観てみました。↓

「トリガー」です。

 指で引くと、弾が出ます。↓

「アンダーマウントレイル」です。

 ここに、ライト等を付けられます。

 バリも無く、きれいに仕上げられています。↓

マウントレイルを左側から観てみました。↓

 マウントレイルを右側から観てみました。↓

「マガジンキャッチ」(押すとマガジンが外せます)です。↓

 マガジンは、「コルトガバメント」と同じ物です。↓

 正面から観てみました。

 薄い造りに見えますが、弾は27発入ります。↓

 後ろから観てみました。

 バルブがあります。↓

 ガス注入口です。↓

 サイトには、白色のドットがあり、狙いやすいです。

 実際にサイトを観てみると、このように見えます。↓

実射の感想

 まず、スライドを引くときの感触がすごく良いですね。

 「ジャキン」と音がして、クセになります。

 実射してみたのですが、流石は東京マルイの製品、非常に弾道が安定していて、良く当たります。

 エンジンも新型のようで、キレも良いです。

 初速も悪くないので、サバイバルゲームでは非常に頼もしい相棒になると思います。

 バーディングラインもきれいに処理され、見た目も良く仕上げられているので、飾っても良いでしょう。

東京マルイ M45A1 ブラック IMPULSE[インパルス] エアガン 18歳以上用 ガスガン ガスハンドガン

マルシン・南部14年式MAXI(固定ガスガン・8mm)レビュー

 マルシンの固定ガスガン、

  「南部十四年式MAXI」

をレビューします。

 こちらは、固定ガスガンで、

  「8mmBB弾」

を使用します。

南部14年式MAXI・基本データ

○金額:14800円

○全長:205mm

○重さ:700g

○装弾数:700g

○初速:9発

○口径:8mm

南部十四年式MAXI・外観等レビュー

 箱の開封をしていきます。

 この箱は、写真などでカラフルに印刷されています。

 最近のマルシンのガスガンは、シンプルにダンボールの箱で包装されている物が多いですが、結構古い物は、このような箱のものもあります。

 ダンボールのシンプルな箱の方が、渋くていいかなあーと個人的には思います。↓

 中古品ですが、説明もしっかり付属しています。↓

 本体です。

 かなり細身です。↓

 この南部14年式は、

  「前期型」

のタイプを再現しているようです。

 後で部分部分拡大して写真撮影しますが、

  「コッキングノブ」

  「トリガーガード」

の形状に特徴があります。↓

 「十四年式」と刻印されています。↓

 「火」が発射、「安」が安全装置(セーフティ)です。

 右手で銃を持った状態ですので、左手で操作する必要があります。

 片手で操作するのは難しそうです。↓

 「前期型」のコッキングノブです。

 このコッキングノブには、「前期型」と「後期型」で違いがあります。

 下の写真の「前期型」は、縦に2本の溝があります。

 「後期型」は、溝が無く、滑り止のチェッカリングだけと、シンプルになっています。

 後期型で溝が採用されなくなったのは、製造の手間とコストを下げる関係なんですかね?↓

 赤い棒で示した物がトリガーです。

 トリガー自体は、大きめに作られています。

 「トリガーガード」にも、「前期型」と「後期型」で違いがあります。

 下の写真の「前期型」は、丸い形状のトリガーガードです。

 「後期型」は、これが前方に拡大して、より大きな形状になります。

 手袋を着用した状態でも射撃できるように、配慮されているようです。↓

 「マガジンキャッチボタン」です。↓

 マガジンです。

 よく作られています。

 他のエアガンとは違い、「8mm」のBB弾を使用するので、9発と、少なめになってしまいます。↓

 反対側です。

 弾を入れるために下げるレバーは、右側にあります。↓

 マガジンを正面から見ました、↓

 赤い棒で示した部分が、レバーで、これを下に下げて、弾を入れます。↓

 ガス注入口です。↓

 サイトは、こんな感じに見えます。

 リアサイトが独特の形状なので、小さい割には意外と見やすいです。↓

感想

 外観は、バーディングラインもきれいに処理され、時代による形状も再現されており、非常に出来が良いと思いました。

 実射ですが、固定ガスガンというだけあり、燃費が良かったです。

 MAXIのガスガンは初速が高く、パワーで弾をまっすぐ飛ばす印象です。

 実際、8mmの弾で、空気抵抗もそこそこあるはずなのですが、30mくらいはフラットに飛んでいきました。  

 また、8mmの大きな弾が飛んでいくのは、非常に迫力があります。

 実銃と同じ8mmですし。

 ホップチャンバーに問題があるのか、命中精度はさほど良くなく、精密射撃は少し難しいように思いました。

 ただ、これだけの外観で、弾がしっかり出る南部十四年式のエアガンは、他にはないと思います。

 使うというよりは、飾ったりするほうが良い銃なのかもしれません。

タナカ・コルトパイソン(旧ペガサス)弾道安定カスタム(ホップパッキン交換)

 タナカのペガサスガスガン、

   「コルトパイソン」(旧ペガサス)

の、ホップパッキンを交換します。

 旧ペガサスのタナカ純正のコルトパイソンは、どうしても弾が変な方向に行ってしまい、集弾性能が良くないです。

(現行の「Rモデル」は、かなり良いですけどね!)

 旧ペガサスのコルトパイソンのホップパッキンを、

   「東京マルイ」

のパッキンと交換して、集弾性能の向上を目指します。

 今回使うのは、東京マルイのガスブローバック等に使われているホップパッキンで、これを切って、加工して使います。 

 本来であれば、東京マルイのコルトパイソン用のVパッキンを使いたいのですが、これがまた中々手に入らないので、自分でパッキンを加工することとします。

 今回カスタムする銃の外観の写真です。

 今回のパッキンの記事とは関係ないですが、グリップを

   「スネークアイズ」

の物と交換しています。↓

 銃の左側から↓

 銃の右側から↓

ホップパッキンの加工方法

 東京マルイ・ガスガン用のパッキンを加工します。 

 元々の形状は、こんなのです。↓

 このパッキンをハサミで切って、「タナカ・ペガサス」のパッキンと入れ替えて使いたいと思います。

 元々の「タナカ」のパッキンは、こんなのです。↓

 リボルバーの構造上、発射されて、シリンダーから出てきた弾は、インナーバレルに入ってから、ホップパッキンで回転が掛けられます。

 つまり、発射された弾が、パッキンにぶつかり、つまづきます。

 いわゆる「つまづきホップ」というやつです。

 さらに、タナカ純正のホップパッキンは、ゴムが硬いため、発射された弾の弾道が、インナーバレル内部で大きく乱れます。

 このまま銃口から弾が出ていけば、不安定な弾道になってしまいます。

 ここで、比較的柔らかいゴムでできている、東京マルイのパッキンを使います。↓

 加工は、ハサミで切るだけです。

 写真のものは、かなり雑談ですが、ハサミで切って、タナカのホップパッキンのようなワッカにするだけです。

 真ん中の飛び出ている部分が、弾に回転を掛ける部分ですので、ここは残します。↓

 完成した加工済パッキンを、タナカの純正パッキンと入れ替えて、元通りに組み立てれば、作業は完了です。

実射の感想

 実射の感想ですが、かなり弾道は素直になりました。

 リボルバーの構造上、つまづきポップはどうにもなりませんが、東京マルイのパッキンは、ゴムが柔らかいので、だいぶ良くなります。

 ただ、若干回転が弱いような気がしました。

 それでも、0.25gの弾を使用して、概ね水平に30mは飛んでいたので十分ですが。

 固定ホップであり、回転の強度を調整できないことから、飛距離の期待はあまりできないかと思いました。

マルシン・南部14年式(ガスブローバック)レビュー

 マルシンのガスブローバックハンドガン、

  「南部十四年式拳」

を紹介します。

南部十四年式(実銃)

 南部十四年式は、旧日本軍の装備でした。

 「南部 麒次郎」という人が開発した「南部大型自動拳銃」を元に、各部分の見直しがされ、大正14年に、正式に採用されたそうです。

 口径:8mm

 発射方式:ストライカー方式

 内部機構:マウザー(モーゼル)のショートリコイル(プロップアップ)を元にしている

 総生産数:28万丁

だそうです。

 見た目の特徴から、「和製ルガー」と呼ばれることもあるようです。

 「スターム・ルガーMK1」は、この南部十四年式のデザインが参考にされたとか。

 正式採用されてからも、銃に改良が加えられました。

 改良箇所は、

○マガジンセフティ追加

○トリガーガードを丸型から大きなダルマ型に変更

○誤射を防ぐために、ファイアリングピンを改良

○マガジン脱落防止用の板バネを追加

○コッキング・ノブの2本の溝を省略

○木製グリップのすべり止めのスジを25本から17本に変更

等の変更がされています。

マルシン・南部十四年式データ

○発射方式:ガスブローバック(シングルアクション)

○全長:205mm

○重さ:715g

○装弾数:12発

○初速:80m/s前半〜後半

マルシン・南部十四年式拳の外観等レビュー

 箱の開封をして、外観を見ていきます。

 最近のマルシンは、比較的シンプルな箱が多い?ような気がします。

 まあ、中身さえしっかりしてれば良いですけどね。↓

 

 説明書は、8mmBBの物をそのまま使っています。

 経費削減ですかね。↓

 使用方法は同じようです。↓

 中古なんですけど、かなり状態が良く、包装もしてくれていました。↓

 本体です。

 ツヤは少なく、安っぽくないですね。

 HW(ヘビーウエイト)でしょうか、結構しっかりしています。

 この南部十四年式のガスブローバックは、

  「後期型」

を再現しているようです。

  「後期型」

の特徴は、

  ・ボルトの形状

  ・トリガーガーが広くなっている

等、前期型と変更されています。

 細い部分をみていきたいと思います。↓

 「十四年式」の刻印です。

 しっかり深く掘られています。↓

 ボルトです。

 実銃でも、エアガンでも、ここをつまんで後ろに引くことで、弾を装填することができます。

 このボルトは、「前期型」と「後期型」で形状に違いがあり、下の写真は「後期型」になります。

 「前期型」は、このボルトに、写真の向きで、縦に溝があります。

 安全装置(セーフティ)です。

 レバーを「火」に倒すと、発射します。

 レバーを「安」に倒すと、ロックされます。↓

 弾を込めて、ボルトを引いたあとトリガーを引けば、弾が出ます。

 下の写真に一緒に写っている、

  「トリガーガード」

も、「前期型」と「後期型」で違いがあります。

 この「後期型」のトリガーガードは、前方に広くなるように造られています。

 これは、手袋を付けたまま引き金を引くことができるようにするためです。

 ちなみにですが、「前期型」は、もっと狭く、トリガーガードが円形の形状をしています。↓

 マガジンキャッチボタンです。

 グリップの一部分も写っていますが、ABS(プラスチック)でできています。

 これを木製グリップと変えてもいいかも知れません。

(別売りパーツがあるかは分かりませんが)↓

 マガジンです。

 リアルに造られています。

 でもまあ、よくある普通のガスブローバックのマガジンと使い方は同じです。↓

 赤い棒で示した部分がレバーで、これを下に降ろして、弾を入れます。↓

 ガス注入口です。↓

 サイトで狙うと、こんな風に見えます。

 サイト自体は小さく、狙いづらそうですが、リアサイトの形状が、独特で、ピラミッド型に空間ができています。↓

マルシン・南部十四年式・実射レビュー

 室内での実射になります。  

 初速は、80台前半〜後半と、ハンドガンのわりにかなり高めの数値でした。

 ブローバックは、後ろのボルトが動く、他のオートのガスブローバックとは違い、軽いのかと思いきや、しっかりとビシッビシッといった撃ちごたえのある反動でした。

 弾道は、やや弾が散る印象ですが、室内のサバゲーフィールドなど、近い交戦距離では、全く問題無いと思います。

 作動も、特に不具合なく、快調に動きました。

 遠距離での性能にこだわらなければ、他の銃のデザインとは全く違った、この渋い一丁で戦うのも良いですね。

まとめ

 南部十四年式拳銃は、実際に旧日本軍の装備として使われていたことあり、銃自体の歴史も深く、色々調べてみると面白いと思います。

 本物は古い銃で、これをエアガンで再現しているわけですが、古い見た目に非常に美しさを感じます。

 歴史なんかを考えると、骨董品や美術品を扱っているかのような感覚になります。

 銃のデザインの曲線や細身の銃身など、今の銃には中々無いですよね。

 マルシンさん、本当によく再現してくれました。

 ガスガンとしては、全体的には、バーディングラインも無く、ずっしりとしたヘビーウエイトなので、見た目もよくできていますし、コレクションとして、飾っても良いと思いました。

 もちろん、弾が出るので、サバゲーで愛銃として使うのも良いと思います。

東京マルイ・南部十四年式(エアコッキングハンドガン)レビュー

 東京マルイ製のエアコッキングハンドガン、

  「南部十四年式」

を購入することができました。

 東京マルイの南部十四年式拳は、

東京マルイ・南部十四年式データ

○全長:220mm

○重さ:284g

○装弾数:15発

○初速:55m/s

南部十四年式拳の外観等

 今回購入した南部十四年式は、箱あり、説明書ありの、かなり状態が良い物でした。

 絶版品ですし、とても貴重なので、箱から見ていきます。

 箱を開封しました。

 今回購入したものは、本当に状態が良く、銃本体もきれいです。

 ちゃんと弾まで入っています。↓

 昔の東京マルイの説明書です。

 私も、昔のエアガンを買ったときに、この表紙の説明書が入っていました。

 なんだか懐かしい気持ちになります。↓

 本体です。

 プラスチックでできていて、ツヤもあります。

 グリップもプラスチック製ですが、木製グリップ風に作られています。

 細身の銃身とグリップのせいか、スマートに見えます。

 「スタームルガーMK1」とよく似ていますが、スタームルガーMK1のデザインは、南部十四年式拳を参考にしたと言われています。↓

 「十四年式拳」と刻印がされています。↓

 ボルト部分です。

 エアガンでは、この部分を後ろに引くことで、中のポンプのバネを縮め、トリガーを引くことで、発射することができます。

 実銃では、このボルト部分で、概ねの製造された時期がわかります。

 ボルトには、縦に溝が2本入っており、持ちやすくなっています。

 「前期型」

の物の特徴と、言われています。↓

 セーフティです。

 「火」が発射で、「安」がロックです。

 そのままですね。

 トリガーガードの形状も、「前期型」と「後期型」で違いがあります。

 この東京マルイのエアガンのトリガーガードの形状は、大きくなっているので、「後期型」の物です。

 あれ?ボルトは「前期型」なのに、トリガーガードは「後期型」ですね。

 どっちなのでしょうか。

 まあ、おもちゃのエアガンなので、スルーします。↓

 マガジンはここから出します。

 赤い棒で示した部分を左右からつまんで下に引っ張ると、マガジンがするっと抜けます。↓

 マガジンは、いわゆる「割り箸マガジン」というやつです。

 古いタイプのエアガンなので、仕方がないですね。

 赤い棒で示した部分を下に下ろすと、一番下で、カチッと止まります。

 止めてから、上から弾を、ジャラジャラと入れます。↓

 赤い棒で示した部分が、マガジンのレバーのストッパーです。

 弾を入れたあとは、ここを押してしまうと、弾が全て飛び出してしまいます。

 気をつけて本体に収めましょう。↓

南部十四年式の実射レビュー

 エアコッキング式のハンドガンなので、それなりに力は必要ですが、まあ、問題なく引けます。

 コッキングが必要なので、連射は厳しいです。

 ホップは掛かっておらず、ノーマルの状態ですので、弾は飛距離を出すことはできません。

 その代わりに、余計な回転が掛かっていないため、弾は安定しています。

 弾が届く範囲であれば、このようなホップが掛かっていないノーマルのタイプの方が狙いやすいかもしれません。

 実はこの貴重なエアガンを、サバイバルゲームで使用しました。

 CQB戦では、交戦距離が短いこともあり、しっかりと「ヒット」を取ることができました。

 昔のエアガンですが、性能は悪くないと感じました。

東京マルイ・ルガーP08(バイオハザードコードベロニカ)レビュー

 「バイオハザード・コードベロニカ」

の中の使用武器の一つである、

  「アシュフォード ゴールドルガー」

を購入しました。

 この

  「アシュフォード ゴールドルガー」

は、東京マルイと、カプコン(ゲームの会社)かコラボレーションして作ったエアガンで、限定品となります。

バイオハザードのゴールドルガーについて

 バイオハザード・コードベロニカの主要キャラクターの

  「スティーブ」

が使用している武器です。

 このゴールドルガー、ゲームに出てくる、

  「アシュフォード」

という敵が、銃をコレクションしており、そのコレクションしている銃の中から、スティーブが気に入って、勝手に使用しているもの・・・だったような気がします。

 本編のストーリーでは、武器として使用することはできず、キーアイテムとして使用していました。

 「バトルゲーム」

という本編とは別のミニゲームでは、武器として使うことができます。

 ゲームでは、ゾンビの頭を狙うと、クリティカルヒットして、たいてい1発で倒すことができます。

 30ルガー弾を使用し、両手のルガーをほぼ同時に発射する形で発射していました。

東京マルイのゴールドルガーについて

 東京マルイから発売されているゴールドルガーは、

  「エアコッキング式」

です。

 こちらは、昔、東京マルイから発売されていたエアコッキング式の

  「ルガーP08」

をベースに装飾した商品です。

 2丁セットで、両手に持つ形式で使うことになります。

○金額:9980円

○全長:215mm

○重量:347g

○装弾数:15発+1発

○初速:46m/s

ゴールドルガーレビュー

 箱から見ていきます。

 両手にゴールドルガーを持った、スティーブ(バイオハザード出演キャラクター)と、ゴールドルガーのパッケージです。

 エアガンが好きで、バイオハザードのコードベロニカをやったことがある人にとっては、ゲームに出ていた武器が再現されていると、嬉しいですよね。

 こちらは、説明書です。

 使い回しの説明書ではなく、ちゃんと限定品のルガー用の説明書として印刷もされています。↓

 箱から出してみました。

 金色のメッキで、かなりピカピカしています。

 これを両手に持つとは、とてもゴージャスですね。

 グリップも、白地に紺色できれいに仕上がっています。

 グリップを拡大して観てみました。

 白地に、紺色で植物が描かれています。

 マガジンも、シルバーのメッキが施されています。

 美しいですね。

 マガジンを抜いたところです。

 いわゆる、「割り箸マガジン」というやつですね。

 下の部分はシルバーのメッキがされていますが、中身は黒色です。

 中身もシルバーにしたら良かったですね・・・

 この「ゴールドルガー」が発売された頃は、東京マルイのエアコッキング式ハンドガン商品の中でも、「ハイグレードタイプ」といって、リアルサイズに近づけた大きさのマガジンのタイプも存在するので、この「ゴールドルガー」も、「ハイグレードタイプ」にリメイクしても良かったかもしれませんね。

 弾を入れるときは、マガジン左側側面のレバーを下げて、赤い棒で示した部分でカチッと止めてから、弾を上からジャラジャラと入れます。↓

 セーフティは、赤い棒で示した、シルバーの部分です。

 上に上げると、ロックが掛かります。 ↓

 これがスライドです。

 この部分を後ろに引くと、尺取り虫のように、トグルが動きます。

 これで、コッキングができます。↓

 トリガーです。

 ルガーの三日月型のトリガーは、非常に美しいですね。↓

 見た目の感想としては、金色のエアガンがあまりないので、とても目立ちますし、インパクトはあります。

 ただ、銃本体、トリガーなどのバリなどがほとんど処理されておらず、そのままメッキされており、仕上げは雑だと思いました。

 限定品と言うこともあるので、少しくらい金額が上がっても、キッチリきれいに仕上げて欲しかったかなあ、と思います。

 金色のルガーは、他には無いので、それでも欲しくなってしまいますが(笑)

実射の感想

 使用した弾は、付属の0.12gです。

 十歳以上用のエアコッキングハンドガンということもあり、重い弾では飛ばないでしょうし。

 実際に射撃してみると、ホップが掛かっているようで、フワッと少し浮き上がるものの、流石はマルイ製、まっすぐ飛んでいきます。

 フワフワとゆっくり弾が飛んでいく様子は、見ていて面白いです。

 発射音は、「バイン」と、バネの音がしますが、十歳以上用のエアガンなので、発射音自体は大きくありません。

 このルガー、一応、二丁拳銃という事で、両手持ちで使って見ましたが、両手にエアガンを持った状態でコッキングできないことも無かったです。

 ルガーのトグルを引くアクションが、他のエアコッキングハンドガンと違い、人差し指と中指でコッキング出来るので、可能になるのだと思います。

 ルガーだから両手に持っていても、コッキングできました。

マルゼン・ワルサーP99(FS)集弾性能アップカスタム

 マルゼンの固定ガスガン(FSガスガン)である、

   「ワルサーP99」

の集弾性能を向上させるカスタムをします。

カスタムパーツ、KM企画・TNバレル(ワルサーP99FS用)

 マルゼンワルサP99(FS)用のTNバレルが、KM企画から販売されています。  

  ○値段:3000+税

  ○長さ:99mm

  ○内径:6.04mm

 このバレルと、純正のインナーバレルを交換することで、

 ○弾がインナーバレルを通過する際の摩擦が減る

 ○バレルの内径も6.04mmと狭いことで、若干初速も上がる

ようです。

TNバレルの付け方

 マルゼン・ワルサーP99です。

 分解から始めます。↓

 赤い棒で示した箇所に、ピンが刺さっているので、細い棒を当てて、ハンマーで軽く叩くと、抜けます。

 今回の分解に必要なピンは、2本あるので、2本とも抜きます。

 まずは1本目、「フレームピンL」です。↓

 2本目のピン、「フレームピンS」です。↓

 反対側から見たところです。

 ピンをハンマーと細い棒で抜き出したところです。

 ここまで飛び出したら、ペンチで、挟んで抜いちゃいました。↓

 スライドを外します。

 ちょっとだけ引っかかるような感覚がありますが、ほぼ真上に外します。↓

 銀色の金属を外します。

 ネジが8本留まっているので、8本全て外します。↓

 ネジの大きさが違うので、バラバラにならないようにしましょう。

 私は、広いテーブルのうえで、ネジをこのままでの位置関係で置いておきました。

 うまく、混ざらないようにしましょう。↓

 銀色のパーツを外します。↓

 インナーバレル一式を外します。

 黒色のパーツの部分ごと、斜めに引き出せば、外れます。↓

 銀色のU字型の留め具を外します。

 ペンチで、押し込めば、外れます。

(インナーバレルに多少傷がつくと思いますが。)↓

 外すと、こんな感じになります。↓

 銀色のパーツとスプリングも外します。

 前の方にスライドさせれば外れます。↓

 ホップチャンバーの銀色のU字型の留め具が2つあるので、ペンチで押し込んで外します。↓

 こんな感じになります。↓

 ホップチャンバーは、モナカ構造で、縦にパカっと割れます。↓

 こんな感じです。↓

 ホップパッキンを外します。

 よく見ると、内部に、ホップ用の突起があります。↓

 インナーバレルを交換します。

 上の金色のバレルが、純正の物。

 下の銀色のバレルが、TNバレルです。↓

 ホップ窓の形状が違います。

 TNバレルの方は、ホップ窓が丸く穴が開います。↓

 組み立てですが、金色のホップ調整用のネジを忘れずに組み込んで、ホップチャンバーを組み立てます。↓

 インナーバレルを組み込んだら、ネジ穴の位置が合うようにして、銀色のパーツを組み込みます。↓

 組み立てて、試し撃ちして問題なく発射できれば、完了です。

タナカ・コルトパイソン・スネークアイズのレビュー

 タナカワークスのペガサス式ガスガン、

  「コルトパイソン・スネークアイズ」

をレビューします。

スネークアイズの基本データ

○発射方式:ガス、シングルアクション、ダブルアクション

○装弾数:12発

○初速:57〜58m/s

○重さ:638g

○金額:29800円

スネークアイズの外観レビュー

 スネークアイズの、外観から見ていきます。

 スチールフィニッシュのメッキで、黒くピカピカ光っています。

 バーディングラインもしっかり消されていて、非常に美しく仕上がっています。

 反対側からも撮影してみました。↓

 グリップはプラスチック製だと思います。

 黒色のスチールフィニッシュのコルトパイソンに、白色のグリップがよく似合っています。

 銃の左側です。↓

 銃の右前です。↓

 グリップも非常にきれいに出来ています。

 サイコロの目が描かれています。

 グリップ右側は、トランプの絵が描かれています。

 ギャンブルの事はよく分かりませんが、強いカードなんですかねえ。

 エアガンとして、きれいなグリップです。

 本体のグリップ下部に、「EYES144」と刻印されています。

 グリップだけでなく、本体もスネークアイズオリジナルのようです。

 手が込んでいますね。↓

 サイドプレートには、コルトの刻印がされています。

 タナカのスネークアイズは、コルトパイソンRモデルなので、サイドプレートが金属製になっています。↓

 アウターバレルには、

   「SNAKE EYES」

と刻印されています。

 フロントサイトは、オレンジ色になっていて、見た目もきれいですし、素早く狙いやすいです。

 実際に狙ってみると、こんな感じに見えます。↓

タナカのペガサスシステムの良いところ、悪いところ

 タナカのガスリボルバー、

   「ペガサスシステム」

についてです。

 タナカのガスリボルバーは、ガスタンクがシリンダー内部に入っています。

 他のメーカーのガスリボルバーは、グリップ内部にガスタンクが入っています。

 タナカのこのような構造について、

   ○良いところ

   ○悪いところ

を挙げたいと思います。

【良いところ】

①ガスタンクをシリンダー内部に入れることによって、ガスの効率が非常に良くなります。

 シリンダーに入っている弾を、シリンダー内部のガスタンクから、ほぼ直接ガスを吹き付けて発射するので、無駄なガスを使いません。

 ですから、初速が高くなる傾向があり、安定した発射につながります。

 最近のタナカの製品は、パワーが高くなりすぎないように抑えられているようです。

②ガスタンクがシリンダー内部にあることで、銃本体の構造を、限りなく実銃に近い構造にすることができます。

 それにより、スミス&ウエッソン、コルト、スタームルガー等のメーカーによるトリガーフィーリングのリアルな違いを楽しむことができます。

③グリップ内部にガスタンクが無いため、細身のグリップや、実銃用のグリップを付けることができます。

【悪いところ】

①シリンダー内部にガスタンクがあるため、薬莢を使ったリアルなアクションが出来ません。

②初速が高くなりすぎる事です。

 昔のタナカのペガサスは、初速が非常に高く、1J(ジュール)を超えるものもあり、危険でした。

 しかし、現在は、かなり初速を抑えているようです。

スネークアイズの使い方

 スネークアイズの使い方を説明します。

 シリンダーを開けます。

 黄色い棒で示した、「ラッチ」という部分を、後ろに下げます。↓

 ラッチを後ろに下げながら、シリンダーを左側(写真だと手前方向)に押し出します。↓

 シリンダーを開いた状態です。

 これで、弾とガスを入れます。↓

 ガス注入口は、シリンダーの後ろにあります。

 薬莢を模した部分に、一つだけ「GAS」と書いてある穴があります。

 ここに、

  「付属品のガス注入ノズル」

を差し込み、更にそこにガス缶を差し込んで、ガスを入れます。↓

 ガス注入口は、ここですね。↓

 弾は、前から入れます。

 弾を入れるローダーも付属品で付いていますが、手で1つずつ穴に入れても良いと思います。↓

 あとは、撃つだけです。

 ダブルアクションなら、トリガーを引けば、そのまま弾が発射されます。

 シングルアクションなら、ハンマーを起こして、トリガーを引きます。

 どちらも、シリンダーがカチッとしっかり回っています。

 シリンダーが回らなかったり、トリガーが引けなかった旧式のコルトパイソンとは全然違い、確実に作動します。

 信頼性がすごく高くなりました。

感想

 非常に出来が良くて、美しい製品だと思いました。

 バーディングラインも無いですし、メッキもきれいですし、細かな場所にも刻印がされていますし。

 作動の方も、しっかり作動して、弾が出る、素晴らしい出来だと思いました。

 見た目がきれいなのと、限定品という事で、外でサバゲー等で使うのは、少しもったいないですね。

 観賞用に飾ることにします。